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"Nessun dorma"をエドウィン・マルトンのストラディヴァリウスで [イベント、TV、ラジオ]

★夢の競演、エドウィン・マルトンのバイオリンでヴィットリオ・グリゴーロの 『ネッスンドルマ』

 2008年2月13日、トリノでのアイスショーのバックステージでの「お遊び企画」。めずらしいメッツァ・ヴォーチェの『ネッスンドルマ』です。



 トリノのパラベラホールで開催されたアイスショー"San Valentino Gala Lancia Ice 2008"は、コンサートとアイスショーをミックスしたもので、イタリアでは初の試み、つまり、アーティストたちの生演奏に合わせて、スケーターたちが滑るという特別企画。

 ハンガリーのバイオリニスト(作曲家)のエドウィン・マルトン Edvin Martonの「Sirtaki」の演奏で、エウジェニー・プルシェンコEvgeni Plushenkoが滑りました。プルシェンコとエドウィン・マルトンのコンビは有名みたいですね。このTV中継のクリップがYoutubeで見られます。→ "Evgeni Plushenko@Pensiero stupendo" Galàトリノ
 ヴィットリオ・グリゴーロとステファン・ランビエール Stéphane LambielのTV中継のクリップはありませんが、フィギュアスケートファンが個人的にビデオにとったものがアップされています。→Stephane Lambiel@ Galà, Torino

 このショーのあとバックステージでホストのダニエル・マクヴィカー Daniel McVicarが二人をつかまえて、廊下で夢の競演となったようです。エドウィン・マルトンのバイオリンは、400万ドルのストラディヴァリウスで、いつもボディーガードが守っているそうです。ビデオに映っている強面の大男はボディーガードさんです。ダニエル・マクヴィカーは、俳優のようですが、ヴィットリオ・グリゴーロの追っかけ?もやっているのかな...

備忘録:
エドウィン・マルトン(1974.2.17) ウクライナ生まれのハンガリー人。天才バイオリニストとして一流管弦楽団と各国で演奏していたが、突然方向転換、自分の音楽を追究、「氷上のバイオリニスト」としても有名になる。彼の弾いているストラディヴァリウスは、1996年カナダで開催されたコンペ(350人のバイオリニストが参加)で勝ち取ったもので、スイス銀行から貸与されている。なるほど、それで、いつもボディーガードが持っているんですね。詳細は→wikipediaEdvin Marton (born February 17, 1974, Tiszaújlak, Ukraine)
この競演にはけっこう意味がありますよ。つまり、二人とも「逆クロスオーバー」、枠に捕われないアーティスト。再現芸術だけではもの足りなくなるということかな.....
エドウィン・マルトンがストラディヴァリウスについて説明しています→Edvin Marton , Stradivarius

関連記事:
ネットで拾ったアレレな話題:グリゴーロ、フィギュアスケートファンの理不尽な怨みを買う....

■リンク切れの場合の予備:ビデオ・クリップ


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コメント 4

rosina

リンク先のクリップ、どうやら消去されてしまったようですね。
残念!
by rosina (2008-08-17 20:14) 

keyaki

rosinaさん
ほんと! パート1は消してないのに...なんでだろう....
一時的なものかもしれませんが、Dan McVicarさんのホームページにありましたのでリンクはりなおしました。


by keyaki (2008-08-17 23:20) 

rosina

リンク貼り直して下さったんですね。お知らせくださって、どうもありがとうございます。早速観て来ました。ストラスヴァーリの渋い響きに合わせて、ソット・ヴォーチェで歌っても良い声ですよね>グリゴーロ君。

そう言えば、もうすぐチューリッヒで『ルチア』と『椿姫』ですね。
放送が楽しみですね。
by rosina (2008-08-18 00:28) 

keyaki

rosinaさん
Youtubeから消えただけで良かったです。

記事にも追記しましたが、このバイオリニストさんも「逆クロスオーバー」なんですね。天才バイオリニストとして、一流管弦楽団と共演していたのに、突如方向転換。枠に捕われないアーティストなんですね。
Youtubeで彼流のパガニーニとか弾いているのも見られますが、クラシック界からはどう評価されているんでしょうね。消えたことになってるんでしょうか.....

ジュネーヴ大劇場のドン・カルロ、未だにはっきりしませんが、絶対放送して欲しいですね。
by keyaki (2008-08-18 09:01) 

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