マクヴィカー演出「ファウスト」2004(アラーニャ&ゲオルギュー)と2011(グリゴーロとゲオルギュー) ☆ 動画のまとめ [ファウスト]
ROHのマクヴィカー演出の「ファウスト」は、2004年が初演で、アラーニャ、ゲオルギュー、ターフェル、キーンリーサイド、2011年の再演は、グリゴーロ、ゲオルギュー、パーペ、ホロストフスキーと初演同様、人気歌手勢揃い......それにしてもマルゲリータのゲオルギューですが、初演と再演を比べてみて7年もたつのに全然変わりません。いつ頃だったか、ゲオルギューも年取ったなって感じたこともあるのですが、最近は本当に若々しい.....グリゴーロとの共演とか、アラーニャと別れて若い恋人がいたりで、生き生きしてるってことなんでしょうか。1965年9月7日生まれですから、そろそろ50に手が届くお年なのに.....かつて、さばよんでるって言ってる人もいたようですが、それならなおさら凄いことですよね。
最近2011年の「ファウスト」の映像が手に入ったので、見比べてみましたが、ゲオルギューが相変わらずきれいなのと、いつもながらのグリゴーロの好き好きオーラに感心して見とれてしまいます。初演のアラーニャの方は、夫婦共演のせいか、淡々と演技してますって感じです。
映像のハイライト版を作ってYouTubeにアップしたかったのですが、最近はROH関連のものは「全世界でブロック」されてしまうので、苦肉の策で、キャプチャー画像に音声をつけてアップしました。よくこんな手間のかかることをしますよね、我ながら暇人だわ....
ファウストがマルゲリータをしつこく口説く "Love Duet" の場面、グリゴーロとゲオルギューの二人があっけにとられるくらいラヴラヴで、グリゴーロの好き好きオーラ全開です。この場面、けっこう長いのですが、あきさせません。何回キスしてるんでしょ.....今までに世界で上演した「ファウスト」で最多記録でしょうね。
「ワルプルギスの夜」、悪趣味(でも面白い)なバレエがユニークなんですが割愛、前後だけです。メフィストが歌う「朝の光が射すまで...」この歌好きなんです。メフィストは女装してます。初演のターフェルは女装というよりそのまんまでドレスを着てるだけって感じでしたが、パーペの女装は、けっこういい人っぽいおばさん風。
ファウストのアリア「この清らかな住まい」
Royal Opera House制作の「ファウスト」のトレイラー。2011年のHD上映版をなかなか面白くまとめてます....ニュー・シネマ・パラダイスのようにキスシーンの連続とか。これは、2013-2014シーズン再演の宣伝用で、キャストは、カレイヤ、ネトレプコ、ターフェル、キーンリサードとまたまた豪華でしたが、ネトレプコが降板しちゃったんですよね。
René Pape(Méphistophélès)、Dmitri Hvorostovsky(Valentin)、 Angela Gheorghiu(Marguerite) 、Vittorio Grigolo(Faust )
"ARTE Journal"のサイトに短いビデオ・クリップと記事"Vittorio Grigolo: Der kleine Pavarotti"がアップされています。Arteは、ROHのライヴHD上映と何か関係があるようですから、ファウストの舞台と楽屋でメイク中のグリゴーロの様子もほんのちょっと見られます。
*ARTE Journal video:Vittorio Grigolo: Der kleine Pavarotti
メモ:ロベルト・アラーニャ(1963年6月7日 - )、アンジェラ・ゲオルギュー(1965年9月7日 -)、1996年結婚、2009年頃からゲオルギューが離婚を望み別居状態、2013年5月離婚成立。
関連記事:
オペラ雑誌l'opera 11月号:ROHのファウストのレビュー 「最高の表現的歌唱....」
ROHの「ファウスト」(4):世界に配信 9月28日のカーテンコール
ROHの「ファウスト」(3):BBC Radio3でライブ放送 ☆☆ カーテンコール写真
ROHの「ファウスト」(2):高評価レビュー続々 評論家も興奮 ☆☆ 舞台写真等
ROHの「ファウスト」(1) :好調なすべり出し(2011.9.18〜10.10 全9公演)
バレンシアの《ファウスト》舞台写真:699枚も.....
悪趣味!たいくつさせない独創的な『ワルプルギスの夜』...マクヴィカー演出
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2004年:アラーニャとゲオルギュー | 2011年グリゴーロとゲオルギュー
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映像のハイライト版を作ってYouTubeにアップしたかったのですが、最近はROH関連のものは「全世界でブロック」されてしまうので、苦肉の策で、キャプチャー画像に音声をつけてアップしました。よくこんな手間のかかることをしますよね、我ながら暇人だわ....
ファウストがマルゲリータをしつこく口説く "Love Duet" の場面、グリゴーロとゲオルギューの二人があっけにとられるくらいラヴラヴで、グリゴーロの好き好きオーラ全開です。この場面、けっこう長いのですが、あきさせません。何回キスしてるんでしょ.....今までに世界で上演した「ファウスト」で最多記録でしょうね。
「ワルプルギスの夜」、悪趣味(でも面白い)なバレエがユニークなんですが割愛、前後だけです。メフィストが歌う「朝の光が射すまで...」この歌好きなんです。メフィストは女装してます。初演のターフェルは女装というよりそのまんまでドレスを着てるだけって感じでしたが、パーペの女装は、けっこういい人っぽいおばさん風。
ファウストのアリア「この清らかな住まい」
Royal Opera House制作の「ファウスト」のトレイラー。2011年のHD上映版をなかなか面白くまとめてます....ニュー・シネマ・パラダイスのようにキスシーンの連続とか。これは、2013-2014シーズン再演の宣伝用で、キャストは、カレイヤ、ネトレプコ、ターフェル、キーンリサードとまたまた豪華でしたが、ネトレプコが降板しちゃったんですよね。
René Pape(Méphistophélès)、Dmitri Hvorostovsky(Valentin)、 Angela Gheorghiu(Marguerite) 、Vittorio Grigolo(Faust )
"ARTE Journal"のサイトに短いビデオ・クリップと記事"Vittorio Grigolo: Der kleine Pavarotti"がアップされています。Arteは、ROHのライヴHD上映と何か関係があるようですから、ファウストの舞台と楽屋でメイク中のグリゴーロの様子もほんのちょっと見られます。
*ARTE Journal video:Vittorio Grigolo: Der kleine Pavarotti
メモ:ロベルト・アラーニャ(1963年6月7日 - )、アンジェラ・ゲオルギュー(1965年9月7日 -)、1996年結婚、2009年頃からゲオルギューが離婚を望み別居状態、2013年5月離婚成立。
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「ウェルテル」ロールデビュー(DOBコンサート形式 2014.6.17,19) ☆ インタビュー [ウェルテル]
Jules Massenet :Werther konzertante Aufführung
2014年6月17, 19日 ベルリン・フィルハーモニー
ORCHESTER DER DEUTSCHEN OPER BERLIN
DONALD RUNNICLES: Dirigent
VITTORIO GRIGOLO: Werther
Ekaterina Gubanova: Charlotte
John Chest:Albert
Siobhan Stagg :Sophie
Markus Brück :Der Amtmann
Jörg Schörner: Schmidt
Ben Wager:Johann
Stephen Bronk: Brühlmann
Jana Kurucová :Käthchen
Kinderchor der Deutschen Oper Berlin
「ウェルテル」ロールデビューです。劇場の舞台ではなくベルリン・フィルハーモニーのコンサートホールで演奏されました。来々シーズンくらいに、ROHで「ウェルテル」を歌う予定もあるようです。
ロールデビューということで注目度が高かったのかいろいろレビューが出ていました。ドイツ語なのでほとんど勘ですが、あまりいいレビューがなかったような感じです。グリゴーロによれば、初めての役は、そのまま置いておくだけでワインみたいに熟成して良くなるそうですから、舞台で歌う時には、良くなっているでしょう....楽しみにしておきましょう。
レビュー:
・Vittorio Grigolo singt Massenets "Werther" : Gekommen, um zu leiden/ Frederik Hanssen
・A strong and emotional Werther from the Deutsche Oper Berlin/Christie Franke
・Operaclick(イタリア語)Berlino: Philharmonie - Il Werther poco goethiano di Grigòlo/Fabio Tranchida
◎同時期のインタビュー:
「ウェルテル」の公演に合せたインタビュー、ドイツ語なので勘でしか分りませんが、ドイツ人のインタビューって、どういう格好をしているとか.....IWCの高級時計をしてるとか.....イタリア人にある種の憧れがあるような感じがする....グリゴーロは、いつものように「オペラの話は退屈でしょ...」とか言って自分の話したいことを話しちゃってるみたいです。模型のヘリコプターのこととか。
Die Welt 21.06.14/Tischgespräch/Vittorio Grigòlo:Der Operntenor verrät bei einer Brezel seine neue Geschäftsidee: die Produktion von ferngesteuerten Hubschraubern / Lucas Wiegelmann
2014年6月17, 19日 ベルリン・フィルハーモニー
ORCHESTER DER DEUTSCHEN OPER BERLIN
DONALD RUNNICLES: Dirigent
VITTORIO GRIGOLO: Werther
Ekaterina Gubanova: Charlotte
John Chest:Albert
Siobhan Stagg :Sophie
Markus Brück :Der Amtmann
Jörg Schörner: Schmidt
Ben Wager:Johann
Stephen Bronk: Brühlmann
Jana Kurucová :Käthchen
Kinderchor der Deutschen Oper Berlin
「ウェルテル」ロールデビューです。劇場の舞台ではなくベルリン・フィルハーモニーのコンサートホールで演奏されました。来々シーズンくらいに、ROHで「ウェルテル」を歌う予定もあるようです。
ロールデビューということで注目度が高かったのかいろいろレビューが出ていました。ドイツ語なのでほとんど勘ですが、あまりいいレビューがなかったような感じです。グリゴーロによれば、初めての役は、そのまま置いておくだけでワインみたいに熟成して良くなるそうですから、舞台で歌う時には、良くなっているでしょう....楽しみにしておきましょう。
レビュー:
・Vittorio Grigolo singt Massenets "Werther" : Gekommen, um zu leiden/ Frederik Hanssen
・A strong and emotional Werther from the Deutsche Oper Berlin/Christie Franke
・Operaclick(イタリア語)Berlino: Philharmonie - Il Werther poco goethiano di Grigòlo/Fabio Tranchida
◎同時期のインタビュー:
「ウェルテル」の公演に合せたインタビュー、ドイツ語なので勘でしか分りませんが、ドイツ人のインタビューって、どういう格好をしているとか.....IWCの高級時計をしてるとか.....イタリア人にある種の憧れがあるような感じがする....グリゴーロは、いつものように「オペラの話は退屈でしょ...」とか言って自分の話したいことを話しちゃってるみたいです。模型のヘリコプターのこととか。
Die Welt 21.06.14/Tischgespräch/Vittorio Grigòlo:Der Operntenor verrät bei einer Brezel seine neue Geschäftsidee: die Produktion von ferngesteuerten Hubschraubern / Lucas Wiegelmann