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ヴィットリオ・グリゴーロのカッシオ・ハイライト(3) & カーテンコール [オテロ]

『たくましい身体と最高にフレッシュな声のカッシオ、ヴィットリオ・グリゴーロは、最良の発声と魅力的な響き(音色)によってこの役の可能性をすべて引き出した。......2006.3 L'operaレビュー』
*写真をクリックするとビデオクリップにリンクしています。

3幕:ヴェネツィアの使節ロドヴィーゴが、本国の総督からの書簡を手渡す......


4幕:ついにオテロはデズデーモナを殺してしまう.....+カーテンコール

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ヨナス・カウフマンとヴィットリオ・グリゴーロのカッシオ [オテロ]

News!Deutsche Oper Berlin来シーズン2010年2月20,26日.La Traviata出演 (2009.4.23)

 ヴィットリオ・グリゴーロのカッシオ・ハイライト、まだ続きますが、ちょっと休憩。この時のイタリアのオペラ雑誌をひっぱりだしてみたところ、普通は、カッシオ程度の役ですと、「誰それがカッシオ」と書いてあるだけがほとんどだと思いますが、グリゴーロのカッシオについては、「こんな偉丈夫で、声も歌唱も魅力的なカッシオは、見たことない....」みたいに、ちゃんと絶賛されてました。
 カッシオは、主役級の歌う役ではありませんが、巷で人気の高いヨナス・カウフマンは好んで?歌っているようです。なぜかは分かりません....気が楽だから?それとも将来オテロを歌うため? カウフマンは、ミュンヘン出身のドイツ人ですが、イタリアオペラの方が好き!なんだそうです。そろそろ歌うことにしたようですが、ワーグナーとかは極力避けているようですから、イタリアオペラなら端役でもなんでも歌いますってことかもしれません。カウフマンとグリゴーロの「ハンカチの歌 "Miracolo vago dell'aspo e dell'ago"」のビデオクリップを作ってみました。
*下の写真をクリックするとリンクしています。↓


 カウフマンはグリゴーロより、ずっと、ずっと前から知っていて、映像はほとんど見ていますが、興味はあるけど好きにはならないタイプかな。理由は、この声に魅力を感じないってことなんです。苦しくないんだろうけど、苦しそうに感じるのが好きじゃない。それから、ぱっと見カッコいいんですが、このビデオでも分かりますが(暗くてわからない?)、なぜか動きが決まらないというか、よく動くんですが、演劇的にピシっと決まらない、オペラチックじゃない....家庭も舞台上も同じなんじゃないのかな......というのも魅力半減。YouTubeで検索すると、同じプロダクションの「乾杯の歌」がアップされています。なかなかの酔っぱらいぶりで面白いんですが......ダボダボの白い軍服も格好良くない......し、グリゴーロの「乾杯の歌」と比べると.......普通のカッシオですね。

★パリ 2004.3,James Conlon指揮,Andrei Serban演出,Peter Pabst舞台,Graciela Galan衣装
 Vladimir Galouzine,Barbara Frittoli,Jean-Philippe Laffont,
Jonas Kaufmann
この演出にはクーラもグリゴーロも出て欲しくない....オテロは首狩り族の酋長なのか、エズルターテで、生首さげて出て来るって、悪ふざけがすぎます。

★バルセロナGran Teatre de Liceu,2006.2.9〜27 Antoni Ros-Marba指揮, Willy Decker演出
 José Cura ,Krassimira Stoyanova, Lado Ataneli,
Vittorio Grigolo

関連記事:チューリヒの三大若手テノール
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ヴィットリオ・グリゴーロのカッシオ・ハイライト(2) リハーサルの写真 [オテロ]

 ヤーゴは、オテロが、カッシオとデズデーモナとの関係を疑うように仕向け、まんまと罠にはめる。

※参考Otello libretto  スコア

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ヴィットリオ・グリゴーロのカッシオ・ハイライト(1) [オテロ]

 2006年2月9日から27日全7公演、バルセロナ・リセウ大歌劇場、ヴィリー・デッカー演出、ホセ・クーラ主演の《オテロ》にカッシオ役で出演。カッシオは、テノール歌手がデビュー間もない若いときによく歌う役です。ドミンゴも(クーラも)歌っています。グリゴーロの場合、若い(28〜29才)とはいえ、すでに《愛の妙薬》のネモリーノ、《コジ》のフェランド、《リゴレット》のマントヴァ公爵...というように主要キャストを歌うテノールに成長していましたし、2006年3月発売の"pOpera"のアルバム発売に向けての忙しい時期(プレミエ前日にロンドンでアルバム宣伝のためにTV出演している)でしたが、それでもこの公演に出演したのは、それだけ魅力的な《オテロ》だったということだと思います。
 カッシオの部分だけのハイライト版を作りました。下の写真をクリックするとビデオクリップにリンクしています。

1幕1場:ここは、最初にちょっと歌うだけですが、最後の最後までカッシオを目立たせる演出になってます。

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クーラ主演《オテロ》のカッシオ☆VideoClip★☆News!ジュネーヴ《ドン・カルロ》初日キャンセル [オテロ]

良いnews!Vittorio Grigolo chantera 初日と19日、喉頭炎で降板したが、20日以降は舞台に立つ予定(6.22追記)
悪いNews!ジュネーヴ大劇場の《ドン・カルロ》のレビューを心待ちにしていましたが、16日のプレミエは病気で降板したそうです。劇場のサイトでは、なんの情報も得られませんので、19日がどうなったのかもわかりません。代役はミラノ出身のマリオ・マラニーニ。レビューは、«Don Carlos» se roule dans la splendeur musicaleLe Grand Théâtre retrouve un «Don Carlos» haut de gamme、病気でキャンセルということしか書いてないですよね....?
☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  
 気をとりなおしてヴィットリオ・グリゴーロのカッシオ、鍛えた美しい身体で身軽なこと。


↑酔っぱらったカッシオはフラフラ、ヤーゴの策略にはまって剣を抜いて喧嘩をはじめます、そこにオテロが...

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