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12才のヴィットリオ(国際アカペラ合唱コンクール)☆☆今後のスケジュールの追加訂正  [その他]

 ヴィットリオ・グリゴーロの今後のスケジュールに変更がありました。今後、まだまだ変更があるでしょうが、その都度記録しておこうと思います。

 まず、Deutsche Oper Berlin 2009/2010シーズンの《椿姫》には出演しないことになりました。2010年2月20,26日と日本でも人気の高いインヴァ・ムラ(フィフスエレメントの宇宙人歌手)と共演することになっていました。チューリヒの《ホフマン物語》が3月13日からですから、スケジュール的にちょっときついのではと思っていましたが、案の定アルフレードは変更、ロベルト・アロニカに....YouTubeのコメントで、ベルリンでグリゴーロのアルフレードが見られる..と喜んでいた方もいたのにがっかりでしょうね。
In LA TRAVIATA am 20. und 26. Februar 2010 singt Roberto Aronica anstelle von Vittorio Grigolo die Partie des Alfredo Germont.

 もう一つは追加です。NYメトの2010/2011シーズンは、10月に《ボエーム》のロドルフォで劇場デビューですが、その後、《リゴレット》にも出演する予定になったようです。
Met 2010-11 season (27 June 2008)   26 August 2009更新
★LA BOHEME: Maija Kovalevska/Krassimira Stoyanova/Cristina Gallardo-Domas, Vittorio Grigolo* (Rodolfo), Kristine Opolais*/Ellie Dehn (Musetta), Dimitris Tiliakos*/Luca Salsi (Marcello), Gunther Groissbock* as Colline, c. Roberto Rizzi Brignoli*
★RIGOLETTO: (fall 2010, Jan 2011) Christine Schaefer/Nino Machaidze*/Diana Damrau, Ramon Vargas/Joseph Calleja/Vittorio Grigolo, Carlos Alvarez, Stefan Kocan (Sparafucile), c. Paolo Arrivabeni*/Fabio Luisi
*Vittorio Grigolo will share the role of the Duke in Rigoletto (after his debut in La Boheme in the same season).

★写真について
 右上の写真は12才のヴィットリオ・グリゴーロ、1989年3月29〜4月3日に開催された『ロレート国際アカペラ合唱コンクール Loreto Rassegna internazionale 1989』の写真です。ロレートはマルケ州にありますが、ペーザロとかマチェラータとかオペラファンにはお馴染みのところです。マルケ州の公式日本語サイトにも載っている『宗教音楽国際フェスティバル』だと思います。

「グリゴーロは、9才の時、バチカン・システィーナ礼拝堂聖歌隊(Pueri Cantores del Coro della Cappella Sistina )のオーディションを受け合格、入学のため一家でトスカナのアレッツォからローマに引っ越す。14才までの5年間、バチカンでマエストロ Mons.ドメニコ・バルトルッチのもと音楽教育を受け、そこで初等教育も受ける。11才からソリストを務め、声楽以外にピアノ、ギター、トランペットを習う。」

 すでに紹介した、13才のグリゴーロの写真(パヴァロッティとカバイヴァンスカと)は、バチカン・システィーナ礼拝堂聖歌隊在学中に、《トスカ》に出演した時のものです。録画では、子供の歓声が聞こえますが、聖歌隊のお友達でしょうね。YouTubeでご覧いただけます。"Vittorio Grigolo-Tosca-Atto3-Io de' sospiri,ve ne rimanno tanti-Roma 1990"
舞台を横切りながら歌っていますが、子供の頃から「舞台度胸」満点だったんですね。


メモ:Loreto, al via la 49esima edizione della rassegna di musica sacra "Virgo Lauretana"

関連記事:メルボルンのラジオ出演:ものまねを交えて愉快で陽気なVittorio Grigolo(2006.10)音楽の勉強、システィーナ礼拝堂の聖歌隊についても語っています。
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コメント 2

ペーターのファンです。

マントヴァ公、さぞかし素晴らしいでしょうね。楽しみです。

ただ、顔ぶれが不思議で、舞台でどの組み合わせになるのか、興味津々に半ば怖いもの何とかが混じった気分になります。
ヴァルガス、カレイヤ、グリゴーロ、どんな演出というか、どんなマントヴァにしたいのかしら? 誰が一番役にあってるか、一目瞭然でしょと思います。シェーファーは勘弁して、マチャイゼかダムラウと組んでほしい、って言っちゃダメでしょうか。個人的にはマチャイゼがいいんですけどね。
by ペーターのファンです。 (2009-08-28 09:05) 

keyaki

ペーターのファンさん
シェーファーと組ませるようなことはしないでしょう.....ここはベテランのバルガスにお願いしたいですよね。
私もマチャイゼちゃんがいいです。

リゴレットは、今年も上演していて、マントヴァは、フィリアノーティ、ベチャラ、カレヤで、ジルダは、クルザックとダムローで、いろいろな組み合わせがあったそうです。
最近のメトは、キャンセルも多くて、劇場側の思惑通りにはいかないようですし、もちろん来来シーズンのことですので、どうなるかは分かりませんが、メトは、いろいろ情報もたくさん入ってくるでしょうから、楽しみです。
by keyaki (2009-08-28 10:14) 

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