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ROH「ウェルテル」の公演を前にインタビュー Opera star Vittorio Grigòlo: 'I am the voice of Italy'(2016.6.12) [インタビュー&記事]

◎どうでもいいことですが、リンク先に行った方は気づいていると思いますが、なぜか記事の写真が替わっています。内容は、言い回しを変えたりはわかりませんが、多分同じだと思います。前の写真の方がウェルテルっぽくていい(柱のかげからみつめている)とおもいますが、なぜかえたのか気になる....せっかくですから、後の写真ももらってきました。
(2016.6.16)

 ROHの「ウェルテル」の公演を前にしてのインタビューです。テレグラフのあのルパート・クリスチャンセン Rupert Christiansenのインタビューです。クリスチャンセンは、オペラのレビューでお馴染みの方で、ヴィットリオ・グリゴーロについては、いつもなにか一言言いたい人なんですが、相変わらず皮肉っぽくて嫌味ですね。まあ、どっちもどっちですけど。

gri_telegraph20160612.jpg

 今後のレパートリーとして「トスカ」のカヴァラドッシ、「カルメン」のドン・ホセ、「仮面舞踏会」のグスタフ、だそうですが、ドン・ホセはレパートリーに入れないみたいなこと言ってましたが、歌うのかなぁ。あと「絶対に舞台では歌わない」ヴェリズモのアリアのCDをリリースするそうです。やっと5枚目が発売されるようです。

 ルパート・クリスチャンセンは、2010年のネトレプコと共演した「マノン」の時も公演直前インタビューをしています。Vittorio Grigolo interview for Manon (5:50PM BST 09 Jun 2010)。この記事がちょっとした騒ぎに.....ヴィットリオ・グリゴーロの「言い過ぎ」事件gri_telegraph20160612_2.jpg

メモ:
Rupert Christiansenの今までの評価
マノン(2010) ☆☆☆☆☆
ファウスト(2011) ☆☆☆☆☆
リゴレット(2012) ☆☆☆☆
愛の妙薬(2014) ☆☆☆☆


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オペラ歌手がオペラチックに歌わないPopera..... [オペラ以外の分野(ポップス、絵画)]



久々に現れたイタリアン・テナーの逸品、グリゴーロにインタビュー
 昨年の来日時のインタビューですが、記事にしていなかったような気がしますので、遅ればせながら...
 筆者は、グリゴーロの「完璧な呼吸法にもとづいた強固なテクニックと、それによって、すみずみまで自然に聴かせることができる柔軟きわまりない研ぎ澄まされた表現力」に驚嘆したそうです。グリゴーロは、「レパートリーは慎重に選んでいるとか、9年間オペラに全力を注いできたので、そろそろポップスも歌ってみてもいいかな....」とか、今後の新しいレパートリーとしては、「ロンドンのロイヤル・オペラで『ウェルテル』『仮面舞踏会』を。2019年に『トスカ』のカヴァラドッシを、パリやメトロポリタン・オペラやロンドンなどで歌います」 と言っています。

 前に紹介したレコード芸術 (2015.7月号)のインタビューも読み応えのあるいい記事でしたが、ポピュラーとオペラについての質問に答えています。

*上の画像はシカゴでのコンサートのリハーサルの様子です。このコンサートはグリゴーロのポップスのファンが駆けつけたようですが、プログラムはオペラだけでした。クリックするとグリゴーロのポペラが聞けますが、この当時も、もちろんオペラ歌手としてのキャリアを積んでいましたが、全くオペラを感じさせない歌唱です。グリゴーロはこういうポップスをオペラっぽく歌うのはよくないと考えています。

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