オランジュ音楽祭 Les Chorégies 2011：リゴレットのキャスト

　ヴィットリオ・グリゴーロは、2011年のオランジュ音楽祭の《リゴレット》にチョーフィと共に出演することが、昨年の時点ですでに公表されていました。しかし、肝心のリゴレットが誰かは未定でしたが、キャストが発表されたようです。フランスのオペラフォーラム Forums ODB opéra からの情報です。2011年は、めずらしく全部ヴェルディ、７月9日と12日が《アイーダ》、7月30日と8月2日が《リゴレット》です。
　《アイーダ》はダニエル・オーレン指揮、 C. Roubaud演出、ソリストは、Indra Thomas, Ekaterina Gubanova, Carlo Ventre, Andrezj Dobber, Giacomo Prestia 、《リゴレット》は、レオ・ヌッチ、パトリツィア・チョーフィ、ヴィットリオ・グリゴーロとなっています。ここ数年毎年出演していたロベルト・アラーニャが出ないこととレオ・ヌッチのリゴレットが話題ですね。2010年ではありませんから、お間違いのないように.....。ちなみにアラーニャは今年(2010年)の夏は《トスカ》に出演します。2013年は、グリゴーロは《仮面舞踏会》に出演するようです。2012年には、アラーニャのカラフ......へぇ...ほんとに....どうなんでしょう。

◎オランジュ音楽祭の今後の予定(レイモンド・ドゥフォー R. Duffaut 4月14日発表）
Chorégies 2012
ボエーム ：インヴァ・ムラ、ローランド・ビリャソン、リュドヴィク・テジエ
トゥーランドット：ロベルト・アラーニャ

Chorégies 2013
仮面舞踏会：ミカエラ・カロージ 、ヴィットリオ・グリゴーロ

★2011年オランジュ音楽祭《リゴレット》2011年7月30日＆8月2日 全2公演
ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ Roberto Rizzi Brignoli 指揮
ポール=エミール・フォーニー Paul-Emile Fourny演出
ソリスト：
Leo Nucci レオ・ヌッチ
Patrizia Ciofi パトリツィア・チョーフィ
Vittorio Grigolo ヴィットリオ・グリゴーロ
Marie-Ange Todorovitch マリー＝アンジュ・トドロヴィッチ
Mikhail Petrenko ミハイル・ペトレンコ

関連記事：
[La Traviata オランジュ音楽祭] 2009年
《リゴレット》マントヴァ公爵 (2005.9.30〜）：ヴィットリオ・グリゴーロ旋風巻き起こる
[今後のスケジュール追加・変更]

コメント 2

ええ〜〜〜っ、ヌッチのリゴレットですか！！　

ヌッチのリゴレットはぜひとも一度聴きたいと前から思っていましたし（この間ウィーンでフローレスと共演した時に聴いたのは、芸風自体は様式美の極みで素晴らしかったけれど、声的にはさすがにちょっと薹のたったベルコーレでしたから）。

それに若者二人の役がグリゴーロ君とチョーフィと来れば、もう行くしかありません。観に行かなければ、いや、観に行きます！！
by babyfairy (2010-04-14 02:11) 

babyfairyさん
今年じゃないですよ。来年ですけど、ぜひ、予定に入れておいて下さい。
でも、今年の夏ならよかったですよね。ドゥセとフローレスのコンサートがありますし。
ヌッチも来年は69才....フォーラムでも「やったぁ！　彼の引退前にレオを見ることができるぞ、Viva Nucci」なんてコメントがついてました。

by keyaki (2010-04-14 02:58)