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グリゴーロのニューアルバム"npr"でも全曲無料で自由に聞けます ☆ 最近のテノールのCD事情 [CD/DVD/映画]

 前記事で紹介したSonyのグリゴーロ公式サイトに引き続き、10月5日まで"npr"でも全曲無料で自由に聞けます。
"First Listen: Vittorio Grigolo's 'The Italian Tenor'"
 気に入ったらCD買ってね.....ということなんですね。グリゴーロとしても、これで劇場に足を運んでくれる人が増えれば嬉しい....ということなんでしょう。

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 ほぼ同時に、ビリャソン、カウフマンもニューアルバムをリリース、ドイツ語の記事ですが、最近のテノールのCD事情が書かれています。
Ich möchte nicht, dass ihr meine Lieder singt/Zu viele Tenöre verkaufen heute ihre Seele an dubiose Agenturen/Manuel Brug/Die Welt: 25.09.10
 特にカウフマンについて、面白そうなことが書いてあるような......その他、ビリャソン、カレイヤ、ベチャラ、フローレス、ローレンス・ブラウンリー、グリゴーロについても最後に書かれています。

 面白そう....ということで知人が「責任持てないけど.....」と訳してくれました。皮肉っぽいけど、当たっているかも.......カウフマンは、隠れていた=売れない時期が長かったので、今フル回転、ギャラの安いバイロイトには、ドイツ人としては義務的にちょっとだけ出てお茶を濁して....ということなのか....そのへんの真意は分かりませんが、「ヴェリズモ」というアルバムも5月に録音してもう発売ですから、確かにマラソン状態できりきり舞いなのかも......筆者は、ミュンヘン出身で、オペラ歌手関係の著書もあり、音楽評論でも有名な方のようです。

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ヴィットリオ・グリゴーロの初クラシックアルバム "The Italian Tenor"発売にあたってのインタビュー [インタビュー&記事]

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 10月16日には、メトデビューが控えていますが、9月末リリースのアリア集CD"The Italian Tenor"に絡んでのインタビュー記事がいろいろ掲載されています。イギリス、スペイン、フランス、イタリア.....ニューヨークに行く前にロンドンとかパリで販促のためのインタビューを受けているようです。

 このところ、Vittorio Grigoloで検索すると、なぜかカウフマン、ヨナスも一緒に釣れます。なぜだろう....と思ったら、なんと、カウフマンも同時期に「ヴェリズモ」というオペラアリア集をリリースするんですね。グリゴーロがネイティヴかつ選曲がオペラの王道だとすると、カウフマンのはプッチーニは入ってないそうですから、かなりマイナーな歌ばかりで、しかもドイツ人テノールが全曲イタリア語オペラからというのもめずらしい.....一般的にこの手のCDはそれほど売れないことになっていますので、これは、"The Italian Tenor" にぶつける策略はかなり成功するかもしれません。
 「白鳥の騎士からスパゲッティへ......カウフマンはネズミアレルギーなのか.....バイロイトをたった三日でキャンセルして、こんなアルバムを発売しますよ....」という面白いCD紹介もありました。

 カウフマンのことはこのくらいにして、グリゴーロのフランス語のインタビューは、podcastで聞くことができます。実際には、CDからの曲を間にはさんでいて約40分ですが、それを削除して、おしゃべりの部分だけこちらにアップしました(右の音声ファイル)。パリのカフェでお茶をしながらのようで、車の騒音とか、鐘の音が聞こえたりします。フランス語ですが、ちょっとトロヴァトーレの一部"Ah! sì, ben mio"を鼻歌で歌った後、英語になってしまったところが、面白い......たくさん喋ってますが、何を言ってるのか......ライモンディの名前もあがってます.....

★YouTube再生リスト:Vittorio Grigolo - "The Italian Tenor" - Interview 挿入されているアリアは、変更しています。

紹介記事リンク:
★英語:C Music TV meets Vittorio Grigolo (VittorioGrigoloCMusicTVInterview16.9.10-1.pdf)
Vittorio Grigolo talks exclusively to C Music TV about his new album 'The Italian Tenor'
vittorioCloseUpStudioJ1000.jpgCharismatic Italian tenor, Vittorio Grigolo came to C Music TV's London studios this week whilst promoting his new album 'The Italian Tenor'.

★スペイン語;Vittorio Grigolo: «En Mantua, Pavarotti me echó una mano desde el cielo»SUSANA GAVIÑA / MADRID/Día 21/09/2010 - 11.10h
★フランス語:Rencontre avec Vittorio GrigoloPar Marc Zisman/ 21 septembre 2010
★イタリア語:INTERVISTA A VITTORIO GRIGOLO di Nicola Salmoiraghi/Posted on22 settembre 2010
★ハンガリー語:Pavarotti valóra vált jóslata 2010. szeptember 22

関連記事:[CD/DVD]
[インタビュー&記事]
☆チューリヒの三大若手テノール ベチャラ、カウフマン、グリゴーロ
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Vittorio Grigoloのオペラ・アリア集 "THE ITALIAN TENOR" 販売促進 VideoClip ☆全曲アップ [CD/DVD/映画]

◎Vittorio Grigoloのオペラ・アリア集 "THE ITALIAN TENOR" 全曲アップ(2010.9.19)
 グリゴーロのニューCDアルバムの発売日は、9月20日とか28日とかになっていますが、いつの間にかソニーのグリゴーロ公式サイトに全曲アップされました。最近は、こんな大サービスをしてくれるんですね。CDの販売に影響はないってことなんでしょうか......グリゴーロは、皆に聞いてもらえれば満足でしょうが、ソニーはCDが売れなければ利益がないってことはないんですかね......
 トラック10のヴェルディの《IL CORSARO 海賊》"Sì: de’ corsari il fulmine vibrar disegno io stesso"では楽譜にない高音Des(レ♭)を出して盛り上げていますし、トラック4のリゴレットの2幕"Possente amor mi chiama"も最後をD(レ)に上げて決めています。トラック5のファヴォリータ、トラック6のボエーム、トラック15のトロヴァトーレでもそれぞれ定番のハイCが聞けます。これぞイタリアンテノールということでしょうか.....

◎以下2010年8月14日記事
 ヴィットリオ・グリゴーロのクラシック・ファースト・アルバムの "THE ITALIAN TENOR" の宣伝が、本格的にはじまりました。販売促進ビデオクリップもあります。グリゴーロのポップアルバムは、プラチナとかゴールドになっていますから、このアリア集もたくさん売れてクラシックのCDは売れない...という現状を打破して欲しいものです。
 ビデオクリップは"vittoriogrigolo.com/theitaliantenor/"のサイトでどうぞ。パルマの町を散策するグリゴーロ、ローマをVespaで走るグリゴーロ、音楽と初等教育を受けたバチカンの教室訪問や、子供の頃の写真もあります。

[削除]

 今後、ソニー・クラシカルから次々CDアルバムが発売される予定です。契約は、アルバム6枚、そのうち1枚はオペラではなくポップ系だそうです。
 販促用ビデオクリップに、グリゴーロの子供時代の写真がありました。パヴァロッティと一緒の写真は過去記事で紹介しましたが、ドミンゴとの写真もありました。これは、「ドミンゴの録音でもこの役(トスカの羊飼い)を歌うはずでしたが、その間に声変わりしたので実現しなかった」と語っていますから、1992年頃の写真だと思います。それにしても、三大テノールと言われた、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスの皆となんらかのかかわりがあるというのも「特別」ですね。


☆パヴァロッティとは、13才で共演、2007年ワシントン・ナショナルオペラの開幕公演で《ボエーム》を歌うことになり、パヴァロッティが亡くなるちょっと前に会いに行って、いろいろアドバイスを受けたそうです。

☆ドミンゴとは、多分ローマで撮影した《再現トスカ》のことだと思いますが、共演する予定でした。残念なことに、声変わりで実現はしませんでしたが。そして、グリゴーロ自身が自分のオペラのキャリアを決定的にしたと述べている、ワシントン・ナショナルオペラの《ボエーム》、これはドミンゴがその才能に目をつけた結果でしょう。

☆カレーラスとは、直接会っているかどうかはわかりませんが、グリゴーロは、ルパート・クリスチャンセンのインタビューで、「セルジオ・レンディーネの新作オペラ《ロマンツァ》の世界初演で病気のカレーラスの代役に立ったことは、「僕に必要だった自信を与えてくれました。あの後、僕はトップになれると確信しました」と述べています。



関連記事:
[トスカ1990(Pastorello)] パヴァロッティと共演
セルジオ・レンディーネ《ロマンツァ》世界初演(2002.11.21〜28)★写真集カレーラスの代役
[インタビュー&記事]

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メトロポリタン歌劇場 2010/11シーズン《ボエーム》共演者プロフィール [ボエーム La Bohème]

☆キャスト変更です。ムゼッタのクリスティーネ・オポライス Kristine Opolaisが降板、楽しみにしていたのに残念! アメリカ人ソプラノのTakesha Meshé Kizartに。今現在のキャストは、Roberto Rizzi Brignoli指揮/Vittorio Grigolo/Maija Kovalevska/Takesha Meshé Kizart/Fabio Capitanucci/Edward Park/Shenyang/Paul Plishka(2010.9.18)

メトロポリタン歌劇場2008/09《ボエーム》
ミミのマイヤ・コヴァレヴスカ
 先日、メトロポリタン歌劇場2010/11シーズン発表がありましたが、ヴィットリオ・グリゴーロは、《ボエーム》のロドルフォで劇場デビューすることになっています。来シーズンと言っても、10月16, 20, 23, 28/11月1,5日(6公演)ですから、もうすぐです。
 今現在メトでは、今シーズンの《ボエーム》上演中です。ミミはアンナ・ネトレプコ、ロドルフォはピョートル・ベチャラ....ベチャラがメトでは久しく歌われなかったオリジナルの調で"Che gelida manina 冷たい手" を歌いましたので、第一ブログに記事『メト《ボエーム》ベチャラ&ネトレプコ☆正調"Che gelida manina 冷たい手』を書きました。
 こちらでは、ちょっと早いですけど予定されている共演者の情報をまとめておきます。
 主要キャストとしては、ロドルフォがヴィットリオ・グリゴーロ(1977.2.19 -)、ミミにマイヤ・コヴァレヴスカ(1979.9.21 - )、マルチェッロにファビオ・マリオ・カピタヌッチ(1975 - )、ムゼッタは、クリスティーネ・オポライス(1979 - )、ご覧のように若い歌手を揃えています。ソプラノさんは、二人とも美人の生産地ラトビア出身。マイヤ・コヴァレヴスカは、2007年10月に新国で《フィガロの結婚》の伯爵夫人を歌っていますし、クリスティーネ・オポライスは、来シーズン新国で蝶々夫人(2011.6)を歌います。
 演出舞台は、ホセ・カレーラスとテレサ・ストラータスのコンビでも有名なフランコ・ゼッフィレッリのプロダクションです。1981年からメトの人気の舞台となっています。
 指揮のロベルト・リッツィ・ブリニョーリは、ヴィットリオ・グリゴーロとは2008年6月にジュネーヴ大劇場の《ドン・カルロ》で共演しています。

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ルガーノでIRB支援のためのガラコンサート(2010.9.9):ヌッチと共演 [コンサート]

☆主催者ウェブサイトからコンサートの写真を転載。(2010.9.16)

 9月4日と5日のマントヴァでのライヴ・オペラフィルム"Rigoletto"の撮影が終わったばかりですが、ヴィットリオ・グリゴーロは、9日にスイスのイタリア語圏ルガーノでガラコンサートです。共演はレオ・ヌッチ Leo Nucci とメゾのジュリアナ・カステッラーニGiuliana Castellani 。
gri_Lugano_2.jpg
 "Grandi Voci per la Ricerca" と題したコンサートで、2000年に設立されたl'istituto di Ricerca in Biomedicina (IRB 生体臨床医学研究機関 )の10周年を記念して、IRB支援のためのガラコンサートです。

プログラムも発表されています。グリゴーロは、
☆E lui! Desso l'Infante!...Dio, che nell'alma infondere (baritono - tenore) dall’opera Don Carlo
☆Il faut nous séparer (tenore - mezzosoprano) dall’opera Werther
☆La donna è mobile (tenore) dall’opera Rigoletto
☆Maria (tenore) da West Side Story
☆Amapola

AI3E7137.jpgAI3E7129.jpggri_Lugano_1.jpg

メモ:Corriere del Ticinoの記事:Grandi voci per la ricerca/Un concerto lirico di gala a favore della ricerca CdT.ch - Corriere del Ticino.pdf

関連記事:[コンサート、宗教曲]LA_hoff_30.jpg
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(1)Rigoletto a Mantova メイキングとインタビュー ☆ (2)公爵が要求したのは「部屋か妹か」 [リゴレットa Mantova]

(1)Rigoletto a Mantovaメイキングとインタビュー :
 ライヴ・オペラフィルム"Rigoletto a Mantova その時、その場所、再現リゴレット"祭りも終了.....イギリスのBBC2はKatie Derham、フランスのFrance3はAlain Duault、オーストリアのOrf2はMartin Traxlによる独自のメイキングとかインタビューを作成して、同時に放送しました。ありがたいことにYouTubeにアップされています。Orf2は、撮影のリハーサルにも密着取材していて一番面白いかな......



 れいのアンダー君、セバスチャン・ゲーズ Sébastien Guèzeが歌って、グリゴーロは演技だけの練習風景とか、グリゴーロの代わりにセバスチャン・ゲーズが3幕の重唱のピアノリハーサルに参加して歌っている場面とかあります。ゲーズは、代役ということではなくて、グリゴーロが当日万全の体調ではなくても、とにかく出演できるように全面的にフォローするための起用でしょうね。

(2)公爵が注文したのは「部屋か妹か」:
 今回、はじめて気づきました。今までは公爵にそれほど注目していなかったので......3幕冒頭で、公爵がミンチョ河畔の怪しげなスパラフチレの家にやってきて、

公爵「Due cose, e tosto...二つのものを、すぐに.....」
スパラフチレ 「Quali? 何をですか」
公爵「Una stanza e del vino...部屋とワインだ」

という会話があって、有名な「La donna è mobile....」を歌います。

 「部屋」というのは、この後の展開からいうと実際にはおかしい.....これは、ヴェネツィアの検閲官が勝手に台本を書き替えたんだそうです。そこで、最近では、「部屋」ではなく、「Tua sorella お前の妹」というのが一般的になっていますので、今回もグリゴーロは"Tua sorella e del vino..."と言っています。ところが、字幕は、英語もフランス語も昔のまま「部屋」になっていたので気づいた...というわけなんです。けっこういい加減.....

関連記事:[リゴレット]
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マントヴァのリゴレットRigoletto a Mantova (4) :☆NHK放送の件 ☆危ぶまれたグリゴーロ出演 [リゴレットa Mantova]

 マントヴァのリゴレット、全幕とはいきませんでしたが、なんとか、生中継も同時にどきどきしながら見ることができて、よかった、よかったなんですが、「NHKの放送の件」と「グリゴーロの出演はギリギリまでどうなるか分からなかった」という裏話の2点についての備忘録です。

★NHK放送の件
 相変わらず、NHKは、このような世界的文化的イヴェントを無視して放送しませんでした。ところが、なんと下の映像にあるようにクレジットタイトルに「NHK Japan」と表示されているではありませんか。つまりお金を出して放映権は獲得しているということ.....それなのに....私の問合せに対して、なぜ「放送予定はありません」と木で鼻をくくったような回答をよこすのか.....釈然としませんので、再度質問メールを送信、今回は「金を出しているのに放送しないのはどういう理由か、同時中継はなかったが、今後放送予定はあるのか」の2点。
rigoletto_mantova_nhk.jpg

以下NHKからの回答
たびたびお問い合わせ頂き、恐縮です。

マントヴァでの歌劇「リゴレット」再現上演に関してですが、ご指摘の通り、NHKも出資しておりました。複数部署間の情報疎通に不備があり、大変失礼しました。

生中継に関しては、出資に関してぎりぎりの交渉が続いていたこと、国際回線料など、生放送をすることによるコスト・パフォーマンスの悪化、及び、他番組との兼ね合いにより適切な放送枠の確保が困難であったことなどにより、見送りました。

NHKでの放送については、今のところ具体的な予定はありませんが放送権は取得しておりますので、年明け以降、衛星放送での放送を見込んで準備・調整中です。

以上、ご参考になれば幸いです。
今後とも、NHKをご支援いただきますようお願いいたします。
お便りありがとうございました。

音楽・伝統芸能番組部 芸術劇場番組
NHK視聴者コールセンター

★危なかったみたい.....グリゴーロの公爵
ヴィットリオ・グリゴーロは、若くてスマートでマントヴァ公爵の「女にもてる」という条件を満たしている.....と全体的には好評でしたが、歌の方は、かなり苦しそうな部分もありました。フランス語の記事ですので、詳細は分かりませんが.......どうやら、発熱と声がでないという最悪の状態だったようで、ギリギリまで出演が危ぶまれていたようです。ということで万が一の代役がちゃんと準備されていたみたい.....フランス人の若手テノール、セバスチャン・ゲーズ Sébastien Guèze.....知りませんでした......知っていたら気がもめたでしょうけど、知らぬが仏でよかったです。金曜日のリハーサルはこのアンダー君がやったようです。

メモ:セバスチャン・ゲーズ Sébastien Guèze:フランス出身、2006年"Operalia"優勝、可愛いタイプで若く見えるが、30才は過ぎている、31?32?33?.....生年月日を公表しない奴は嫌い!

関連記事:
[リゴレット]
フランス語国際公共総合チャンネル"TV5MondeJapon"で《椿姫》ネット配信
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TV5MONDE Japonでマントヴァのリゴレット Rigoletto a Mantova 放送 [リゴレットa Mantova]

★TV5MONDE Japonで放送 "RIGOLETTO"


1幕:9月11(土) 21:02 解説 (Palazzo Te)
2幕:9月12(日)23:31 解説 (Palazzo Ducale)
3幕:9月13(月) 00:18 解説(Rocca di Sparafucile)

司会:Alain Duault とありますので、「デュオーのおっさんの解説」も放送されるかもしれませんので、また1200円払って見てみようかと思っています。

★新規お申し込みは「お申し込みガイド」から。

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[リゴレット]
フランス語国際公共総合チャンネル"TV5MondeJapon"で《椿姫》ネット配信
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Rigoletto a Mantova (3):ストリーミングで見られそう.....見られました! [リゴレットa Mantova]

★BBCの解説のビデオクリップ、Rigoletto a Mantova - live from Mantua Italy 建物の紹介、出演者のインタビューもあります。(2010.9.6)

★2幕は、理由は分かりませんが、見ることができませんでした。頼みの綱YouTubeにアップされていましたので再生リストに登録しました。自動で順番に再生してくれます。Rigoletto a Mantova Atto2
3幕はベルギーのrtbf.beで無事視聴できました。(2010.9.6)


★ベルギーのrtbf.beで視聴できました。2幕は、5日の午後9時から、3幕は明日、6日の朝6時15分からです。RaiUno, ZDF,BBC2のストリーミングは国内のみなので、日本からは直接視聴できません。(2010.9.5追記)

★最近は、国内限定のストリーミングもあるようで、はじまってみないとなんとも言えませんが、コメントにもあるようにベルギーのrtbf.beでも見られそうです。同時中継ですので徹夜が大丈夫な方は、チャレンジしてみて下さい。(追記)

 ドイツのテレビ局ZDFが新たにスライドショー掲載、公爵は、テノールの役としてはめずらしい女たらしのひどい奴なので、グリゴーロも今までのイメージとは違う感じがします。ルッジェーロ・ライモンディの殺し屋もなかなかさまになっています。

 日本では、同時生中継はありません.....NHKは、たくさんチャンネルを持っているのにこのていたらくはなんなんでしょう。でも、ネットで見られそうです。

Rai Unoでは、ライヴで配信するのではないかと思いますので、放送時間にクリックすれば見られるかもしれませんが、よくわかりません。前記事のコメントを参考にしてください。
第1幕:9月4日(土)20:30 ☆日本時間:9月5日(日)3:30
第2幕:9月5日(日)14:00 ☆日本時間:9月5日(日)21:00
第3幕:9月5日(日)23:15 ☆日本時間:9月6日(月)6:15

ベルギーのrtbf.beでも見られそうです。
☆Samedi 4 septembre : le 1er acte à 20h20 ☆日本時間:9月5日(日)3:20
☆Dimanche 5 septembre : le 2e acte à 14h ☆日本時間:9月5日(日)21:00
☆Dimanche 5 septembre : le 3e acte à 23h20 ☆日本時間:9月6日(月)6:15

ZDFでもライブストリーミング配信するようです。前記事のコメントを参考にしてください。テレビのライヴ放送とは時間がずれています。
第1幕:9月4日(土) 23:55〜01:00(65分)☆日本時間:9月5日(日)午前06:55〜08:00
第2幕、3幕:9月5日 (日) 23:50 〜 01:00(70分)☆日本時間:9月6日(月)6:50〜8:00
mantova.jpgmantova25.jpgmantova18.jpg
mantova27.jpgmantova21.jpgmantova29.jpg
mantova26.jpgmantova32.jpg

写真をまとめたビデオクリップ:
Rigoletto a Mantova 2010 - Trailers - Domingo - Grigolo - Novikova - Raimondi - Surguladze
Rigoletto a Mantova 2010 (3) - Domingo - Grigolo - Novikova - Raimondi - Surguladze
Rigoletto a Mantova 2010 (2) - Domingo - Grigolo - Novikova - Raimondi - Surguladze
Rigoletto a Mantova 2010 (1) - Domingo - Grigolo - Novikova - Raimondi - Surguladze

メモ:
rtbf.be(ベルギー)写真多数
RIGOLETTO a MANTOVA : LE IMMAGINI PRIMA DELLA PRIMA! - Enrico (グリゴーロと電話でやりとり)

Il Rigoletto
   nelle ore e nei luoghi di Mantova   

Zubin Mehta 指揮
Orchestra Sinfonica Nazionale della RAI 

Andrea Anderman制作
Marco Bellocchio 監督
Vittorio Straro 撮影

Placido Domingo(Rigoletto)
Vittorio Grigolo(Duca)
Julia Novikova(Gilda)
Ruggero Raimondi(Sparafucile)
Nino Surguladze(Maddalena)
Gianfranco Montresor(Monterone)
Giorgio Caoduro(Marullo)
Leonardo Cortellazzi(Borsa Matteo)
Giorgio Gatti(Conte di Ceprano)
Kassandra Dimopoulou(Contessa di Ceprano)  

関連記事:[リゴレット]
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ヴィットリオ・グリゴーロの出発点はポレージネ(ヴェネト州のポー川流域)☆はたちの写真 [インタビュー&記事]

 今週末、9月4日と5日にイタリアのマントヴァから世界138ヶ国に生中継される《その時、その場所、再現リゴレット》、世界的に注目されている企画で、ヴィットリオ・グリゴーロの注目度アップ........昔の写真が出て来ました......
foto-vittorio-1.jpg
高校生くらいにしか見えませんが、1997年ということは二十歳、ヴォーカルコーチのダニロ・リゴーザと歌の勉強

 グリゴーロは、13才でパヴァロッティと《トスカ》で共演、パヴァロッティを多いに感動させた....という話しは有名ですが、その後、ものを作ったりも好きだし、カーレーサー(実際にColoniチームのF.3000のレーサーだった)と二股かけていたこともあったし.....と多才ゆえに紆余曲折あったようですが、父親のたっての希望もあって、最終的にオペラ歌手の道を選びました。その時から、今現在も、ダニロ・リゴーザ(バス)が彼の声楽の先生です。

 RovigoOggi.itの記事「フィルム"マントヴァのリゴレット"主演のテノール、ヴィットリオ・グリゴーロのヴォーカルコーチ、ダニロ・リゴーザ の成果....パヴァロッティの後継者は、ポレージネからスタートした」(2010.9.1)に掲載された写真ですが、どんな生徒だったかもちょっと書かれています。ヴェネト州のロヴィーゴは、オペラが盛んで、多くのオペラ歌手を輩出している地域だそうです。グリゴーロは、そこで、声楽のレッスンを受けて、広場とかピッツェリアとかで歌の実地訓練をした....ということで、1997年から2000年にかけて、若いグリゴーロが熱心に歌っていたのを聞いているポレージネの人たちもいるとか。こういう若い頃の訓練が、どこでもどんな状況でも歌えるという自信に繋がっているんでしょうね。


☆写真左:1998年5月、ロヴィーゴのLendinaraのSan Biagio教会でロッシーニの"Petite messe solennelle "、先生のDanilo RigosaとVittorio Grigolo

☆写真中:1997年コンサートの後、Vittorio Grigoloと Danilo Rigosa

☆写真右:1999年7月、Lendinara の広場でロッシーニの《セビリアの理髪師》、アルマヴィーヴァ伯爵に扮するグリゴーロ


関連記事:[インタビュー&記事]

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