ヴェルビエ音楽祭2014:ハーディング指揮「外套」と「ドン・カルロ3幕/4幕」 (2014.7.27) Medici.tv で生中継 [ドン・カルロ]
◎レビュー:«Don Carlo» aux voix éloquentes
Medici.tv のチャンネルに宣伝用のビデオクリップがアップされました。全曲見てね!ということで「概要」にリンクしています。親切ですね。
私がアップしたグリゴーロの抜粋版(下の動画)は、Believe Musicとかが「映像と音声のコンテンツ 管理者」として著作権を主張してきましたが、全体ではなく19:09からなので、この部分に関して、Verbier Festival あるいは、Medici.tvから著作権を得ているということなんでしょう。なので、私が作った動画にも宣伝が入ることになります。(2014.7.30)
◎全曲ご覧頂けます......http://www.medici.tv/#!/daniel-harding-il-tabarro-don-carlo-verbier-festival (201407.29)
◎ グリゴーロのドン・カルロの部分だけの動画を作りました。4幕イタリア語版の3、4幕ですので、フィリッポもロドリーゴもエボリもエリザベッタもすてきな長いアリアがありますが、カルロはなにも無し.....
アルメニアのソプラノ、Lianna Haroutounianは、ここ数年大劇場で活躍をはじめたようですが、年齢不明、見た目は40過ぎっぽい.....フリットリの方が華がある....経歴には年齢のわかる情報を意図的に隠しているかんじがします。唯一年齢を推測できる情報は、小さい時からオペラを聞いて育ち、14才でゼッフィレッリの映画版「La traviata」を見て歌手の道に進んだとか....そうすると1982年に見たとすると1968年生まれってことだけど.....公開時に見たとは限りませんが、当たらずとも遠からずかな。(2014.7.28)
*Lianna Harutyunyanで検索したら1975年生まれと記載しているサイトがありました。アルメニアってアルメニア文字で独自のものなんですね......最近本人がアルファベートの表記を変えたみたいです。
◎キャスト変更です。バリトンのアレクセイ・マルコフAlexei Markov(1979.5.26 )が健康上の理由で降板、ベテランのルーチョ・ガッロ Lucio Gallo (1959.7.9)に代わりました。ガッロは、新国で何度も聞いていますし、若手のアレクセイ・マルコフを聞いてみたかったような.....(2014.7.26)
「ヴェルビエ音楽祭2014」7月27日午後7:00、日本では7月28日午前2:00からのコンサートが、Medici.tv でライブ放送されます。グリゴーロはイタリア語4幕版「ドン・カルロ」の3幕/4幕に出演しますが、この役は、2008年に歌っていて、公演も大成功で、評価も高かったのですが、「まだ、声に合わない」とかで一旦レパートリーからはずして、6年振りの「ドン・カルロ」になります。また、プッチーニの三部作の「修道女アンジェリカ」では定評のあるバルバラ・フリットリですが、このコンサートでは「外套」のジョルジェッタ.....もしかしたらロールデビューですか? もともとはEva-Maria Westbroekでした.....フリットリならエリザベッタも歌って欲しいところです.....ミケーレとロドリゴは同じバリトンさんなんだから。まあ、最初から決まっていた人をクビにはできませんよね。Lianna Haroutounianは、ロンドンでもハルテロスの代役で歌ったことがあるんですね。ロンドンの椿姫さんのブログに「ドンカルロの代役ソプラノ速報」という記事があります。
ダニエル・ハーディング指揮によるプッチーニ(外套)とヴェルディ(ドン・カルロ)-アレクセイ・マルコフ ルーチョ・ガッロ(ミケーレ/ロドリーゴ)、バルバラ・フリットリ(ジョルジェッタ)、ヴィットリオ・グリゴーロ(ドン・カルロ)
Medici.tv で生中継ということですが、日本語?のサイトがありますが、なんだかわけの分からんMedici.tv なので、音楽祭第一日目をお試し視聴してみましたので、分かったことを参考までにご報告します。
◎ Medici.tv について:
27日にそなえて Medici.tv を視聴してみました。日本語のサイトがありますが、中途半端だし、首をかしげるような日本語もあったり、「ちゃんとした」日本人を雇ってないのは明らかで、とにかく説明不足で試してみなきゃわからん状態です。結論から言いますと、ヴェルビエ音楽祭第一日目のライヴ「シャルル・デュトワ指揮によるラヴェル、チャイコフスキー、ブラームス-マルタ・アルゲリッチ」は、無料で全編視聴できました。しかも、今現在オンデマンドで見られますが、いつまで視聴できるのかはどこにも書いてないような....見当たりません。なので、27日の演奏も多分見られるはずだと思います。オンデマンド可能になるかどうかは分かりません......ほんと、説明不足!
とりあえず無料登録はしたほうがいいと思います。登録してログインしないとポップアップで「無料登録」勧誘の画面が出てきますし。その画面には「無料登録をして、クラシック音楽における最も素晴らしいイベントから生中継でお届けする年間 100本のライブイベントをお楽しみください。」と書いてありますから、「生中継でお届けする年間 100本のライブイベント」は無料で見られるって解釈できますよね。
ちなみにコンサート、オペラ、ドキュメンタリー等たくさんのビデオがありますが、これは、「無料登録」では数分の抜粋しか見られませんので、有料会員になる必要があります。iPad、Phoneでも見られますから、テレビにつなげば、大画面で楽しめますし、見たいものがあればお金払ってもいいと思います。
なんの説明もないですから、もしかしたら、「無料登録」の場合は、一本だけ見られるとか、数日だけとか規制があるかも...という不安はありますが、27日、楽しみにしてます。
*2008年6月26日のジュネーヴ大劇場の「ドン・カルロ」の"Don Carlo Highlights"をyoutubeにアップしました。音源は2008年9月6日に放送されたものです。
Medici.tv のチャンネルに宣伝用のビデオクリップがアップされました。全曲見てね!ということで「概要」にリンクしています。親切ですね。
私がアップしたグリゴーロの抜粋版(下の動画)は、Believe Musicとかが「映像と音声のコンテンツ 管理者」として著作権を主張してきましたが、全体ではなく19:09からなので、この部分に関して、Verbier Festival あるいは、Medici.tvから著作権を得ているということなんでしょう。なので、私が作った動画にも宣伝が入ることになります。(2014.7.30)
◎全曲ご覧頂けます......http://www.medici.tv/#!/daniel-harding-il-tabarro-don-carlo-verbier-festival (201407.29)
◎ グリゴーロのドン・カルロの部分だけの動画を作りました。4幕イタリア語版の3、4幕ですので、フィリッポもロドリーゴもエボリもエリザベッタもすてきな長いアリアがありますが、カルロはなにも無し.....
チャンネル削除のため視聴できなくなりました
アルメニアのソプラノ、Lianna Haroutounianは、ここ数年大劇場で活躍をはじめたようですが、年齢不明、見た目は40過ぎっぽい.....フリットリの方が華がある....経歴には年齢のわかる情報を意図的に隠しているかんじがします。唯一年齢を推測できる情報は、小さい時からオペラを聞いて育ち、14才でゼッフィレッリの映画版「La traviata」を見て歌手の道に進んだとか....そうすると1982年に見たとすると1968年生まれってことだけど.....公開時に見たとは限りませんが、当たらずとも遠からずかな。(2014.7.28)
*Lianna Harutyunyanで検索したら1975年生まれと記載しているサイトがありました。アルメニアってアルメニア文字で独自のものなんですね......最近本人がアルファベートの表記を変えたみたいです。
◎キャスト変更です。バリトンのアレクセイ・マルコフAlexei Markov(1979.5.26 )が健康上の理由で降板、ベテランのルーチョ・ガッロ Lucio Gallo (1959.7.9)に代わりました。ガッロは、新国で何度も聞いていますし、若手のアレクセイ・マルコフを聞いてみたかったような.....(2014.7.26)
「ヴェルビエ音楽祭2014」7月27日午後7:00、日本では7月28日午前2:00からのコンサートが、Medici.tv でライブ放送されます。グリゴーロはイタリア語4幕版「ドン・カルロ」の3幕/4幕に出演しますが、この役は、2008年に歌っていて、公演も大成功で、評価も高かったのですが、「まだ、声に合わない」とかで一旦レパートリーからはずして、6年振りの「ドン・カルロ」になります。また、プッチーニの三部作の「修道女アンジェリカ」では定評のあるバルバラ・フリットリですが、このコンサートでは「外套」のジョルジェッタ.....もしかしたらロールデビューですか? もともとはEva-Maria Westbroekでした.....フリットリならエリザベッタも歌って欲しいところです.....ミケーレとロドリゴは同じバリトンさんなんだから。まあ、最初から決まっていた人をクビにはできませんよね。Lianna Haroutounianは、ロンドンでもハルテロスの代役で歌ったことがあるんですね。ロンドンの椿姫さんのブログに「ドンカルロの代役ソプラノ速報」という記事があります。
ダニエル・ハーディング指揮によるプッチーニ(外套)とヴェルディ(ドン・カルロ)-
Medici.tv で生中継ということですが、日本語?のサイトがありますが、なんだかわけの分からんMedici.tv なので、音楽祭第一日目をお試し視聴してみましたので、分かったことを参考までにご報告します。
◎ Medici.tv について:
27日にそなえて Medici.tv を視聴してみました。日本語のサイトがありますが、中途半端だし、首をかしげるような日本語もあったり、「ちゃんとした」日本人を雇ってないのは明らかで、とにかく説明不足で試してみなきゃわからん状態です。結論から言いますと、ヴェルビエ音楽祭第一日目のライヴ「シャルル・デュトワ指揮によるラヴェル、チャイコフスキー、ブラームス-マルタ・アルゲリッチ」は、無料で全編視聴できました。しかも、今現在オンデマンドで見られますが、いつまで視聴できるのかはどこにも書いてないような....見当たりません。なので、27日の演奏も多分見られるはずだと思います。オンデマンド可能になるかどうかは分かりません......ほんと、説明不足!
とりあえず無料登録はしたほうがいいと思います。登録してログインしないとポップアップで「無料登録」勧誘の画面が出てきますし。その画面には「無料登録をして、クラシック音楽における最も素晴らしいイベントから生中継でお届けする年間 100本のライブイベントをお楽しみください。」と書いてありますから、「生中継でお届けする年間 100本のライブイベント」は無料で見られるって解釈できますよね。
ちなみにコンサート、オペラ、ドキュメンタリー等たくさんのビデオがありますが、これは、「無料登録」では数分の抜粋しか見られませんので、有料会員になる必要があります。iPad、Phoneでも見られますから、テレビにつなげば、大画面で楽しめますし、見たいものがあればお金払ってもいいと思います。
なんの説明もないですから、もしかしたら、「無料登録」の場合は、一本だけ見られるとか、数日だけとか規制があるかも...という不安はありますが、27日、楽しみにしてます。
Verbier Festival:Sunday 27 July 2014, 19:00 | Salle des Combins
Daniel Harding | Conductor
|
*2008年6月26日のジュネーヴ大劇場の「ドン・カルロ」の"Don Carlo Highlights"をyoutubeにアップしました。音源は2008年9月6日に放送されたものです。
チャンネル削除のため視聴できなくなりました
夏の予定:ヴェルビエ音楽祭2014:「外套」と「ドン・カルロ3幕/4幕」 (2014.7.27) ☆ ヴェローナ野外劇場「ロメオとジュリエット」(2014.8.23,26/9.6) [今後のスケジュール追加・変更]
◎Medici.tvでライブ放送されます。日本時間だと28日午前2:00からネットでも見られるようですが、会員にならなくても見られるのか、無料なのか有料なのか、後日オンデマンドでも見られるのかとか....よくわかりません。(2014.7.17追記)
*いつのまにか「外套」のジョルジェッタが Eva-Maria Westbroekからバルバラ・フリットリに変更されていました。(2014.3.12)
◎本日2月6日、プログラムの概要が発表されました。グリゴーロはイタリア語4幕版「ドン・カルロ」の3幕/4幕に出演、指揮はダニエル・ハーディングです。
☆ヴェルビエ音楽祭2014:「外套」と「ドン・カルロ3幕/4幕」 (2014年7月27日)
「ヴェルビエ音楽祭2014」のプログラムに写真と名前が出ています。グリゴーロは、まだ発表していませんので確定ではありませんが公式ページで発表されましたので確定です(2014.1.6).......なんか変なプログラムです.....プッチーニの「外套」とヴェルディの「ドン・カルロ3幕と4幕」の組合せってなんなんでしょう。
ちゃんとしたプログラムは2014年の2月6日に発表されるそうですが、とりあえずのものにしてもなんか変なプログラムだな.....
それにグリゴーロは、2008年に「ドン・カルロ」を歌っていますが、「自分の声に合わないので当分レパートリーからはずす....」と宣言しています。あれから6年もたつのでレパートリーに戻すってことなんでしょうか。
Madokakipさんのブログの"THE SINGERS' STUDIO: VITTORIO GRIGOLO(2013年4月)" でも「こういう自分にとって重めの役(ドン・カルロのこと)を歌ってしまうと、声の重心が下がってしまって、軽いレパートリーに戻れなくなるのが問題です。」と言っています。「重めの役」にシフトして行く準備なのかもしれません。
参考:
グリゴーロの「ドン・カルロ」の記事:ジュネーヴ大劇場の「ドン・カルロ」
メモ:ヴェルビエ音楽祭 (Verbier Festival & Academy) は、スイスのスキーリゾート地、ヴェルビエで夏季に開催されている音楽祭。同時に音楽アカデミーが開かれ、若手音楽家の教育の場にもなっている。
☆Arena di Verona:グノーの「ロメオとジュリエット」 (2014年8月23,28/9月6日)
メモ:
Lana Kos(ラナ・コス、1984年9月25日、クロアチアのヴァラジュディン生まれ):
ザグレブ国立歌劇場で17才の時に「魔笛」の夜の女王でオペラデビュー、ヴァラジュディン音楽学校で学び、各国の劇場で活躍。すでに来日しているようです。
*いつのまにか「外套」のジョルジェッタが Eva-Maria Westbroekからバルバラ・フリットリに変更されていました。(2014.3.12)
◎本日2月6日、プログラムの概要が発表されました。グリゴーロはイタリア語4幕版「ドン・カルロ」の3幕/4幕に出演、指揮はダニエル・ハーディングです。
Verbier Festival:Sunday 27 July 2014, 19:00 | Salle des Combins
Daniel Harding | Conductor
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◎グリゴーロの夏のスケジュールですが、ヴェルビエ音楽祭とアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭に出演決定のようです。ヴェローナはイベント専門でしたがやっとオペラ全幕歌うんですね。詳細は下記に......(2014.1.6)* * * * * * * *
☆ヴェルビエ音楽祭2014:「外套」と「ドン・カルロ3幕/4幕」 (2014年7月27日)
「ヴェルビエ音楽祭2014」のプログラムに写真と名前が出ています。
Puccini’s Il Tabarro as well as Acts 3 and 4 of Verdi’s Don Carlo on one evening! With Alexey Markov (Michele), Eva-Maria Westbroek (Giorgetta) and Vittorio Grigolo (Don Carlo). |
ちゃんとしたプログラムは2014年の2月6日に発表されるそうですが、とりあえずのものにしてもなんか変なプログラムだな.....
それにグリゴーロは、2008年に「ドン・カルロ」を歌っていますが、「自分の声に合わないので当分レパートリーからはずす....」と宣言しています。あれから6年もたつのでレパートリーに戻すってことなんでしょうか。
Madokakipさんのブログの"THE SINGERS' STUDIO: VITTORIO GRIGOLO(2013年4月)" でも「こういう自分にとって重めの役(ドン・カルロのこと)を歌ってしまうと、声の重心が下がってしまって、軽いレパートリーに戻れなくなるのが問題です。」と言っています。「重めの役」にシフトして行く準備なのかもしれません。
参考:
グリゴーロの「ドン・カルロ」の記事:ジュネーヴ大劇場の「ドン・カルロ」
メモ:ヴェルビエ音楽祭 (Verbier Festival & Academy) は、スイスのスキーリゾート地、ヴェルビエで夏季に開催されている音楽祭。同時に音楽アカデミーが開かれ、若手音楽家の教育の場にもなっている。
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☆Arena di Verona:グノーの「ロメオとジュリエット」 (2014年8月23,28/9月6日)
Charles Gounod:Roméo et Juliette/Opera in 5 atti di Libretto di Jules Barbier -Michel Carrè Direttore d'orchestra:Carlo Montanaro Regia:Francesco Micheli Costumi:Silvia Aymonino Coreografia:Nikos Lagousakos Scenografo:Edoardo Sanchi Interpreti Juliette:Lana Kos Roméo:Vittorio Grigolo Mercutio:Michael Bachtadze Frère Laurent:Giorgio Giuseppini |
メモ:
Lana Kos(ラナ・コス、1984年9月25日、クロアチアのヴァラジュディン生まれ):
ザグレブ国立歌劇場で17才の時に「魔笛」の夜の女王でオペラデビュー、ヴァラジュディン音楽学校で学び、各国の劇場で活躍。すでに来日しているようです。