SSブログ

ニューイヤーOperngala《La Bohème》ヘッセン州立劇場(ヴィースバーデン) [今後のスケジュール追加・変更]

◎キャンセルしましたよ.....ヴィットリオ・グリゴーロの代わりはメキシコ出身のArturo Chacón-Cruzだそうです。16日からの南イタリア、バーリのTeatro Petruzzelliの《ボエーム》には出演します。グリゴーロのホームページに掲載されましたので確実です。(2010.1.7)

hessisches.jpg 2010年1月9日、ヴィットリオ・グリゴーロは、ヴィースバーデンWiesbaden のヘッセン州立劇場 Hessisches Staatstheaterで《ボエーム》を歌うことになったようです。私の検索力をもってしてもヒットしなかったんですが、助六さんが見つけてコメントで教えて下さいました。いつもありがとうございます。
 ヴィースバーデンのヘッセン州立劇場?....全く知らないというか、知識もないのですが、忙しい合間をぬってなんでこんなところで.....なんでしょう。ドイツの地方劇場はそこの専属歌手でまかなう公演がほとんどなので、ミミのガリャルド=ドマスと一緒に一日だけの特別ゲスト出演のようです。ガリャルド=ドマスとは、共通のエージェントというのが鍵かな......
 しかしスケジュールを眺めてみると、北から南とバタバタしてます。まさに、ルッジェーロ・ライモンディ言うところの「歌うということは、旅すること....」ですね。

1月1日チューリヒ歌劇場《海賊 IL CORSARO》最終公演
1月9日ヘッセン州立劇場オペラガラ《ボエーム》ヴィースバーデン(フランクフルトの近く)
1月16〜24日ベッリーニ大劇場《ファウスト》 シチリアのカターニャ
2009.12.30に上記の《ファウスト》をキャンセルして下記の《ボエーム》に出演決定
1月16〜20日ペトルッツェリ劇場《ボエーム》 南イタリアのバーリ
3月13日〜4月3日チューリヒ歌劇場《ホフマン物語》


 なんとかこなせそうですが、「ヴェルディ&プッチーニのアリア集」は1月ではなく2月に録音するつもりなんでしょうか......

★ヘッセン州立劇場Hessisches Staatstheaterについて:
オペラ、演劇、バレーの演出は、クラシック作品からモダンな音楽劇まで、種々のレパートリーの上演で広範囲にわたるプログラムが準備されている。ヘッセン州立劇場では3つの舞台が平行して公演でき、一日4回の公演が行われることもある。一番大きな劇場Grosses Hausは、1041席。

Puccini"La Bohème"
Samstag, den 09.01.2010, 19.30 Uhr
Großes Haus
Musikalische Leitung:Marc Piollet
Regie:Wolfgang Quetes
Ausstattung:Klaus Teepe
Chorleitung:Christof Hilmer
Jugendchor:Dagmar Howe

Mimi:Cristina Gallardo-Domas      
Rodolfo:Vittorio Grigolo Arturo Chacón-Cruz  
Marcello:Adrian Gans Markus Brück


Mit:
Musetta:Sharon Kempton
Schaunard, Musiker:Michael Bachtadze
Colline, Philosoph: Jacques-Greg Belobo
Benoî / Alcindoro:Wolfgang Vater
Parpignol, ein Händler:Patrick Hurley
Ein Zöllner:Christian Balzer
Ein Sergeant der Zollwache:Marek Markisz
Orchester, Chor, Extrachor, Jugendchor und Statisterie des Hessischen Staatstheaters Wiesbaden
nice!(0)  コメント(12)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 12

【篠の風】

ドイツの中都市にあるオペラ劇場では、時に "Galavorstellung" という名目で主役に名前の売れているオペラ歌手を引っ張ってくることがあります。Wiesbaden のプログラムを見るとこれもそのようです。お客サービスの一環でしょうね。それにしてもグリゴーロ、大忙しですね。(^_^)
by 【篠の風】 (2009-12-22 01:28) 

keyaki

【篠の風】さん
新年の大出血サービスということですね。
ドイツは本当にオペラが盛んですね。
岡村喬生氏の『ヒゲのオタマジャクシ世界を泳ぐ』にも面白い話しがたくさん書いてありますが、やっぱりイタリアでは食っていけなくて、運良くドイツの地方都市の専属歌手になれた....とか。
イタリア人歌手でも、ドイツをメインに活躍している歌手も多いですよね。

グリゴーロもオペラに専念することにしてからずいぶん忙しくなっていますが、年間30公演程度ですので、ちょうどいいくらいのようです。
ビリャソンは、喉を壊す前は、オペラ50公演前後、コンサート30公演なんてスケジュールでした。やっぱり働き過ぎですよね。特にコンサートが多過ぎ、コンサートの方が稼げるそうですが、喉に負担もかかるんでしょうね。
by keyaki (2009-12-22 03:22) 

助六

ヴィースバーデン、行ったことはありませんけど、19世紀には重要な湯治保養地で、今もクーアハウスやカジノがあってコングレス開催に利用されているようです。
今はヘッセン州の行政中心地としての活動が主で、産業も少しはあるようですが。

ブラームスやヴァーグナーが滞在して「3番」や「マイスタージンガー」を作曲したり、ギャンブル依存のドストエフスキーが大博打を打って恐らく「賭博者」(プロコフィエフがオペラ化してる)の構想を得たりとか、歴史的由緒ではなかなかカッコいい街。

それで一瞬、金持ち湯治客狙ったガラで、バーデン・バーデンの後追いかななどと思ったんですが、フェスティヴァルではないし、何より値段は大変良心的ですから、市民向けサービスの意味も大きそうですね。
フランクフルトやマインツからの客も見込めるでしょうしね。

河向こうとは言えpfaelzerweinさんのお膝元と想像しますが、この辺のレパートリーに興味は覚えられないかもね。でも安いよ。

by 助六 (2009-12-22 06:11) 

keyaki

助六さん
オペラガラ、ガラガラじゃなければいいですけど.....
1000席程度でしたら、埋まるとは思いますが。

by keyaki (2009-12-23 01:49) 

NANAKO

フランクフルトの近く。。。8日までフラちゃんフランクフルトで
ラ・ボエームです。-15度ですごく寒いのに(fa freddo cane)
出かけるなんて、やっぱりドイツ人てオペラ好きですね。
それにしてもグリゴーロ、大忙しですね。風邪を引かないように祈っています。
あ、それからグリゴーロ検索で何を間違ったのかウチに迷い込んでしまった人が
2人ほどいたので、こちらに来られるようリンク貼っておきました。

by NANAKO (2009-12-23 17:44) 

keyaki

NANAKOさん
あら、フランクフルトでも《ボエーム》ですか....ますますお客さん来るのかしら?ですね。

オペラは年間3本って言っていたのも、チャラ...デッカとの契約も切れて、ソニーになったようですし、オペラに専念となると、50公演以上もざらですから、まだ忙しいうちには入らないのかもしれませんけど...
それよりバレンシアの日程がどうなるんでしょうね。3日までチューリヒですけど....Demuroさんが前半とかかしら?
セビリアもROHの《マノン》が入っちゃいましたから、絶対無理なのでキャンセルすると思いますが、まだグリゴーロの名前になってるんですよね。スケジュールの調整が大変ですね。

>グリゴーロ検索で何を間違ったのかウチに迷い込んでしまった人
それって、コメントとかどこかにグリゴーロの名前があるからじゃないかしら。
by keyaki (2009-12-23 18:12) 

NANAKO

チューリヒとバレンシアとでは1週間、間があるのでグリゴーロが先なら、キャンセルしないで、ROHへいけそうですが、かなり、キツいですよね。デムーロも13日までルチア、19日からボエームで、19日の公演後2日ほど音沙汰がなかったので失敗したのでは?(^^;)と心配していたら、次の公演までの3日間ルッカの家に帰って家族サービスをしていました。
それにしても、ドイツ人ってラ・ボエーム好きですね?あちこちでこの時期に演じられているようですが、季節モノ?
by NANAKO (2009-12-24 08:50) 

keyaki

NANAKOさん
チューリヒとバレンシアは一週間しか空いてないので、リハーサルは途中からしか参加できませんよね。まあ劇場側と話しがついているんでしょうけど、普通は自己都合でリハーサルに出なかったりすると契約違反になるんですよ。
デムーロさんも家族をほったらかすと離婚されちゃいますから大変ですね。オペラ歌手は、離婚経験者が多いですよね。
by keyaki (2009-12-25 01:12) 

Nanako

FBにも載ってますね!グリゴーロのバーリのラ・ボエーム
URLはそのポスター。
by Nanako (2010-01-07 23:33) 

keyaki

Nanakoさん
FBって、facebookのことですよね。facebookとかTwitterとか情報としては、ぜんぜん役に立たない...です。やたら、こういうのがありすぎですよね。なりすましっぽいのもあるし.....
リハーサル写真が出ましたので、間違いなく出演しますね。2008年のと同じ演出舞台のようです。
by keyaki (2010-01-08 04:17) 

Nanako

そうですね、死んだ人たくさんもいるし、合成写真もあるし、面白いです。でも、ファンの撮った本物の写やYouTubeにない動画がアップされることもあるので、チェックはしています。フラちゃんでも4つはページがあります。FBのポスターは3日にアップされたものですが、グリゴーロのwebsaiteにも同じものがアップされているので少なくともポスターは本物だと思います。
by Nanako (2010-01-08 07:30) 

keyaki

Nanakoさん
グリゴーロの場合は、facebookは、websaiteからの転載がほとんどなので、内容がほとんど同じなんですよ。だから、いろいろあっても意味がない.....
あの火の鳥のポスターは、ペトルッツェッリ劇場が灰の中から甦った....ということで、作ったんでしょうね。
バチカンの聖歌隊時代の時の写真とかパヴァロッティと一緒の写真は、あるサイトから見つけてきましたし、コレクターとしては、やっぱり地道に検索してないと.....(笑
by keyaki (2010-01-09 01:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0