『パヴァロッティーノ』『僕のキャリアはオペラだけ...』ビデオクリップ２つ

　
★バルセロナの《オテロ》プレミエ前日に、3月発売のアルバム宣伝にロンドンのTVスタジオにかけつけたグリゴーロ。『Today with Des & Mel』という番組らしい(2006.2.8放送)。 "Sono italianissimo"は彼の口癖。他の番組で"perfectissimo"なんて英語に-issimoをつけてふざけてました。
余談ですが、日本語でも-issimoをつけたり、" Pavarottino"の-inoをつけるとイタリア語風になって、面白いです。昔テレビで放送していた「ひょっこりひょうたん島」のドン・ガバチョのインチキ外国語でもやってましたね。
このビデオクリップは、実際には、もうちょっと長いのですが、5MBに収まるように適当にカットしましたので、気をつけてカットしたつもりですが、変に話しが飛んでるかもしれません。

★あっというまに終ります.....Jim Masters氏の番組のゲストとして出演だとおもいますが、残念ながら全体はありません。グリゴーロは、常にオペラ歌手ということをアピールしています。

ポップアルバムの宣伝活動で、よくテレビに出演していますが、いつもオペラの宣伝も忘れていません....イタリア人オペラ歌手としての誇りと、伝統文化の継承者としての義務感もあるんだと思います。4才くらいから、オペラを食事と同じに毎日食べて育ったといっていますから、オペラは彼の一部だということなんでしょう。著名なイタリア人歌手の経歴を見ると、父がオペラ愛好家（melomania)というのをよく見かけます。ルッジェーロ・ライモンディも同様で、3,4才で、レコードで覚えた"クレド"を歌っていたそうですから。

コメント 6

グリゴーロ君は４歳の時からお父さんの影響でオペラを聴いていたんですね。やっぱり幼い頃から培われたものがあるんですよね。もっともそれはワトソンとかもそうかもしれないけど、グリゴーロ君の場合は周囲にその関心と才能の芽を育てる地盤が揃っていた。

しかし、聞いてると、ポップス歌手としての営業中であっても、いつもオペラと言う文化を宣伝してますね＾＾今のスケジュールがキツくなって来た時に、果たしてどちらを取るのでしょう？
by rosina (2008-09-09 20:13) 

＞父がオペラ愛好家
ペーター・ホフマンもそうです・・

by euridice (2008-09-09 21:38) 

こんばんは。
"パヴァロッティーノ"のエピソード、有名なんですね。パヴァロッティならポップスファンでも知っているでしょうし、こういうのもオペラへの牽引力になりますね。
そしてやっぱりテノールって、地声も高いんですね。当たり前のことなのに妙に感心しちゃったですよ～（笑）

＞"perfectissimo"
英語もイタリア語もどちらも外国語なので、綴りを目にしても特に違和感なく受けとめてしまった私です。続くkeyakiさんの解説を読んで初めて面白さに気づきました……orz
by しま (2008-09-09 23:54) 

rosinaさん
私は、オペラは捨てないと思います。演じること、チャレンジすることが好きみたいですから、プレミエ歌手としての素質が充分にあるし、舞台の魅力に取り憑かれているみたいですから。マイクの前で歌うだけのポップスではもの足りなく感じているとおもいます。ポップで獲得した人気をうまく利用していくんじゃないかな。

by keyaki (2008-09-10 19:40) 

euridiceさん
>＞父がオペラ愛好家
>ペーター・ホフマンもそうです・・
ルッジェーロ・ライモンディもそうです・・
環境は大切ですね。

by keyaki (2008-09-10 19:48) 

しまさん
グリゴーロ君は特に高いかも。女の子みたいですよね。
パヴァロッティーノは、マスコミがつけたニックネームなんですけど、グリゴーロがオペラ歌手じゃなくてレーサーになっていたらなんの意味もなかったですね。パヴァロッティも草葉の陰で喜んでいるでしょうね。

ネイティヴの喋る英語はトンと分かりませんが、グリゴーロ君のはわかる。日本人もジャパニーズイングリッシュを世界に広めればいいのに，と思いますけど。ちなみにイタリアではジャパニーズイングリッシュの方が、通じるようです。
by keyaki (2008-09-10 20:06)