SSブログ

クーラ主演《オテロ》のカッシオ☆VideoClip★☆News!ジュネーヴ《ドン・カルロ》初日キャンセル [オテロ]

良いnews!Vittorio Grigolo chantera 初日と19日、喉頭炎で降板したが、20日以降は舞台に立つ予定(6.22追記)
悪いNews!ジュネーヴ大劇場の《ドン・カルロ》のレビューを心待ちにしていましたが、16日のプレミエは病気で降板したそうです。劇場のサイトでは、なんの情報も得られませんので、19日がどうなったのかもわかりません。代役はミラノ出身のマリオ・マラニーニ。レビューは、«Don Carlos» se roule dans la splendeur musicaleLe Grand Théâtre retrouve un «Don Carlos» haut de gamme、病気でキャンセルということしか書いてないですよね....?
☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  
 気をとりなおしてヴィットリオ・グリゴーロのカッシオ、鍛えた美しい身体で身軽なこと。


↑酔っぱらったカッシオはフラフラ、ヤーゴの策略にはまって剣を抜いて喧嘩をはじめます、そこにオテロが...

 《オテロ》は、ドミンゴとクーラ主演の映像をいろいろ見ていますが、印象に残っているカッシオはいません。クーラが衝撃のオテロデビューを果たした1997年アバド指揮の《オテロ》、なにしろヤーゴがルッジェーロ・ライモンディですので、何度も繰り返し見ていますが、記憶にないんです。
 このヴィリー・デッカー演出の《オテロ》のカッシオは、オテロが勘違いで嫉妬するにふさわしい美しい若者でキーパーソンとして目立たせたています。ゼッフィレッリはオテロの映画で、適当なオペラ歌手がいなかったので、カッシオ役に俳優を使いました。あの頃ヴィットリオ・グリゴーロがいれば、恐らく彼を起用したのではないでしょうか。「百聞は一見にしかず」ビデオクリップをご覧になって下さい。

ヴェルディ作曲《オテロ》2006年2月9,12,15,18,21,24,27日全7公演 バルセロナ・リセウ大歌劇場
アントニオ・ロス=マルバ指揮
ヴィリー・デッカー演出

キャスト:
オテロ:ホセ・クーラ
デズデーモナ:クラッシミラ・ストヤノヴァ
ヤーゴ:ラド・アタネリ
カッシオ:ヴィットリオ・グリゴーロ
ロデリーゴ:ビセンス・エステベ・マドリッド
ロドヴィーコ:ジョルジョ・ジュゼッピーニ
使者:ロベルト・アッキュルソ
エミーリア:ケテワン・ケモクリーゼ
リセウ大歌劇場管弦楽団&合唱団
DVD収録:2006年2月21,24日
日本語字幕版DVDが2008年6月18日に発売されました 

DVDレビュー:The Cassio of Vittorio Grigolo is graceful, if implausibly ready to respond to lago's suggestions in the handkerchief scene.
nice!(0)  コメント(8)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 8

euridice

相互TB、どうも・・ありがとうございます。
オペラは見て良くてなんぼ・・ですね。
目をつぶって鑑賞・・否定はしませんけど、これで良いのはやっぱり次善。
耳ふさいで鑑賞・・これはあり得ない・・^^;;
by euridice (2008-06-21 06:32) 

Sardanapalus

そうそう、これこれ!私が初めてグリゴーロを見た&聴いた作品です。このカッシオならばオテロが密通を疑うのも無理はないですね。やっぱりカッシオはイケメンでなくっちゃ♪(^^)歌声も自然で、印象に残っています。
by Sardanapalus (2008-06-21 18:13) 

keyaki

euridiceさん
編集するのに、何度も見ちゃいましたが、面白かったです。
アタネッリには、後から髪を引っぱられるし、起きようとしたところを足で蹴られてましたし、クーラには、おもいっきり突き飛ばされたり、喉を押さえられて、ダーッと舞台袖まで後退させられたときは、けっこう恐怖を感じている表情でしたし、髪の毛を思いっきりつかまれてました。
普通だと最後にカッシオは助かったという話しがあるだけで、舞台には出て来ないですよね.....出て来る?
by keyaki (2008-06-21 23:50) 

keyaki

Sardanapalusさん
ゼッフィレッリは映画のオテロで、実際に貴族の家柄の俳優を使ったんだそうです。カッシオは、オテロに疑いを抱かせるほどの若い美男でなければならないし、デズデモナとは幼馴染みのヴェネツィア出身の貴族のイメージなんだそうです。
この演出もそういうイメージですよね。でも、実際には、演出家の希望通りのカッシオはなかなかいないのが現状ですよね。よくぞいた!です。
オテロが妄想するのもありだな、と感じさせてくれます。
by keyaki (2008-06-22 00:00) 

しま

遅ればせながら、今朝こちらに気付きました。RSSに登録しましたので、よろしくお願いします。

ヴィットリオ・グリゴーロ、名前カワイイですね(ウチのネコの名前に似ている)。
で、お顔は正統派の美青年じゃないですか。誰かに似てるような・・・。
声もなかなかの美声。でも胸毛がないのが残念です(笑)

ところで、イァーゴが遠目にもなかなかカコイイと思ったら、アタネッリでしたか♪

by しま (2008-06-23 23:36) 

keyaki

しまさん
RSSに登録ありがとうございます。

>(ウチのネコの名前に似ている)
「ぐりとぐら」という絵本がありましたが、あれは野ネズミでしたけど....
もしかしてグリかな。

>お顔は正統派の美青年じゃないですか。誰かに似てるような・・・。
あちらではオーランド・ブルームに似ていると言われているようです。
ボーイソプラノからテノールになれてラッキーでしたよね。
普通の声もけっこう高いので、ラジオのインタビューを聞いた人が、ゲオルギューが男で、グリゴーロが女かと思ったぜ!みたいなコメントがありましたよ。(笑

>声もなかなかの美声。でも胸毛がないのが残念です(笑)
ほんと腕もきれいですよね。バレエダンサーっぽいですね。
胸毛は、キーンリーサイドにおまかせ!

そうです。ヤーゴはアタネッリです。クーラもアタネッリもグリゴーロ、これだけ押し出しのいいのが揃うと壮観ですね。
by keyaki (2008-06-24 01:36) 

りょー

こんばんは!
日付がお役に立てたようでよかったです。

>普通だと最後にカッシオは助かったという話しがあるだけで、舞台には出て来ないですよね.....出て来る?

存在感は少ないですけど、一応、歌うところもあるので、出てきますよ^^
「それ(ハンカチ)を家で拾ったんです」と言うところと、
オテロが自害する時に「おやめなさい!!」って叫ぶのと。

>ダーッと舞台袖まで後退させられたとき

あれは、練習してても相当怖いと思いますよ!
舞台そのものも物凄い傾斜だったみたいですし。
演技のできるカッシオだから、オテロも手加減なしで演技してましたよね。
by りょー (2008-07-11 23:01) 

keyaki

りょーさん、ありがとうございます。
なかなか全公演日程を把握するのは難しいものですね。

>存在感は少ないですけど、一応、歌うところもあるので、出てきますよ^^
やっぱり、白い目立つ衣裳で出てもらわないと....
それに映像だと、写さないこともありますしね。このDVDは、オテロを写せば、カッシオも画面に入るというような配慮をしていたのかも。

>>ダーッと舞台袖まで後退させられたとき
スピード狂のヴィットリオ君も恐怖の表情でしたね。

日程を教えてもらって、ポップスのアルバムを出す時期をちょうどこの公演のあとにもって来た..というのが、ちゃんとオペラに、しかもクーラと共演のオペラに出ているという宣伝にもなるな...なんて思いました。
オテロは、2月9日初日ですけど、8日にイギリスのテレビに出演してるんですよ。バルセロナから駆けつけました....と言ってます。ゲネプロが終って、初日前日は、お休みの日ですものね。
by keyaki (2008-07-12 11:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1