NHK -FM Best of Classic -Vittorio Grigolo Recital - 完全版 (2015.10.29 / 19:30〜21:10) netradioでも放送。 [東京リサイタル・公開レッスン関連]
◎FMのネット放送初体験でしたが、大満足です。グリゴーロのおしゃべりはカットされていましたが、ちょっとした解説入りで、楽しめました。ベニアミーノ・ジーリは、グリゴーロのオペラヒーローの一人で一番よく名前をあげるテノールなんですが、映画にも出ていたというのは知りませんでした。(2015.10.30)
2015年6月26日に放送されたBSプレミアム、クラシック倶楽部 ヴィットリオ・グリゴーロ テノール・リサイタルは、約50分に編集された短縮版でしたが、10月29日(木)にFMで放送される「ベストオブクラシック」では、アンコールも含めて全曲放送されます。コスモさんにお知らせいただきました。ありがとうございます。
ネット放送「らじる★らじる」でも聴けます。
NHKラジオのネット放送がはじまった当初(2011年9月)はあまり使い物にならん....と思っていましたがいつのまにか充実してきてるんですね。国内限定で海外から聴けないのは相変わらずみたいですけど。私たち日本人は、海外のをいろいろ聴かせて頂いてるんですけど.....なぜでしょうね。
☆印、BSプレミアムでカットされた曲
関連記事:[東京リサイタル・公開レッスン関連]
2015年6月26日に放送されたBSプレミアム、クラシック倶楽部 ヴィットリオ・グリゴーロ テノール・リサイタルは、約50分に編集された短縮版でしたが、10月29日(木)にFMで放送される「ベストオブクラシック」では、アンコールも含めて全曲放送されます。コスモさんにお知らせいただきました。ありがとうございます。
ネット放送「らじる★らじる」でも聴けます。
NHKラジオのネット放送がはじまった当初(2011年9月)はあまり使い物にならん....と思っていましたがいつのまにか充実してきてるんですね。国内限定で海外から聴けないのは相変わらずみたいですけど。私たち日本人は、海外のをいろいろ聴かせて頂いてるんですけど.....なぜでしょうね。
ベストオブクラシック NHK [FM] 2015年10月29日(木) 午後7:30~午後9:10(100分) ヴィットリオ・グリゴーロ テノール・リサイタル Vincenzo Bellini ベッリーニ: ・ Dolente immagine di fille mia 「フィッリデの悲しげな幻よ」 ・ Vanne, o rosa fortunata 「お行き 幸せなバラよ」 ・ Malinconia, ninfa gentile「マリンコニーア 優しい妖精よ」 ☆Per pietà, bell’idol mio 「お願いだ、私の美しき理想の人よ」 Gioachino Rossini ロッシーニ:da Soirées musicales 音楽の夜会より ・ La danza 「踊り」 Gaetano Donizetti ドニゼッティ: da Il Duca d’Alba 歌劇「アルバ公爵」から ・ Inosservato, penetrava…Angelo casto e bel 「清く美しい天使よ」 Giuseppe Verdi ヴェルディ:da Il corsaro 歌劇「海賊」から ・ Ah sì, ben dite…Tutto parea sorridere 「すべてが微笑んでいるようだった」 ・ Si; de'cirsari il fulmine「海賊の稲妻を」 Francesco Paolo Tosti トスティ: ・ Chanson de l’adieu 「別れの歌」 ・ Pour un baisier「口づけに」 ☆Ideale 「理想の人」 ☆A vucchella 「可愛い口もと」 ☆L’ultima canzone「最後の歌」 Stanislaus Gastaldon ガスタルドン: ・ Musica proibita「禁じられた歌」 Ruggero Leoncavallo レオンカヴァッロ: ☆Mattinata マッティナータ Ernesto De Curtis デ・クルティス: ・ Ti voglio tanto bene「 世界でただひとり君を愛す」 Vincenzo D’Annibale ダンニバレ: ・ ʹO paese d’ ʹo sole「太陽の土地」 アンコール ☆「歌劇“トスカ”から“星はきらめき”」プッチーニ作曲 ☆「歌劇“愛の妙薬”から“人知れぬ涙”」ドニゼッティ作 ☆「オー・ソレ・ミオ」 ディ・カプア作曲 ☆「歌劇“椿姫”から“乾杯の歌”」ヴェルディ作曲 ~東京オペラシティで収録~ (2015年4月10日) |
関連記事:[東京リサイタル・公開レッスン関連]
BSプレミアム:クラシック倶楽部 ヴィットリオ・グリゴーロ テノール・リサイタル(2015.6.26 午前5時00分~午前5時55分) [東京リサイタル・公開レッスン関連]
グリゴーロ来日リサイタル4月10日の公演の収録のハイライト版がBSプレミアムで放送されました。グリゴーロが名刺代わりのリサイタルと言っているように、ベッリーニの歌曲、オペラ、ロッシーニの歌曲、トスティのフランス語の歌曲、自国の有名なカンツォーネという選曲です。
全部じゃないのが残念ですが、このプログラムで、2013年ミラノ・スカラ座を皮切りに2014年NYメト、2015年サンタモニカ、東京、シャンゼリゼ、ゾロトゥルンとリサイタルをしていますが、放送されるのは初めてです.....発売されているCDにはない曲もありますし、NHKには感謝しなくてはなりませんね。
「ヴィットリオ・グリゴーロの日本での初のソロ・リサイタルは、自己紹介の意味をこめたプログラム」とのこと。【収録】2015年4月10日(金)東京オペラシティコンサートホール
プログラム (太字が放送された曲 下線はCDに収録されてない曲)
Vincenzo Bellini ベッリーニ:
Dolente immagine di fille mia 「フィッリデの悲しげな幻よ」
Vanne, o rosa fortunata 「お行き 幸せなバラよ」
Malinconia, ninfa gentile「マリンコニーア 優しい妖精よ」
Per pietà, bell’idol mio 「お願いだ、私の美しき理想の人よ」
Gioachino Rossini ロッシーニ:da Soirées musicales 音楽の夜会より
La danza 「踊り」
(グリゴーロオリジナルのタランテラを披露)
Gaetano Donizetti ドニゼッティ: da Il Duca d’Alba 歌劇「アルバ公爵」から
Inosservato, penetrava…Angelo casto e bel 「清く美しい天使よ」
Giuseppe Verdi ヴェルディ:da Il corsaro 歌劇「海賊」から
Ah sì, ben dite…Tutto parea sorridere 「すべてが微笑んでいるようだった」」
Si; de'cirsari il fulmine「海賊の稲妻を」
Francesco Paolo Tosti トスティ:
Chanson de l’adieu 「別れの歌」
Pour un baisier「口づけに」
Ideale 「理想の人」
A vucchella 「可愛い口元」
L’ultima canzone「最後の歌」
Stanislaus Gastaldon ガスタルドン:
Musica proibita「禁じられた歌」
Ruggero Leoncavallo レオンカヴァッロ:
Mattinata マッティナータ
Ernesto De Curtis デ・クルティス:
Ti voglio tanto bene「 世界でただひとり君を愛す」
(客席からステッキを借りてチャップリンのライムライトのマイム)
Vincenzo D’Annibale ダンニバレ:
ʹO paese d’ ʹo sole「太陽の土地」
(最後の曲です...と挨拶)
*同様のリサイタル:2013年1月7日ミラノ・スカラ座 → 2014年3月9日NYメト → 2015年2月11日サンタモニカ(USA) → 4月5日/10日東京オペラシティー → 4月17日パリ・シャンゼリゼ劇場 → 6月20日ゾロトゥルン(スイス)
関連記事:
リサイタル Solothurn Classics 2015: 輝かしい声とカリスマ......ゾロトゥルン 2015.6.20
シャンゼリゼ劇場でリサイタル(2015.4.17)
[東京リサイタル・公開レッスン関連]
サンタモニカのThe Broad Stageでリサイタル (2015.2.11)
メトでソロ・リサイタル(2014.3.9) :イタリア人テノールではパヴァロッティ以来二人目
Vittorio Grigolo ミラノ・スカラ座リサイタル(2013.1.7)
全部じゃないのが残念ですが、このプログラムで、2013年ミラノ・スカラ座を皮切りに2014年NYメト、2015年サンタモニカ、東京、シャンゼリゼ、ゾロトゥルンとリサイタルをしていますが、放送されるのは初めてです.....発売されているCDにはない曲もありますし、NHKには感謝しなくてはなりませんね。
「ヴィットリオ・グリゴーロの日本での初のソロ・リサイタルは、自己紹介の意味をこめたプログラム」とのこと。【収録】2015年4月10日(金)東京オペラシティコンサートホール
プログラム (太字が放送された曲 下線はCDに収録されてない曲)
Vincenzo Bellini ベッリーニ:
Dolente immagine di fille mia 「フィッリデの悲しげな幻よ」
Vanne, o rosa fortunata 「お行き 幸せなバラよ」
Malinconia, ninfa gentile「マリンコニーア 優しい妖精よ」
Per pietà, bell’idol mio 「お願いだ、私の美しき理想の人よ」
Gioachino Rossini ロッシーニ:da Soirées musicales 音楽の夜会より
La danza 「踊り」
(グリゴーロオリジナルのタランテラを披露)
Gaetano Donizetti ドニゼッティ: da Il Duca d’Alba 歌劇「アルバ公爵」から
Inosservato, penetrava…Angelo casto e bel 「清く美しい天使よ」
Giuseppe Verdi ヴェルディ:da Il corsaro 歌劇「海賊」から
Ah sì, ben dite…Tutto parea sorridere 「すべてが微笑んでいるようだった」」
Si; de'cirsari il fulmine「海賊の稲妻を」
Francesco Paolo Tosti トスティ:
Chanson de l’adieu 「別れの歌」
Pour un baisier「口づけに」
Ideale 「理想の人」
A vucchella 「可愛い口元」
L’ultima canzone「最後の歌」
Stanislaus Gastaldon ガスタルドン:
Musica proibita「禁じられた歌」
Ruggero Leoncavallo レオンカヴァッロ:
Mattinata マッティナータ
Ernesto De Curtis デ・クルティス:
Ti voglio tanto bene「 世界でただひとり君を愛す」
(客席からステッキを借りてチャップリンのライムライトのマイム)
Vincenzo D’Annibale ダンニバレ:
ʹO paese d’ ʹo sole「太陽の土地」
(最後の曲です...と挨拶)
*同様のリサイタル:2013年1月7日ミラノ・スカラ座 → 2014年3月9日NYメト → 2015年2月11日サンタモニカ(USA) → 4月5日/10日東京オペラシティー → 4月17日パリ・シャンゼリゼ劇場 → 6月20日ゾロトゥルン(スイス)
関連記事:
リサイタル Solothurn Classics 2015: 輝かしい声とカリスマ......ゾロトゥルン 2015.6.20
シャンゼリゼ劇場でリサイタル(2015.4.17)
[東京リサイタル・公開レッスン関連]
サンタモニカのThe Broad Stageでリサイタル (2015.2.11)
メトでソロ・リサイタル(2014.3.9) :イタリア人テノールではパヴァロッティ以来二人目
Vittorio Grigolo ミラノ・スカラ座リサイタル(2013.1.7)
インタビュー:レコード芸術 (2015.7月号 78〜81頁) [東京リサイタル・公開レッスン関連]
4月の来日リサイタルの時のインタビューです。「レコード芸術」何年ぶりに買ったかな.......1980年代くらいまで時々買っていたような.....見出しは大げさですけど....「現代最高のイタリアン・テノールのひとりが/ついに日本でその全貌を現す」....中身は、なかなか面白いです.....日本到着直後のインタビューだそうです。
フランスオペラとイタリアオペラの違いとか、グリゴーロの面白い見解を語っています。ポピュラーとオペラについての質問では、やっぱり「オペラに専念します」宣言はそろそろ終わりみたいです。オペラのキャリアを順調に築いたので、今後は、オペラはおさえて、あとはコンサートということなんでしょう。コンサートがどういうコンサートになるのか.....クラシックだけではないということかなぁ.....フローレスとは仲がいいようですが、他に親しいテノールは、と尋ねられて、カウフマン、ドミンゴ、カレヤ、ボチェッリ、グローバン...の名前をあげています。テノール同士って共演することはないけど、同時期に同じところに滞在ってよくあるので、親しくなる機会も多いってことでしょうね。
ちなみにボチェッリとは過去に衝突したとかメディアに書かれたこともあって、ボチェッリに心酔しているファンから「グリゴーロ生意気、大嫌い....」なんて言われてましたが、やっぱりあれはマスコミが勝手にあおったってことですね。
関連記事:若い虎がパヴァロッティの王冠を獲得(2006.3.5)
フランスオペラとイタリアオペラの違いとか、グリゴーロの面白い見解を語っています。ポピュラーとオペラについての質問では、やっぱり「オペラに専念します」宣言はそろそろ終わりみたいです。オペラのキャリアを順調に築いたので、今後は、オペラはおさえて、あとはコンサートということなんでしょう。コンサートがどういうコンサートになるのか.....クラシックだけではないということかなぁ.....フローレスとは仲がいいようですが、他に親しいテノールは、と尋ねられて、カウフマン、ドミンゴ、カレヤ、ボチェッリ、グローバン...の名前をあげています。テノール同士って共演することはないけど、同時期に同じところに滞在ってよくあるので、親しくなる機会も多いってことでしょうね。
ちなみにボチェッリとは過去に衝突したとかメディアに書かれたこともあって、ボチェッリに心酔しているファンから「グリゴーロ生意気、大嫌い....」なんて言われてましたが、やっぱりあれはマスコミが勝手にあおったってことですね。
関連記事:若い虎がパヴァロッティの王冠を獲得(2006.3.5)
グリゴーロの東京リサイタルのプログラム ☆ "Il sole 24ore" のビデオクリップ [東京リサイタル・公開レッスン関連]
桜と共に去って行きました.....3月31日到着、4月11日出発ということは12日間の滞在、その間、2回のリサイタルと公開レッスン.....今までに体験したことのない、グリゴーロならではの前代未聞のリサイタルと公開レッスンでした。過去のリサイタルのレポート、レビュー等で....「じっとしていられない」「舞台を縦横無尽に動き回る」....もちろん好意的に捕らえているレビューが多かったんですが、なんとなく落着きが無いだけかな...なんて思ったりしていました。やっぱり百聞は一見にしかず.....意味もなく動いている訳ではなく、自然なもので、これは楽器に縛られることのない声楽ならではの表現と言えますし、みんなを楽しませ自分も心から音楽を楽しむ、芸術性の高いエンターテイナーと言えると思います。「音楽大使」としての役目を十二分に果たし、感動を残して行きました。今回の来日も、グリゴーロ言うところの「タイミングよく大事なチャンスが回って来て自分の力が認めてもらえる.....一番良い時期、一番良い人々、一番良い場所、が重なった例」ですね。機が熟すのをh待っての来日だったと思います。
最近はプログラムは買わないことにしていますが、特別に買いましたので、ここに残しておきます。資料室なので。プログラムには写真の説明がありませんでしたので説明も付け加えておきます。
プログラムに載っていた写真の中で見たことのなかったのは2枚、バチカン時代のものとヘリコプターを飛ばしている写真。
『9才から13才までシスティーナ礼拝堂のローマ教皇の聖歌隊に所属。そこでは、普通の学校教育に加えて音楽の基礎の全てを教えた。11才からソリストを務め、声楽以外にピアノ、ギター、トランペットを習った。毎日ソルフェージュとカリッシミやパレストリーナを歌い、「音楽を聴衆に示す方法」を学んだ。最終目的は、どんな楽譜でも音叉を 使ってアカペラで歌えるようになることだった。』そうです。また、法王様、ヨハネ・パウロ2世にエスプレッソをお運びした時にローマ歌劇場で「トスカ」に出演するように言われた....そうです。
ヘリコプターに熱中しすぎたのも離婚の原因の一つだと思う….なんて反省していますが、やめられないようです。子供の頃からものを作るのが好きなんだそうです。北イタリアのどこかの街....ヴェローナかなぁ
"Il Sole 24 Ore"のストリーム:
グリゴーロの来日で、オンライン版"Il Sole 24 Ore"にグリゴーロ特集の動画がアップされました。グリゴーロもfacebookでステファノ・カッレール氏に感謝の言葉を述べています。"Il Sole 24 Ore"は、イタリアの老舗経済紙で、ヨーロッパの経済新聞としては、ファイナンシャル・タイムズ紙に次ぐ発行部数の日刊経済紙なんだそうです。
オンライン版は、ラジオや動画(Stream 24)などのコンテンツが充実していて"Pianeta-Giappone" というコーナーでは、ステファノ・カレール東アジア特派員が撮影・編集した動画がアーカイブされています。
日本に長く住んでいて日本通のカッレール氏にとって、観客の熱狂振りが意外だったんでしょう。あの堅物でおとなしい日本人が....って感じだったようです。
こちらに外国人記者に聞く "Il sole 24ore"紙のステファノ・カレール 東アジア特派員の記事があります。
すでに過去記事で紹介済みですが、再掲します。
◎"Il Sole 24 Ore"のサイトに10日のコンサートと7日の公開レッスンの模様がアップ "Il tenore Vittorio Grigolo conquista i giapponesi" されました。近いうちにまたきたいな...スライディングでズボンの膝に穴が開いちゃった...とグリゴーロが嬉しそうに話しています。上は着替えたけどズボンはそのままだったのね。↓画像をクリックするとVideoにリンクしています。
特派員のStefano Carrer氏が取材・編集されていますが、オペラのリサイタルでは考えられない観客の熱狂振りにびっくりしたみたいです。それに日本人は冷静で凄く控えめだという考えを変えなければ....なんて。まあ、グリゴーロだけの特別現象だと思います。
◎"Il Sole 24 Ore"のサイトに練習風景のビデオクリップ "Tokyo, Pasqua italiana con il tenore Vittorio Grigolo"が出ました。↓ 画像をクリックするとリンクしています。
*ヴィットリオ・グリゴーロのインタビューはたくさんありますが、ヴィットリオを知りたい方に、一つお勧めするとしたらこれかな....
”Opera News” 2010年9月号 Vittorio Grigolo :まさしく21世紀の産んだもの、現代の生き物そのもの
最近はプログラムは買わないことにしていますが、特別に買いましたので、ここに残しておきます。資料室なので。プログラムには写真の説明がありませんでしたので説明も付け加えておきます。
エドガルド 2009年5月:アヴィニヨン「ルチア」 |
パストレッロ(パヴァロッティと) 1990年12月:ローマ歌劇場「トスカ」 |
上)2010年4月バレンシア「椿姫」 下)2009年7月:オランジュ音楽祭「椿姫」 |
プログラムに載っていた写真の中で見たことのなかったのは2枚、バチカン時代のものとヘリコプターを飛ばしている写真。
『9才から13才までシスティーナ礼拝堂のローマ教皇の聖歌隊に所属。そこでは、普通の学校教育に加えて音楽の基礎の全てを教えた。11才からソリストを務め、声楽以外にピアノ、ギター、トランペットを習った。毎日ソルフェージュとカリッシミやパレストリーナを歌い、「音楽を聴衆に示す方法」を学んだ。最終目的は、どんな楽譜でも音叉を 使ってアカペラで歌えるようになることだった。』そうです。また、法王様、ヨハネ・パウロ2世にエスプレッソをお運びした時にローマ歌劇場で「トスカ」に出演するように言われた....そうです。
ヘリコプターに熱中しすぎたのも離婚の原因の一つだと思う….なんて反省していますが、やめられないようです。子供の頃からものを作るのが好きなんだそうです。北イタリアのどこかの街....ヴェローナかなぁ
* * * * * *
"Il Sole 24 Ore"のストリーム:
グリゴーロの来日で、オンライン版"Il Sole 24 Ore"にグリゴーロ特集の動画がアップされました。グリゴーロもfacebookでステファノ・カッレール氏に感謝の言葉を述べています。"Il Sole 24 Ore"は、イタリアの老舗経済紙で、ヨーロッパの経済新聞としては、ファイナンシャル・タイムズ紙に次ぐ発行部数の日刊経済紙なんだそうです。
オンライン版は、ラジオや動画(Stream 24)などのコンテンツが充実していて"Pianeta-Giappone" というコーナーでは、ステファノ・カレール東アジア特派員が撮影・編集した動画がアーカイブされています。
日本に長く住んでいて日本通のカッレール氏にとって、観客の熱狂振りが意外だったんでしょう。あの堅物でおとなしい日本人が....って感じだったようです。
こちらに外国人記者に聞く "Il sole 24ore"紙のステファノ・カレール 東アジア特派員の記事があります。
すでに過去記事で紹介済みですが、再掲します。
◎"Il Sole 24 Ore"のサイトに10日のコンサートと7日の公開レッスンの模様がアップ "Il tenore Vittorio Grigolo conquista i giapponesi" されました。近いうちにまたきたいな...スライディングでズボンの膝に穴が開いちゃった...とグリゴーロが嬉しそうに話しています。上は着替えたけどズボンはそのままだったのね。↓画像をクリックするとVideoにリンクしています。
特派員のStefano Carrer氏が取材・編集されていますが、オペラのリサイタルでは考えられない観客の熱狂振りにびっくりしたみたいです。それに日本人は冷静で凄く控えめだという考えを変えなければ....なんて。まあ、グリゴーロだけの特別現象だと思います。
◎"Il Sole 24 Ore"のサイトに練習風景のビデオクリップ "Tokyo, Pasqua italiana con il tenore Vittorio Grigolo"が出ました。↓ 画像をクリックするとリンクしています。
*ヴィットリオ・グリゴーロのインタビューはたくさんありますが、ヴィットリオを知りたい方に、一つお勧めするとしたらこれかな....
”Opera News” 2010年9月号 Vittorio Grigolo :まさしく21世紀の産んだもの、現代の生き物そのもの
グリゴーロ 2015年4月に来日か!(2014.10.19 第一報 ) ☆ 日程4/5と4/10 オペラシティー(2014.11.3) ☆ 企画・招聘元の正式発表(2014.11.5) ☆ 日本のファンにビデオメッセージ(2015.1.22) ☆ 公開レッスン開催(2015.4.7) ☆ 到着 (3/31) ☆ レビュー☆ビデオクリップ [東京リサイタル・公開レッスン関連]
◎"Il Sole 24 Ore"のサイトに10日のコンサートと7日の公開レッスンの模様がアップ "Il tenore Vittorio Grigolo conquista i giapponesi" されました。近いうちにまたきたいな...スライディングでズボンの膝に穴が開いちゃった...とグリゴーロが嬉しそうに話しています。上は着替えたけどズボンはそのままだったのね。↓画像をクリックするとビデオにリンクしています。
特派員のStefano Carrer氏が取材・編集されていますが、オペラのリサイタルでは考えられない観客の熱狂振りにびっくりしたみたいです。それに日本人は冷静で凄く控えめだという考えを変えなければ....なんて。まあ、グリゴーロだけの特別現象だと思います。
◎10日のリサイタル行ってきました。とりあえず速報です。BSプレミアムで6月に放送されます。アンコールの部分もカットしないで放送してくれるかな....絶対全部放送して欲しい。
今日は、サイン会は無し、アンコールは「トスカ」からパヴァロッティに捧げる "lucevan le stelle"、勉強のためピッツエリアとかレストランで歌った「愛の妙薬」の "Una furtiva lagrima" それからイタリア人テノールの定番 "'O sole mio".....それでもお客さんが帰ろうとせず、スタンディングオベーションなりやまず....スカレーラとこちょこちょ相談して、椿姫のBrindisi "Libiamo " ソプラノの部分も歌ったりして、皆も手拍子....楽しかった。グリゴーロが両手を上げると皆が拍手、下ろすと止まる....これが面白くて何度もやって喜んでいました。観客とのコミュニケーションがうまく行ったって感じですね。これで終わりと分かっていても、去りがたい人が多くて、拍手が続き、あら、一人で出てきました....黒のTシャツに着替えて、舞台前に詰め寄って来た人たちと握手....もうたくさんいてめんどう....端から端までスライディングしてテニスの選手みたいにタッチ、タッチ、タッチ.....お茶目振り発揮。他にもいろいろ花束を投げたり.....本当に可愛いですね、性格も。きっと日本が気に入ってまた来てくれるような気がします。
プログラムは、どの曲も観客は固唾をのんで聞きいっていました。グリゴーロの声とスカレーラのピアノの音が消えるまで。こんなに緊張感のあるリサイタルってあったかなぁ。グリゴーロは一曲一曲演じていました.....たった15分の休憩をはさんでの密度の濃いプログラムでしたが、まだまだ演奏を聴いていたかったですね。「やっぱり並ではなかったグリゴーロ」でした。(2015.4.10)
☆レビュー、レポート:(見つけ次第追加)
・ヴィットリオ・グリゴーロ テノール・リサイタル2015 / 音楽・映画ライターの小田島久恵(2015.4.7追記)
・ヴィットリオ・グリゴーロ / 音楽ジャーナリストの伊熊よし子(2015.4.5)
◎テイト・コーポレーションによれば、4月5日終演後のサイン会は400名もの長蛇の列だったそうです。
◎4月5日、一日目のリサイタル、会場を沸かせて終わったようです。いつものように舞台を動き回っての演奏だったようですが、観客受けは良かったようです。日本の観客は意外と柔軟性があるんだな....とほっとしました。アンコールは4曲、人知れぬ涙、星は光りぬ、アヴェ・マリア、オー・ソレ・ミオ。終演後のサイン会も盛況だったようです。
いずれ日経新聞にでもレビューを書かれるのではないかとおもいますが、音楽ジャーナリストの伊熊よし子さんのブログにレポートが掲載されました。今後レビュー等見つけ次第追記します。
☆レビュー、レポート:
・2015.04.05 Sunday / ヴィットリオ・グリゴーロ
◎4月7日の公開レッスンの受講者と曲目が発表されました。各受講者2曲準備してその場でグリゴーロがどちらか選ぶそうです。
☆受講者と曲目
■工藤翔陽(テノール/昭和音楽大学大学院修士課程2年):フェデリーコの嘆き(アルルの女)/ 人知れぬ涙(愛の妙薬)
■小野寺光(バス・バリトン/昭和音楽大学大学院修士課程2年) :外套の歌(ボエーム) / 少しばかりその目を開け(フィガロの結婚)
■尾形志織(ソプラノ/藤原歌劇団準団員) :あの人の優しい声が~香炉が.. (ルチア) / おかしいわ!おかしいわ!~(椿姫)
■井出司(テノール/藤原歌劇団団員):燃える心を(椿姫) / この剣の役目です(カプレーティとモンテッキ)
■山内政幸(テノール/藤原歌劇団団員):そうだ、お前達の言う通りだ…(ヴェルディの海賊)/ ああ太陽よ昇れ(ロメオとジュリエット)
◎来ました! 28日メトの「マノン」最終公演を終えて、31日午後6時半頃到着したようです。ぴあクラシックのtwitter に到着した証拠写真とグリゴーロのfacebookに《Blossom time! Love Japan. So happy to be here!》というメッセージと一緒に桜の写真....夕方すでに薄暗いので多分ケヤキの大木の後方に見えるのが桜だと思います。東京近辺の桜はもう満満満開、散る前に来られてよかったね.....
◎公開レッスンの聴講チケット好評発売中!
4/7「ヴィットリオ・グリゴーロ 声楽公開レッスン」開催
2015年4月7日(火) 18:30開講
会場:昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
講師:ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)
ピアノ:ヴィンチェンツォ・スカレーラ
通訳:田口道子
出演:藤原歌劇団団員/昭和音楽大学大学院生(予定)
主催:公益財団法人日本オペラ振興会
昭和音楽大学
≪聴講券取扱≫詳細はこちら
*ちなみに会場の席数は1367席ですので希望の方はお早めに....
◎速報!(yuhkoさんからお知らせ頂きました)
☆ヴィットリオ・グリゴーロとヴィンチェンツォ・スカレーラの豪華レッスン 開催
2015年4月7日(火)18:30~(予定)テアトロ・ジーリオ・ショウワ
[聴講料] 一般 1,500円 (詳細は2月上旬発表予定 !!)
これは楽しみですね。レクチャー大好きみたいですから、呼ばれれば喜んで飛んで行っちゃうようです。
関連記事:
「ロメオとジュリエット」の合間にパフォーミングアーツ専門学校でレクチャー
マーマン・スクールの子供たちと(2013.10.24)
メトのSingers’ Studio でもレクチャーやっちゃってますヨ
◎クラシック音楽情報誌 月刊「ぶらあぼ」にもグリゴーロの紹介記事と「ぶらあぼ」の読者へのビデオメッセージが掲載されました。
◎Tateが、グリゴーロからの日本のファンへのメッセージをYouTubeにアップしました。
◎Tateから日本公演のトレイラーがYouTubeにアップされました。
◎今日11月13日から一般発売です。いつも思いますが、早すぎるんですよ....せいぜい3ヶ月前でいいんじゃないの。後援としてイタリア大使館が付け加えられています。かなり余裕のスケジュールなので、ミラノで開催されるEXPO2015の宣伝とかもするのかな....日伊協会でなにかやるとか....突然教会に現れて歌ったりすることもあるし.....
2014年3月9日のメトでのソロリサイタルの面白いビデオを見つけました。4個細切れでアップされていて順番がよくわからないのですが、つなげてYouTubeにアップしました。スカラ座では2時間半のプログラムにアンコール40分(歌ったのは4曲)でしたが、メトでは"Una Furtiva Lagrima" "Non di scordar di me" "O Sole Mio"3曲歌いました。多分その合間の動画だと思います。お客さんがなかなか帰らないのでどうしようって感じかな....ちょっと踊ってみせたり.....
テイト・コーポレーションからの発表がありましたが、プレリザーブと同様の日程、チケットです。プロフィールに出演したオペラハウスがざーっと書いてありますが、シドニー(オペラじゃなくてコンサート)を入れるんだったらウィーンとかパリとかミュンヘンもあるんだけど.....
このチケット料金の設定って、3種類しかなくてしかもほとんど差がないし、ピアノ伴奏のリサイタルにしては高いと思いますね。*カウフマンに比べば安いですけど....ちょっと変ですね。無料券でも配るのかな.....それとも団体がきたりして。
*カウフマンのピアノ伴奏リサイタル:S席 ¥26,000/A席 ¥22,000/B席 ¥18,000/C席 14,000)
参考:
◎スカラ座のリサイタル(ピアノ伴奏)のチケットはどの歌手も皆同じで、6段階で5000円〜780円
◎シャンゼリゼ劇場のコンサート(オケ伴)は、6段階で最安席は一律5€(710円)ですが、最高値は歌手によって様々です。ちなみに最高値の最高値が2万5千円(175€)でカウフマンとバルトリ、次が2万円(140€)でグリゴーロ、ビリャソン、ゲオルギュー、その次が1万7千円(125€)でネトレプコ、そのまた次が(95€)9千円でカレイヤ、という設定です。(2014.11.6追記)
◎「いち早プレリザーブ」とかで日程等分かりました。
4月5日(日)と10日(金)、会場は、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル、ピアノ伴奏は、ヴィンチェンツォ・スカレーラ、S席¥18500、A席¥17000、B席¥15000
チケット代の幅がなさすぎ....これって後からC席とか出るってことですか。(2014.11.4追記)
グリゴーロが日本でリサイタルという情報が。来年の4月で詳細は未定だそうですが、内容は2013年のスカラ座、2014年のメトと同じプログラムのようです。ということはピアノ伴奏はヴィンチェンツォ・スカレーラ Vincenzo Scaleraでしょう。下の予定は各劇場のシーズン発表のものですので、メトの「マノン」以下は100パーセント確定ではありませんが、スカラ座はインタビューで出演すると言っていますので確定だと思います。メトの「マノン」が3月28日が最終日ですので、来日するとしたら4月の上旬の可能性が高いです。
呼び屋はテイト・コーポレーション、信頼できる呼び屋かしら?お金集めのファンクラブなんか絶対に作らないで下さいよ。
「初来日公演決定!」とありますが、来たことあるんだけど....日本にはミラノ・スカラ座の公演で2003年に来日してます。スカラ座とは言え「ウェストサイド・ストーリー」の公演でしたので、オペラファンの間では、全く話題になりませんでした。ニュースステーション(あの頃のニュースステーションは久米宏で来日中のアーティストをゲストに呼んでいました)にも出たんだそうです。見たかった....
関連記事:
メトでソロ・リサイタル(2014.3.9)
Vittorio Grigolo ミラノ・スカラ座リサイタル(2013.1.7) プログラム有り
ヴィンチェンツォ・スカレーラ Vincenzo Scalera (2014.9.22)
《ウェスト・サイド・ストーリー》トニー:ミラノ・スカラ座2003
オペラ歌手のトニー...ホセ・カレーラスとヴィットリオ・グリゴーロ... オペラ歌手とミュージカル
ミラノ・スカラ座版《West side story》の初日直前記事(2003.7.1)と"Archivio La Scala"からの写真
特派員のStefano Carrer氏が取材・編集されていますが、オペラのリサイタルでは考えられない観客の熱狂振りにびっくりしたみたいです。それに日本人は冷静で凄く控えめだという考えを変えなければ....なんて。まあ、グリゴーロだけの特別現象だと思います。
(2015.4.11)
* * * * * *
◎10日のリサイタル行ってきました。とりあえず速報です。BSプレミアムで6月に放送されます。アンコールの部分もカットしないで放送してくれるかな....絶対全部放送して欲しい。
今日は、サイン会は無し、アンコールは「トスカ」からパヴァロッティに捧げる "lucevan le stelle"、勉強のためピッツエリアとかレストランで歌った「愛の妙薬」の "Una furtiva lagrima" それからイタリア人テノールの定番 "'O sole mio".....それでもお客さんが帰ろうとせず、スタンディングオベーションなりやまず....スカレーラとこちょこちょ相談して、椿姫のBrindisi "Libiamo " ソプラノの部分も歌ったりして、皆も手拍子....楽しかった。グリゴーロが両手を上げると皆が拍手、下ろすと止まる....これが面白くて何度もやって喜んでいました。観客とのコミュニケーションがうまく行ったって感じですね。これで終わりと分かっていても、去りがたい人が多くて、拍手が続き、あら、一人で出てきました....黒のTシャツに着替えて、舞台前に詰め寄って来た人たちと握手....もうたくさんいてめんどう....端から端までスライディングしてテニスの選手みたいにタッチ、タッチ、タッチ.....お茶目振り発揮。他にもいろいろ花束を投げたり.....本当に可愛いですね、性格も。きっと日本が気に入ってまた来てくれるような気がします。
プログラムは、どの曲も観客は固唾をのんで聞きいっていました。グリゴーロの声とスカレーラのピアノの音が消えるまで。こんなに緊張感のあるリサイタルってあったかなぁ。グリゴーロは一曲一曲演じていました.....たった15分の休憩をはさんでの密度の濃いプログラムでしたが、まだまだ演奏を聴いていたかったですね。「やっぱり並ではなかったグリゴーロ」でした。(2015.4.10)
* * * * * *
☆レビュー、レポート:(見つけ次第追加)
・ヴィットリオ・グリゴーロ テノール・リサイタル2015 / 音楽・映画ライターの小田島久恵(2015.4.7追記)
・ヴィットリオ・グリゴーロ / 音楽ジャーナリストの伊熊よし子(2015.4.5)
* * * * * *
◎テイト・コーポレーションによれば、4月5日終演後のサイン会は400名もの長蛇の列だったそうです。
(2015.4.6)
* * * * * *
◎4月5日、一日目のリサイタル、会場を沸かせて終わったようです。いつものように舞台を動き回っての演奏だったようですが、観客受けは良かったようです。日本の観客は意外と柔軟性があるんだな....とほっとしました。アンコールは4曲、人知れぬ涙、星は光りぬ、アヴェ・マリア、オー・ソレ・ミオ。終演後のサイン会も盛況だったようです。
いずれ日経新聞にでもレビューを書かれるのではないかとおもいますが、音楽ジャーナリストの伊熊よし子さんのブログにレポートが掲載されました。今後レビュー等見つけ次第追記します。
☆レビュー、レポート:
・2015.04.05 Sunday / ヴィットリオ・グリゴーロ
(2015.4.5)
* * * * * *
◎4月7日の公開レッスンの受講者と曲目が発表されました。各受講者2曲準備してその場でグリゴーロがどちらか選ぶそうです。
☆受講者と曲目
■工藤翔陽(テノール/昭和音楽大学大学院修士課程2年):フェデリーコの嘆き(アルルの女)/ 人知れぬ涙(愛の妙薬)
■小野寺光(バス・バリトン/昭和音楽大学大学院修士課程2年) :外套の歌(ボエーム) / 少しばかりその目を開け(フィガロの結婚)
■尾形志織(ソプラノ/藤原歌劇団準団員) :あの人の優しい声が~香炉が.. (ルチア) / おかしいわ!おかしいわ!~(椿姫)
■井出司(テノール/藤原歌劇団団員):燃える心を(椿姫) / この剣の役目です(カプレーティとモンテッキ)
■山内政幸(テノール/藤原歌劇団団員):そうだ、お前達の言う通りだ…(ヴェルディの海賊)/ ああ太陽よ昇れ(ロメオとジュリエット)
(2015.4.4)
* * * * * *
◎来ました! 28日メトの「マノン」最終公演を終えて、31日午後6時半頃到着したようです。ぴあクラシックのtwitter に到着した証拠写真とグリゴーロのfacebookに《Blossom time! Love Japan. So happy to be here!》というメッセージと一緒に桜の写真....夕方すでに薄暗いので多分ケヤキの大木の後方に見えるのが桜だと思います。東京近辺の桜はもう満満満開、散る前に来られてよかったね.....
(2015.3.31)
* * * * * *
◎公開レッスンの聴講チケット好評発売中!
4/7「ヴィットリオ・グリゴーロ 声楽公開レッスン」開催
2015年4月7日(火) 18:30開講
会場:昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
講師:ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)
ピアノ:ヴィンチェンツォ・スカレーラ
通訳:田口道子
出演:藤原歌劇団団員/昭和音楽大学大学院生(予定)
主催:公益財団法人日本オペラ振興会
昭和音楽大学
≪聴講券取扱≫詳細はこちら
*ちなみに会場の席数は1367席ですので希望の方はお早めに....
(2015.2.24)
◎速報!(yuhkoさんからお知らせ頂きました)
☆ヴィットリオ・グリゴーロとヴィンチェンツォ・スカレーラの豪華レッスン 開催
2015年4月7日(火)18:30~(予定)テアトロ・ジーリオ・ショウワ
[聴講料] 一般 1,500円 (詳細は2月上旬発表予定 !!)
これは楽しみですね。レクチャー大好きみたいですから、呼ばれれば喜んで飛んで行っちゃうようです。
関連記事:
「ロメオとジュリエット」の合間にパフォーミングアーツ専門学校でレクチャー
マーマン・スクールの子供たちと(2013.10.24)
メトのSingers’ Studio でもレクチャーやっちゃってますヨ
(2015.1.28)
* * * * * *
◎クラシック音楽情報誌 月刊「ぶらあぼ」にもグリゴーロの紹介記事と「ぶらあぼ」の読者へのビデオメッセージが掲載されました。
(2015.1.24)
◎Tateが、グリゴーロからの日本のファンへのメッセージをYouTubeにアップしました。
(2015.1.22)
◎Tateから日本公演のトレイラーがYouTubeにアップされました。
(2014.12.12)
◎今日11月13日から一般発売です。いつも思いますが、早すぎるんですよ....せいぜい3ヶ月前でいいんじゃないの。後援としてイタリア大使館が付け加えられています。かなり余裕のスケジュールなので、ミラノで開催されるEXPO2015の宣伝とかもするのかな....日伊協会でなにかやるとか....突然教会に現れて歌ったりすることもあるし.....
2014年3月9日のメトでのソロリサイタルの面白いビデオを見つけました。4個細切れでアップされていて順番がよくわからないのですが、つなげてYouTubeにアップしました。スカラ座では2時間半のプログラムにアンコール40分(歌ったのは4曲)でしたが、メトでは"Una Furtiva Lagrima" "Non di scordar di me" "O Sole Mio"3曲歌いました。多分その合間の動画だと思います。お客さんがなかなか帰らないのでどうしようって感じかな....ちょっと踊ってみせたり.....
(2014.11.13追記)
* * * * * *
テイト・コーポレーションからの発表がありましたが、プレリザーブと同様の日程、チケットです。プロフィールに出演したオペラハウスがざーっと書いてありますが、シドニー(オペラじゃなくてコンサート)を入れるんだったらウィーンとかパリとかミュンヘンもあるんだけど.....
|
このチケット料金の設定って、3種類しかなくてしかもほとんど差がないし、ピアノ伴奏のリサイタルにしては高いと思いますね。*カウフマンに比べば安いですけど....ちょっと変ですね。無料券でも配るのかな.....それとも団体がきたりして。
*カウフマンのピアノ伴奏リサイタル:S席 ¥26,000/A席 ¥22,000/B席 ¥18,000/C席 14,000)
参考:
◎スカラ座のリサイタル(ピアノ伴奏)のチケットはどの歌手も皆同じで、6段階で5000円〜780円
◎シャンゼリゼ劇場のコンサート(オケ伴)は、6段階で最安席は一律5€(710円)ですが、最高値は歌手によって様々です。ちなみに最高値の最高値が2万5千円(175€)でカウフマンとバルトリ、次が2万円(140€)でグリゴーロ、ビリャソン、ゲオルギュー、その次が1万7千円(125€)でネトレプコ、そのまた次が(95€)9千円でカレイヤ、という設定です。(2014.11.6追記)
* * * * * *
◎「いち早プレリザーブ」とかで日程等分かりました。
4月5日(日)と10日(金)、会場は、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル、ピアノ伴奏は、ヴィンチェンツォ・スカレーラ、S席¥18500、A席¥17000、B席¥15000
チケット代の幅がなさすぎ....これって後からC席とか出るってことですか。(2014.11.4追記)
グリゴーロが日本でリサイタルという情報が。来年の4月で詳細は未定だそうですが、内容は2013年のスカラ座、2014年のメトと同じプログラムのようです。ということはピアノ伴奏はヴィンチェンツォ・スカレーラ Vincenzo Scaleraでしょう。下の予定は各劇場のシーズン発表のものですので、メトの「マノン」以下は100パーセント確定ではありませんが、スカラ座はインタビューで出演すると言っていますので確定だと思います。メトの「マノン」が3月28日が最終日ですので、来日するとしたら4月の上旬の可能性が高いです。
2014-15シーズン: ☆ ROH「愛の妙薬」(11.18〜12.13) 確定 ☆ OSMクリスマスコンサート(12.16/18) 確定 ☆ メト「ホフマン物語」(2015.1.12〜2.5)確定 ☆ メト「マノン」(2015.3.9〜3.28)確定 ◎日本でリサイタル、このあたりかな.... (2015年4月上旬) ☆ シャンゼリゼ:リサイタル(2015.4.17) ほぼ確定 ☆ オビエド:ヴェルディのレクイエム(2015.4.26) ☆ スカラ座「ルチア」(2015.5.28〜6.11) ほぼ確定 ☆ スカラ座「ボエーム」(2015.8) ほぼ確定 ☆ スカラ座「愛の妙薬」(2015.9) ほぼ確定 |
呼び屋はテイト・コーポレーション、信頼できる呼び屋かしら?お金集めのファンクラブなんか絶対に作らないで下さいよ。
「初来日公演決定!」とありますが、来たことあるんだけど....日本にはミラノ・スカラ座の公演で2003年に来日してます。スカラ座とは言え「ウェストサイド・ストーリー」の公演でしたので、オペラファンの間では、全く話題になりませんでした。ニュースステーション(あの頃のニュースステーションは久米宏で来日中のアーティストをゲストに呼んでいました)にも出たんだそうです。見たかった....
関連記事:
メトでソロ・リサイタル(2014.3.9)
Vittorio Grigolo ミラノ・スカラ座リサイタル(2013.1.7) プログラム有り
ヴィンチェンツォ・スカレーラ Vincenzo Scalera (2014.9.22)
《ウェスト・サイド・ストーリー》トニー:ミラノ・スカラ座2003
オペラ歌手のトニー...ホセ・カレーラスとヴィットリオ・グリゴーロ... オペラ歌手とミュージカル
ミラノ・スカラ座版《West side story》の初日直前記事(2003.7.1)と"Archivio La Scala"からの写真
グリゴーロの公開レッスン:3時間休憩無しの熱血指導 天真爛漫お茶目ぶりも発揮 (2015.4.7) [東京リサイタル・公開レッスン関連]
◎昭和音楽大学のfacebookに公開レッスンの写真が3枚掲載されました。右の写真は、そのうちの一枚。
◎レッスンを受けたソプラノの尾形 志織さんのブログ *Shiori Ogata 公式BLOG *に公開レッスンの感想がアップされています。
4月7日、昭和音大のテアトロ・ジーリオ・ショウワで公開レッスンが行われました。おそらくこの様な観客を入れての一般公開のレッスンはグリゴーロは初めてだと思います。観客は声楽専門の方とか学生さん、それから私のような普通のオペラ好きの人たち、けっこうたくさんいらしてました。
私が、ヴィットリオ・グリゴーロの存在を知ったのが、2008年6月、その時から、彼の声、歌い方に惹かれてネットで追っかけを始めました。グリゴーロについてはじめて書いたブログの記事が「ワシントンのジェンナーロはヴィットリオ・グリゴーロに...オペラ+ポップス歌手☆13才ボーイソプラノ」。海外に行ってまでの追っかけはめんどくさい(実は出不精)のでしませんでしたから、この公開レッスンが初生グリゴーロです。でもなんか初めてって感じがしませんでした。
6時開場で、6時半からでしたが、6時数分過ぎにグリゴーロが一人でフラフラと現れてピアノを即興で弾き始めました。グリゴーロって「ピアノ大好き」なので、ピアノがあるとすぐ弾いちゃうようです。サックスのモノマネ風(これはお得意でよくやる)の鼻歌、口笛まじりで20分くらい弾いてました.....次にステージに腰掛けて英語でペラペラ話しはじめて、かなり喋った後、客席に向かって「英語分かる? 何語で喋る?」なんて言ってたらあわてて通訳さんが出て来てイタリア語になりました。pausaの重要性、comunicazioneの大切さ、知識の使い方、音楽の功用、今日は他のことは考えないで僕に集中してね....
*グリゴーロの即興演奏に興味のある方は、ほんの一部ですが....こちらを
クリック
公開レッスンは、受講生の方たちは大変だったと思いますが、見ている方は、面白い、楽しい、圧倒されっぱなし、長年ネットで追っかけしていますので、まあ、普通の公開レッスンということはないな、多分止まらなくなって時間も延びるぞ.....と想像していましたが、案の定、トイレタイムも無しの3時間でした。通訳兼進行係の方が、5分だけでも休憩とりましょうか....と提案しましたが却下、そのとき最前列の女性二人が多分トイレに行こうとして席を立ったら、グリゴーロ「どこへいくの、帰っちゃダメ」と引き止め、「ふざけてごめんね」だって。進行係の方が「トイレに行きたい方はどうぞ」とフォローしていました。
お手本歌って喋って3時間ぶっ続けで一番疲れたのはグリゴーロでしょうね。最後には「お腹すいたよぉ〜」って日本語で、「声が残ってたらコンサートやるよ」だって。
受講生は5人
■工藤翔陽(テノール/昭和音楽大学大学院修士課程2年):フェデリーコの嘆き(アルルの女)/ 人知れぬ涙(愛の妙薬)
■小野寺光(バス・バリトン/昭和音楽大学大学院修士課程2年) :外套の歌(ボエーム) /少しばかりその目を開け(フィガロの結婚)
■尾形志織(ソプラノ/藤原歌劇団準団員) :あの人の優しい声が~香炉が.. (ルチア) /おかしいわ!おかしいわ!~(椿姫)
■井出司(テノール/藤原歌劇団団員):燃える心を(椿姫) /この剣の役目です(カプレーティとモンテッキ)
■山内政幸(テノール/藤原歌劇団団員):そうだ、お前達の言う通りだ…(ヴェルディの海賊)/ ああ太陽よ昇れ(ロメオとジュリエット)
どんな内容だったか...文章にするのは面倒なので、思い出せるだけ箇条書きで。
・最初の工藤君、上着、シャツまで脱がされちゃいました。後の方は、上着とネクタイはずしただけで許してもらってました。
・歌っちゃダメ、気持ちを表現して
・Vecchia zimarra" の学生さんには、「やっと自分のアリアが歌えるって喜んじゃだめ、気持ちを考えて....」
・受講生全員に共通することは、「口を母音のOオーの形にして、口の中のスペースを最大にして声は頭頂に響かせること」グリゴーロもお手本を見せながら受講生の顎を下に引っ張るように両手でなでるわ、とにかく密着指導.....自分の身体を楽器にする声楽って凄い....こうやって日々鍛錬するんだな.....頭が下がります
・正しく声を響かせられれば、大きな声も弱音も楽に出せる...今のままの発声だと歌手生命短いよ....なんて言われていた学生さんも
・ルチアを歌ったソプラノさん、なかなかよかった....グリゴーロにいろいろ言われてたけど、めげずに挑戦して良くなった部分もあったし。グリゴーロのルチアもよかった.....
・グリゴーロの腹筋を受講生に叩かせながら歌ってましたが、「もっと強く、もっと強く」ってバンバン叩いても声が揺れない強靭な腹筋....声の響かせ方、支え方を体験させてました
・身体に力が入ってちゃダメだけど、指の先までエネルギーが伝わるように、システィーナ礼拝堂の天井画のように
・オペラ歌手はバレエダンサーのようにどこを使うといいのか、どうなるのかよく知らないとダメ
・ブレスは表現としてのブレスもある
・受講生それぞれに「ウチでどういう発声練習してるの?」って聞いて、やり方をアドバイス
・椿姫の「燃える心を」は僕のレパートリーだよ....って歌ってくれた
・「ロメオとジュリエット」の受講生に「今まで何回くらい恋をしたことあるの?」口ごもっていたら、「観客のことは気にしないで教えて」「ええ!11回も...それが本当だったら、僕はひざまずいちゃうよ」
・「ジュリエット出て来て、出て来て....っていう気持ちで歌ってね」、と情感たっぷりにお手本をちょっと歌ってくれました
・「ロメオとジュリエット」を歌った受講生は、恰幅のいいちょっと頭の薄いテノールさんでしたが、「ロメオより、カヴァラドッシとか.....アイーダもいいかも、声的にもロメオなんかよりもっと英雄的なものの方がいいと思うよ、選曲も大切」
やっぱり型破りな公開レッスンでした。声楽専門の方たちにとっては当たり前のことを教えているんでしょうけど、素人には凄く面白い内容でした。
4/7「ヴィットリオ・グリゴーロ 声楽公開レッスン」開催
2015年4月7日(火) 18:30開講
会場:昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
講師:ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)
ピアノ:ヴィンチェンツォ・スカレーラ
通訳:田口道子
出演:藤原歌劇団団員/昭和音楽大学大学院生(予定)
主催:公益財団法人日本オペラ振興会
◎レッスンを受けたソプラノの尾形 志織さんのブログ *Shiori Ogata 公式BLOG *に公開レッスンの感想がアップされています。
(2015.4.18)
* * * * * *
4月7日、昭和音大のテアトロ・ジーリオ・ショウワで公開レッスンが行われました。おそらくこの様な観客を入れての一般公開のレッスンはグリゴーロは初めてだと思います。観客は声楽専門の方とか学生さん、それから私のような普通のオペラ好きの人たち、けっこうたくさんいらしてました。
私が、ヴィットリオ・グリゴーロの存在を知ったのが、2008年6月、その時から、彼の声、歌い方に惹かれてネットで追っかけを始めました。グリゴーロについてはじめて書いたブログの記事が「ワシントンのジェンナーロはヴィットリオ・グリゴーロに...オペラ+ポップス歌手☆13才ボーイソプラノ」。海外に行ってまでの追っかけはめんどくさい(実は出不精)のでしませんでしたから、この公開レッスンが初生グリゴーロです。でもなんか初めてって感じがしませんでした。
6時開場で、6時半からでしたが、6時数分過ぎにグリゴーロが一人でフラフラと現れてピアノを即興で弾き始めました。グリゴーロって「ピアノ大好き」なので、ピアノがあるとすぐ弾いちゃうようです。サックスのモノマネ風(これはお得意でよくやる)の鼻歌、口笛まじりで20分くらい弾いてました.....次にステージに腰掛けて英語でペラペラ話しはじめて、かなり喋った後、客席に向かって「英語分かる? 何語で喋る?」なんて言ってたらあわてて通訳さんが出て来てイタリア語になりました。pausaの重要性、comunicazioneの大切さ、知識の使い方、音楽の功用、今日は他のことは考えないで僕に集中してね....
*グリゴーロの即興演奏に興味のある方は、ほんの一部ですが....こちらを
クリック
公開レッスンは、受講生の方たちは大変だったと思いますが、見ている方は、面白い、楽しい、圧倒されっぱなし、長年ネットで追っかけしていますので、まあ、普通の公開レッスンということはないな、多分止まらなくなって時間も延びるぞ.....と想像していましたが、案の定、トイレタイムも無しの3時間でした。通訳兼進行係の方が、5分だけでも休憩とりましょうか....と提案しましたが却下、そのとき最前列の女性二人が多分トイレに行こうとして席を立ったら、グリゴーロ「どこへいくの、帰っちゃダメ」と引き止め、「ふざけてごめんね」だって。進行係の方が「トイレに行きたい方はどうぞ」とフォローしていました。
お手本歌って喋って3時間ぶっ続けで一番疲れたのはグリゴーロでしょうね。最後には「お腹すいたよぉ〜」って日本語で、「声が残ってたらコンサートやるよ」だって。
受講生は5人
■工藤翔陽(テノール/昭和音楽大学大学院修士課程2年):フェデリーコの嘆き(アルルの女)/
■小野寺光(バス・バリトン/昭和音楽大学大学院修士課程2年) :外套の歌(ボエーム) /
■尾形志織(ソプラノ/藤原歌劇団準団員) :あの人の優しい声が~香炉が.. (ルチア) /
■井出司(テノール/藤原歌劇団団員):燃える心を(椿姫) /
■山内政幸(テノール/藤原歌劇団団員):
どんな内容だったか...文章にするのは面倒なので、思い出せるだけ箇条書きで。
・最初の工藤君、上着、シャツまで脱がされちゃいました。後の方は、上着とネクタイはずしただけで許してもらってました。
・歌っちゃダメ、気持ちを表現して
・Vecchia zimarra" の学生さんには、「やっと自分のアリアが歌えるって喜んじゃだめ、気持ちを考えて....」
・受講生全員に共通することは、「口を母音のOオーの形にして、口の中のスペースを最大にして声は頭頂に響かせること」グリゴーロもお手本を見せながら受講生の顎を下に引っ張るように両手でなでるわ、とにかく密着指導.....自分の身体を楽器にする声楽って凄い....こうやって日々鍛錬するんだな.....頭が下がります
・正しく声を響かせられれば、大きな声も弱音も楽に出せる...今のままの発声だと歌手生命短いよ....なんて言われていた学生さんも
・ルチアを歌ったソプラノさん、なかなかよかった....グリゴーロにいろいろ言われてたけど、めげずに挑戦して良くなった部分もあったし。グリゴーロのルチアもよかった.....
・グリゴーロの腹筋を受講生に叩かせながら歌ってましたが、「もっと強く、もっと強く」ってバンバン叩いても声が揺れない強靭な腹筋....声の響かせ方、支え方を体験させてました
・身体に力が入ってちゃダメだけど、指の先までエネルギーが伝わるように、システィーナ礼拝堂の天井画のように
・オペラ歌手はバレエダンサーのようにどこを使うといいのか、どうなるのかよく知らないとダメ
・ブレスは表現としてのブレスもある
・受講生それぞれに「ウチでどういう発声練習してるの?」って聞いて、やり方をアドバイス
・椿姫の「燃える心を」は僕のレパートリーだよ....って歌ってくれた
・「ロメオとジュリエット」の受講生に「今まで何回くらい恋をしたことあるの?」口ごもっていたら、「観客のことは気にしないで教えて」「ええ!11回も...それが本当だったら、僕はひざまずいちゃうよ」
・「ジュリエット出て来て、出て来て....っていう気持ちで歌ってね」、と情感たっぷりにお手本をちょっと歌ってくれました
・「ロメオとジュリエット」を歌った受講生は、恰幅のいいちょっと頭の薄いテノールさんでしたが、「ロメオより、カヴァラドッシとか.....アイーダもいいかも、声的にもロメオなんかよりもっと英雄的なものの方がいいと思うよ、選曲も大切」
やっぱり型破りな公開レッスンでした。声楽専門の方たちにとっては当たり前のことを教えているんでしょうけど、素人には凄く面白い内容でした。
4/7「ヴィットリオ・グリゴーロ 声楽公開レッスン」開催
2015年4月7日(火) 18:30開講
会場:昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
講師:ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)
ピアノ:ヴィンチェンツォ・スカレーラ
通訳:田口道子
出演:藤原歌劇団団員/昭和音楽大学大学院生(予定)
主催:公益財団法人日本オペラ振興会
グリゴーロ来日インタビュー(4/1 Yoshiko Ikuma のブログ) ☆ 朝日新聞夕刊(4/2) ☆ リハーサルのビデオクリップ(4/3) ☆ BSフジで...密着取材(4/4) ☆ 日経新聞(2015.4.6夕刊) [東京リサイタル・公開レッスン関連]
◎日経2015.4.6夕刊:
ヴィットリオ・グリゴーロさん 日本で初のソロ公演
オペラ聴衆若返りへ使命感
「ピアノ伴奏によるソロ公演では自然体の純粋な自分を感じてほしい」
「ベルカントの大使としてオペラの聴衆を若返らせたい」
『ポップスもクラシックも同じ歌という言語。ジャンルにこだわらない」
「オペラの美しさ、過去の偉大な音楽作品の素晴らしさを伝えたい」
「自分の限界に挑む」
*記事全文は右の写真をクリックするとリンクしています
◎BSフジの放送みました。グリゴーロのインタビューはイタリアのストリーミングサイト "Il Sole 24 Ore" と同時に収録したものでした。
しかし、あらららら吃驚! ヨナス・カウフマンの追っかけの石戸谷結子氏が出て来ちゃいましたよ......
グリゴーロのリハーサルの様子とインタビューはほんのちょっとで、後はメトのHD上映の宣伝でした。
右の映像はリハーサルのために池袋の東京音楽大学にやって来たグリゴーロ。→
*右のビデオクリップが見られない場合はこちら..ビデオクリップ mov
インタビューで喋ったのは.....
◎BSフジの新番組『華大の知りたい!サタデー』のエンタメのコーナーで「初来日公演を行う超イケメンの世界的テノール歌手に密着!世界の女性を虜にするヴィットリオ・グリゴーロの魅力に迫る。」を放送するらしい。おおげさだよね....「初来日公演を行う世界的テノール歌手に密着!ヴィットリオ・グリゴーロの魅力に迫る。」で充分でしょ。放送は土曜日の21:00~21:55です。
◎"Il Sole 24 Ore"のサイトに練習風景のビデオクリップが出ました。画像をクリックするとリンクしています。
◎朝日新聞夕刊「グリゴーロ、魅惑の声 伊のテノール、初独演」という見出しでリサイタルとマスタークラスの紹介記事。(2015.4.2)
3月31日夕方、東京に到着したことはすでに記事にしましたが、音楽ジャーナリストの伊熊よしこさんのブログにインタビューの模様が掲載されました。このインタビューは「日経新聞」とヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書く予定だそうです。
☆記事はこちら →2015.04.01 Wednesday / ヴィットリオ・グリゴーロ
年齢が違ってますね.....グリゴーロは37才じゃなくてもう38になっちゃってますけど....お父さんと来日しているそうです。離婚後は親孝行してるんですね。
『今後はコヴェントガーデンでアントニオ・パッパーノ指揮により、マスネの「ウェルテル」をうたう予定だそうだ。』ということでROHでは(多分)来シーズン「ウェルテル」を歌うことは間違いないようです。昨年は3月31日にシーズン発表があったんですが、今年はまだありません......噂ではシャルロッテは、ジョイス・ディドナートとアンジェラ・ゲオルギュー.....ソプラノのゲオルギューが???なんですが、彼女はアラーニャとCDを録音していますし、ウィーンで劇場デビュー(3/5,9,13)もしているので、噂は本当かもしれません。
ヴィットリオ・グリゴーロさん 日本で初のソロ公演
オペラ聴衆若返りへ使命感
「ピアノ伴奏によるソロ公演では自然体の純粋な自分を感じてほしい」
「ベルカントの大使としてオペラの聴衆を若返らせたい」
『ポップスもクラシックも同じ歌という言語。ジャンルにこだわらない」
「オペラの美しさ、過去の偉大な音楽作品の素晴らしさを伝えたい」
「自分の限界に挑む」
*記事全文は右の写真をクリックするとリンクしています
(2015.4.7)
* * * * * *
ダウンロードは🎥こちら |
しかし、あらららら吃驚! ヨナス・カウフマンの追っかけの石戸谷結子氏が出て来ちゃいましたよ......
グリゴーロのリハーサルの様子とインタビューはほんのちょっとで、後はメトのHD上映の宣伝でした。
右の映像はリハーサルのために池袋の東京音楽大学にやって来たグリゴーロ。→
*右のビデオクリップが見られない場合はこちら..ビデオクリップ mov
インタビューで喋ったのは.....
「人の心を揺さぶる歌声」 私が使っている”声”という楽器は 時代遅れなのかもしれない でもこの楽器は人の心をゆさぶることが出来る 機械じゃなく本物なのだから | |
「過酷なステージ」 声という楽器は 体中のエネルギーを使います だから公演が終わって 舞台を降りると (声は大丈夫だけど体が) くたくたになってしまいます | |
「ストイックな生活」 テノール歌手である以上 タバコなんて絶対ダメなんです でも実はバカンスに行くと 一本くらい吸ってしまうんです 懺悔します オペラ歌手の喫煙についての記事: オペラ歌手と喫煙:グリゴーロのゲストブックから オペラ歌手と喫煙 -その2 -:ヘビー・スモーカーですけどそれがなにか...ルネ・パペ | |
ということで「お茶目なイケメンスター」 というマスコミのネーミング スタジオでのコメントは 「なんかオペラの方って恰幅のいい方っていうのがまずイメージにあるんですけど普通のなんかアスリートですもんね、筋肉質な」 それから「徴兵義務免除第一号」であることを紹介していましたが、詳しいいきさつはこちらの記事 |
(2015.4.6)
* * * * * *
◎BSフジの新番組『華大の知りたい!サタデー』のエンタメのコーナーで「初来日公演を行う超イケメンの世界的テノール歌手に密着!世界の女性を虜にするヴィットリオ・グリゴーロの魅力に迫る。」を放送するらしい。おおげさだよね....「初来日公演を行う世界的テノール歌手に密着!ヴィットリオ・グリゴーロの魅力に迫る。」で充分でしょ。放送は土曜日の21:00~21:55です。
◎"Il Sole 24 Ore"のサイトに練習風景のビデオクリップが出ました。画像をクリックするとリンクしています。
(2015.4.3)
* * * * * *
◎朝日新聞夕刊「グリゴーロ、魅惑の声 伊のテノール、初独演」という見出しでリサイタルとマスタークラスの紹介記事。(2015.4.2)
* * * * * *
3月31日夕方、東京に到着したことはすでに記事にしましたが、音楽ジャーナリストの伊熊よしこさんのブログにインタビューの模様が掲載されました。このインタビューは「日経新聞」とヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書く予定だそうです。
☆記事はこちら →2015.04.01 Wednesday / ヴィットリオ・グリゴーロ
年齢が違ってますね.....グリゴーロは37才じゃなくてもう38になっちゃってますけど....お父さんと来日しているそうです。離婚後は親孝行してるんですね。
『今後はコヴェントガーデンでアントニオ・パッパーノ指揮により、マスネの「ウェルテル」をうたう予定だそうだ。』ということでROHでは(多分)来シーズン「ウェルテル」を歌うことは間違いないようです。昨年は3月31日にシーズン発表があったんですが、今年はまだありません......噂ではシャルロッテは、ジョイス・ディドナートとアンジェラ・ゲオルギュー.....ソプラノのゲオルギューが???なんですが、彼女はアラーニャとCDを録音していますし、ウィーンで劇場デビュー(3/5,9,13)もしているので、噂は本当かもしれません。
雑誌:「音楽の友 2015.3月号」Vittorio Grigolo 来日にあたってのインタビュー記事 (2015.1.14) ☆ その他の来日前インタビュー記事 [東京リサイタル・公開レッスン関連]
写真の撮影が1月14日になっていますので、「ホフマン物語」公演中のインタビューですね。
特に目新しい話はありませんが、いつもグリゴーロが言っていることですが、日本語で読めるのが嬉しいです。「ホフマン物語」のホフマンについて、フランスオペラについて、4月のリサイタルについて、リサイタルではヴィットリオのいろいろな面を感じて欲しいそうです。(文・取材=小林伸太郎/NY在住))
「音楽の友」を購入したのは9年ぶりかな.....まだ健在だったのね、ですけど.....ドイツのオペラ雑誌のように、ネットで記事をバラ売りしてほしいです。
メモ:今までブログで取り上げた「音楽の友」記事(2006年)
『音楽の友』の常識
特別記事『モンテカルロ音楽紀行』(音楽の友)
「これぞイタリア的!」イメージのアーティスト:『音楽の友』
◎その他の来日前インタビュー記事:
・ブレイク中のテノール歌手、来日迫る 2015/4/2
取材・文:岸 純信(オペラ研究家)
(ぶらあぼ+Danza inside2015年1月号から)
・オペラや音楽だけが与える大きな感動。皆さんを本当の旅へお連れしたい
Vittorio Grigoloインタビュー
テイト・コーポレーション TATECORPORATION
写真:13才のヴィットリオ、パヴァロッティと→
特に目新しい話はありませんが、いつもグリゴーロが言っていることですが、日本語で読めるのが嬉しいです。「ホフマン物語」のホフマンについて、フランスオペラについて、4月のリサイタルについて、リサイタルではヴィットリオのいろいろな面を感じて欲しいそうです。(文・取材=小林伸太郎/NY在住))
「音楽の友」を購入したのは9年ぶりかな.....まだ健在だったのね、ですけど.....ドイツのオペラ雑誌のように、ネットで記事をバラ売りしてほしいです。
メモ:今までブログで取り上げた「音楽の友」記事(2006年)
『音楽の友』の常識
特別記事『モンテカルロ音楽紀行』(音楽の友)
「これぞイタリア的!」イメージのアーティスト:『音楽の友』
◎その他の来日前インタビュー記事:
・ブレイク中のテノール歌手、来日迫る 2015/4/2
取材・文:岸 純信(オペラ研究家)
(ぶらあぼ+Danza inside2015年1月号から)
・オペラや音楽だけが与える大きな感動。皆さんを本当の旅へお連れしたい
Vittorio Grigoloインタビュー
テイト・コーポレーション TATECORPORATION
写真:13才のヴィットリオ、パヴァロッティと→