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News!Sonyと独占契約「Donizetti,Verdi& Pucciniのオペラ・アリア集」発売予定☆グリゴーロのトーク [インタビュー&記事]

Tenor Vittorio Grigolo signs to Sony | gramophone.co.uk.pdf (2010.4.21)

Sony Classicalと独占契約したことが正式に発表されました。デビューアルバムは春ではなくて秋だそうです。首がだんだん長くなる......曲目は、ドニゼッティ(愛の妙薬、ファヴォリータ)、ヴェルディ(トロヴァトーレ、仮面舞踏会)、プッチーニ(ボエーム、トスカ).......パルマで録音したそうです。ここまでくれば、延期とか中止はないでしょうけど....メトデビューに合わせて発売だとすると10月頃かな....(2010.4.14)

◎クリストファー・オールダーが『ヴィットリオ・グリゴーロの吃驚仰天させるほど素晴らしいアリア・アルバムの最初の編集が終わった...(4月8日)』とツイッターでつぶやいていました。これは楽しみ...でも、最初の...ということはまだまだ作業があるということかしら....(2010.4.9)

2010年3月31日追記載分
 そろそろ春ですけど..... Vittorio GrigoloのCDアルバム"ヴェルディとプッチーニのアリア集" どうなっているんでしょう....と気になっていましたが、
『テノールのヴィットリオ・グリゴーロと最後のセッション、楽しかった、彼は本物だ! (2月1日)』
『午後は、ヴィットリオ・グリゴーロのSONYデビューの編集作業 (3月29日)』

と、プロデューサーのクリストファー・オールダー Christopher Alder が、ツイッターでつぶやいていました。ツイッターって、よくわかりませんが、もうちょっと情報が欲しいです.......いずれにしろCDアルバム発売に向けて着々と準備が進められているようです。

以下2009年12月21日記載分
 嬉しいニュースです。来春、ソニーからヴェルディとプッチーニのアリア集が発売されるそうです。
 15日の記事にアップした、ラジオ・フランスの朝の番組"Musique Matin"で最後にナレーターが「ソニーと独占契約を結んだところで、昨日確認を取ったがヴェルディとプッチーニのディスクが来月録音され、春に発売予定」というほっかほかのニュースを発表してくれていたんだそうです。こんなに重要なことを言っていたとは......露知らず.....助六さんのお蔭でわかりました。いつもありがとうございます。

 ヴィットリオ・グリゴーロはデッカと専属契約を結び、最初のPop Opera のアルバム“In The Hands of Love”を2006年3月にイギリスでリリース、トップ10入りしました。その後、オーストラリア、アメリカでも発売しています。2007年には、ヨーロピアン・ボーダーブレーカーズ賞(European Border Breakers Awards=EBBA)も受賞。そして2枚目のアルバムを2008年2月に発売するはずでしたが、グリゴーロの元エージェントとCD会社の間のトラブルで未だに発売されていません。グリゴーロが90日間のプロモーションツアーを断ってオペラを選んだことがトラブルの原因なのかもしれませんが.....これにはプラシド・ドミンゴとのデュエットも含まれているということですし、争ってないで発売して欲しいです。ソニーが買い取って発売してくれるというわけにはいかないんでしょうかね.....

 ヴィットリオ・グリゴーロのトークも助六さんが訳して下さいました。前記事のコメントから転載させて頂きました。なかなかユニークで面白いことを語っています。グリゴーロの声なら3キロ先まで聞こえそうですね。

「歌を始めた時、人は灯りがない真っ暗な道で道筋と光を探すような気分になります。歌を学ぶのは毎日新たなろうそくを点していくようなものです。人は生れ た時には完璧な呼吸と発声のテクニックを備えています。赤ん坊の声は横隔膜にしっかり支えられていてだから3キロ先でもはっきり聞こえるのです。でも人は その後大きくなるとそのテクニックを浪費してしまい、横隔膜使用も忘れてしまう。歌というのは我々のルーツ再発見みたいなところがあるのです。あるべきも のはすでにすべてあるわけで、我々の内に元からあるものを再発見することが必要なのです。ちょっとミケランジェロの詩学(作品製作術)に似ています。ダビ デはすでに自分の内にあり、素材は必要だけど、そこから余計な部分を除きさえすればよいという」

 オーストラリアのラジオ番組でも、呼吸法についての話しで、赤ちゃんの泣き声の物真似付きで喋ってました。→メルボルンのラジオ出演:ものまねを交えて愉快で陽気なVittorio Grigolo(2006.10)

・PDF"Musique matin"mardi 15 décembre 2009 :Avec Vittorio Grigolo
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コメント 4

babyfairy

おお、待ちに待ったものがそろそろ出そうなんですね。
遅いくらいですが、楽しみです。

ところで、ヴァレンシアの「椿姫」ってテノール達は良いのに(グリゴーロとデムーロ)、肝心のヴィオレッタが「貴女どなた?」って人ですね。

それとヴァレンシアのオケは実は数年前にペーザロのROF開幕のフローレスのコンサートで、ゼッタ指揮で聴きました。少なくともロッシーニは下手/不向きと言う印象でした。ゼッタ指揮でそれですから、そうでなかったら推して量るべし、という感じがします。

でもマゼールが音楽監督だから本拠地ではもっとまともなのかしら。。。
by babyfairy (2010-04-02 21:53) 

keyaki

babyfairyさん
アルバムは、タイミングもあるでしょうから、マノンのリハーサルがはじまる頃...春というよりは夏かな....いくらなんでも今度はちゃんと出るでしょう....前のは、お蔵入りにしちゃうのかしら....

>肝心のヴィオレッタが「貴女どなた?」って人
そうですよね....ヴィオレッタは年食っててもいいからもっとしっかりしたソプラノにしてもらわないと.....グリゴーロ君ワンマンショーしちゃうんじゃないかと思います。
Hibla Gerzmavaとかってソプラノのようですけど、だいたい、シーズン発表とぜんぜん違うのに未だに劇場が発表してないですよね。モスクワがメインで、出稼ぎってかんじだし...今年のはじめにROHでミミを歌っていて、ロンドンの椿姫さんによれば、タチアナはよかったけど、ミミは??だったとか.... イタリア語がどうのこうのって感想だったように記憶してます。

> ヴァレンシアのオケは実は数年前にペーザロのROF開幕のフローレスのコンサートで、ゼッタ指揮で聴きました
そうでしたね。わざわざスペインからペーザロって....どの程度のメンバーが来てたんでしょうね。2軍とかだったのかも....
普通は、ペーザロってボローニャあたりのオケが来てるんじゃなかったですか?
by keyaki (2010-04-02 23:04) 

babyfairy

おお、そこまで具体的な曲名が出て来ると、これは本物そうですね。でも10月って遠いんですけど・・・。

>普通は、ペーザロってボローニャあたりのオケが来てるんじゃなかったですか?

はい、普通はボローニャ、それからプラハ、そしてボルツァーノです。この中で巧いと言えるのはボローニャだけですが、あのバレンシアは更にその下を行くオケでした。

それなのに開幕コンサートなどと言う大切な舞台に抜擢された理由は、ゼッタの奥さんがあのオケと関係があるからだそうですよ。縁故だろうが、質さえ良ければ構いませんが、あれほど質ががた落ちする場合には控えて頂きたいものです。
by babyfairy (2010-04-14 21:12) 

keyaki

babyfairyさん
別ものとはいえ、前のポペラのアルバムから出る!出る!といわれ続けて、3年目ですから、さっさと発売してほしいですね。ニュースレターので、こういう情報を流したのも、春に発売と言っていたのが延期になったからかしら.....市場に並ぶまでなにがおこるかわかりませんね....

パルマで録音って、劇場で録音したのかしら? ネイティヴが、イタリアオペラゆかりの地で録音したということにも意味があるってことでしょうか。
by keyaki (2010-04-15 09:16) 

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