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ヴェルディ《レクイエム》オランジュ音楽祭☆★過去の公演:ミラノ、ローマ、バレンシア [コンサート]
昨夜は、ヴィットリオ・グリゴーロ、オランジュ音楽祭に初登場!でした。オペラではなくヴェルディの《レクイエム》ですが、《スタバト・マーテル》でも、「宗教音楽をなんと心得る、不届き者め!」みたいなレビューがありましたが、ヴェルディ《レクイエム》でも、声の素晴しさは皆さん否定のしようがないようですが、歌唱表現過多、ジャスチャーやり過ぎ....という判で押したような過去のレビューがあります。一度でいいから聞いてみたい、いや、見てみたいものです。出ました!♪Youtubeにグリゴーロのパフォーマンスの一部がアップされました。グリゴーロは楽譜を譜面台に置いたまま歌っていますので、ジェスチャーは自由自在、身体も手もよく動きます。「ジャスチャーやり過ぎ...」なるほどです→Vittorio Grigolo in Chorégies D'Orange REQUIEM by G. Verdi(2008.8.5追記)
2008年7月19日午後10時〜 オランジュ音楽祭 Théâtre antique d'Orange
トゥガン・ソヒエフ(Tugan Sokhiev)指揮
Orchestre National du Capitole de Toulouse
Chœur de l’Orfeon Donostiarra de San Sebastian
ソリスト:
ミカエラ・カロージ Micaela Carosi(ソプラノ) キャンセル
ハスミク・パピアン Hasmik Papian (ソプラノ)
ルチアーナ・ディンティーノ Luciana d’Intino(メゾ)
ヴィットリオ・グリゴーロ Vittorio Grigolo(テノール)
パータ・プルチュラーゼ Paata Burchuladze(バス)
※当初発表のバスは、オーリン・アナスタソフだった
レビューらしきものが出ました!(7月24日追記)
★CHORÉGIES Sokhiev libère un splendide requiem(2008.7.21)
各ソリストについては一言だけですが、ヴィットリオ・グリゴロについては、ちょっと余分に何かが書いてありますが....わからん...トラヴィアータを持ち出す意味もわかりません....来年のオランジュ音楽祭に《トラヴィアータ》で再登場という情報をもらいました。(7.25追記)
★Messa da Requiem à Orange samedi 26 juillet 2008 par Olivier Lalorette(2009.5.7追記)
ヴェルディ《レクイエム》公演記録:2004年〜
★2004年7月3日 ローマ夏の音楽祭 カラカラ浴場 Terme di Caracalla ジェルメッティ指揮
ソリスト:Carla Maria Izzo,Daniela Barcellona,Vittorio Grigolo,Roberto Scandiuzzi
ローマ古代の遺跡カラカラでは、1937年から夏の音楽祭が開催されていたが、1993年に中止になっていた。遺跡保護だか崩れてきていて危険だからか中断していたのだが、2004年に再開され、この《ヴェルディ・レクイエム》が初日を飾った。
←左の写真のグリゴーロの完全武装ぶりとスカンディウッツィの強盗スタイルが可笑しい。真夏のローマはとても暑いですが、夜は急に冷えこんだりしますから、歌手は、冷えると喉にきちゃうので用心してるんでしょうね。クリックして大きくしてみて下さい。笑えます。
関連記事:1992年ルッジェーロ・ライモンディがカラカラに出演した時の記事
《セビリアの理髪師》私は町の何でも屋
セビリアの理髪師"La Calunnia""Una voce poco fa"
★2007年12月16日(日)ミラノ Basilica di Sant'Ambrogio - Milano
★2007年12月17日(月) アッシジ Basilica Superiore di S.Francesco - Assisi
ローリン・マゼール指揮 Symphonica Toscanini,Coro del Maggio Musicale Fiorentino
ソリスト:Latonia Moore,Anna Smirnova,Vittorio Grigolo,Rafal Siwek
★レビュー:Con Maazel un Requiem di Verdi che entusiasma i milanesi
★2008年3月28,30日 バレンシア Palau de les Arts ローリン・マゼール指揮
ソリスト:Micaela Carosi, Elena Maximova, V. Grigolo, René Pape
マゼールと一緒の右の写真は、サンタンブロージョかな....
★レビュー:El Réquiem más humano(28 de marzo de 2008)
多分、「美しい響き・音色と適切なフレージングは非常に良かったが、この宗教的作品に、あまりにもオペラチックなものを持ち込み過ぎている....」とかなんとかって書いてあるんじゃないかな......
個人のブログでも「歌もジャスチャーも表現過多、静かでなんとかなパーぺとは対象的....ポジティヴな面は、健康で、太陽の明るさ....」なんてのもありました。全部スペイン語なんで、怪しいかもしれませんが、いつも言われていることなので、多分「当たらずとも遠からず」だと思いますが、違っていましたら、コメントよろしく。
備忘録:キャンセル分
2007年7月7日 64ª SETTIMANA MUSICALE SENESE シエナ(Piazza Jacopo della Quercia)トスカニーニ没後50周年記念コンサート 《ヴェルディ・レクイエム》ジェルメッティ指揮 ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団 ソリスト:Anna Rita Taliento / Vittorio Grigolo / Giorgio Surian
★2008年7月19日オランジュ音楽祭 《ヴェルディ・レクイエム》写真:クリック拡大
オーケストラが前にいるのもめずらしい。ソリストの前に譜面台もめずらしい。
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トゥガン・ソヒエフ(Tugan Sokhiev)指揮
Orchestre National du Capitole de Toulouse
Chœur de l’Orfeon Donostiarra de San Sebastian
ソリスト:
ハスミク・パピアン Hasmik Papian (ソプラノ)
ルチアーナ・ディンティーノ Luciana d’Intino(メゾ)
ヴィットリオ・グリゴーロ Vittorio Grigolo(テノール)
パータ・プルチュラーゼ Paata Burchuladze(バス)
※当初発表のバスは、オーリン・アナスタソフだった
レビューらしきものが出ました!(7月24日追記)
★CHORÉGIES Sokhiev libère un splendide requiem(2008.7.21)
各ソリストについては一言だけですが、ヴィットリオ・グリゴロについては、ちょっと余分に何かが書いてありますが....わからん...トラヴィアータを持ち出す意味もわかりません....来年のオランジュ音楽祭に《トラヴィアータ》で再登場という情報をもらいました。(7.25追記)
★Messa da Requiem à Orange samedi 26 juillet 2008 par Olivier Lalorette(2009.5.7追記)
ヴェルディ《レクイエム》公演記録:2004年〜
★2004年7月3日 ローマ夏の音楽祭 カラカラ浴場 Terme di Caracalla ジェルメッティ指揮
ソリスト:Carla Maria Izzo,Daniela Barcellona,Vittorio Grigolo,Roberto Scandiuzzi

←左の写真のグリゴーロの完全武装ぶりとスカンディウッツィの強盗スタイルが可笑しい。真夏のローマはとても暑いですが、夜は急に冷えこんだりしますから、歌手は、冷えると喉にきちゃうので用心してるんでしょうね。クリックして大きくしてみて下さい。笑えます。
関連記事:1992年ルッジェーロ・ライモンディがカラカラに出演した時の記事
《セビリアの理髪師》私は町の何でも屋
セビリアの理髪師"La Calunnia""Una voce poco fa"
★2007年12月16日(日)ミラノ Basilica di Sant'Ambrogio - Milano
★2007年12月17日(月) アッシジ Basilica Superiore di S.Francesco - Assisi
ローリン・マゼール指揮 Symphonica Toscanini,Coro del Maggio Musicale Fiorentino
ソリスト:Latonia Moore,Anna Smirnova,Vittorio Grigolo,Rafal Siwek
★レビュー:Con Maazel un Requiem di Verdi che entusiasma i milanesi
★2008年3月28,30日 バレンシア Palau de les Arts ローリン・マゼール指揮

マゼールと一緒の右の写真は、サンタンブロージョかな....
★レビュー:El Réquiem más humano(28 de marzo de 2008)
多分、「美しい響き・音色と適切なフレージングは非常に良かったが、この宗教的作品に、あまりにもオペラチックなものを持ち込み過ぎている....」とかなんとかって書いてあるんじゃないかな......
個人のブログでも「歌もジャスチャーも表現過多、静かでなんとかなパーぺとは対象的....ポジティヴな面は、健康で、太陽の明るさ....」なんてのもありました。全部スペイン語なんで、怪しいかもしれませんが、いつも言われていることなので、多分「当たらずとも遠からず」だと思いますが、違っていましたら、コメントよろしく。
備忘録:キャンセル分
2007年7月7日 64ª SETTIMANA MUSICALE SENESE シエナ(Piazza Jacopo della Quercia)トスカニーニ没後50周年記念コンサート 《ヴェルディ・レクイエム》ジェルメッティ指揮 ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団 ソリスト:Anna Rita Taliento / Vittorio Grigolo / Giorgio Surian
★2008年7月19日オランジュ音楽祭 《ヴェルディ・レクイエム》写真:クリック拡大
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↑メゾのルチアーナ・ディンティーノお姉さんと
グリゴーロはいつもの服装ですね。またまたいつもの首にグルグル巻きストール、これ本番なのかしら。オーケストラが前にいるのもめずらしい。ソリストの前に譜面台もめずらしい。
二人ともこれから農作業か・・・って格好ですね、カラカラの。笑えました。いえ、歌手に取っては切実な問題だから笑っちゃいけないとは思うんですが^^;。
by rosina (2008-07-20 19:52)
rosinaさん、ここまですごいのははじめて見ました。首のぐるぐる巻きがすごい! 女声歌手はこんなことしてと思います。男声歌手のほうが神経質なんでしょうね。オペラ歌手って、常に、声が出なるかもという危険に日々直面してるんですね。ほんと大変なんですね。頭が下がります。
by keyaki (2008-07-21 00:57)
カロージはキャンセルで代役はパピアンだったみたい。
by 助六 (2008-07-21 05:51)
助六さん
あっちでもこっちでもキャンセルですね。オペラ関係のキャストは結局誰が歌ったのか、正しい情報を得るのが難しい! この記事を書きながら、グリゴーロは果たして本当に出演したのか不安でした。彼の場合も、ネットで検索すると、どうやらキャンセルしたらしいのが、バンバンヒットしますもの。
音楽祭のプログラムの表紙をクリックするとピアノリハーサルの写真にリンクするようにしていますが、確かに、パピアンですね。お顔を存じ上げなかったので、画像検索して確認しましたので、間違いなくパピアンです。
カロージの顔もパピアンの顔も知らなかったので、せっかく写真をみつけたのに、わかりませんでした。情報ありがとうございます。
by keyaki (2008-07-21 09:02)
レクイエムのレビューを英語に訳して読んでみると、なるほど、keyakiさんがおっしゃっているような事を書いていますね。
しかし、これって、外野の私達にしてみれば一見似ているように思えるスペインとイタリアの御国柄、気質の違いでもあるように思います。イタリア人にとっての宗教とか神様とはスペイン人のそれよりもずっと人間的であるし、ましておや作曲家はヴェルディ。
イタリア人の感性を考えると、真面目で『神聖なる』ドイツ人のパーペの方が良いとは必ずしも良いとは言えないと思いました。
by rosina (2008-07-21 09:40)
rosinaさん
なにしろカトリックの総本山バチカンでお勉強したグリゴーロ君なんですからね。聞いてみないことにはなんともいえませんが、ジェスチャーってのがハテナですね。フリットリは暗譜で楽譜を持たない主義だそうですけど、普通は楽譜を持ってるわけですから.....
そうとうオリジナリティーのある歌唱ってことなんでしょうか...あぁ、聞いてみたい,見てみたい!です。
by keyaki (2008-07-21 14:36)
初めまして。ときどきサイトにおじゃましていますオペラ初心者です。先日オランジュ音楽祭に行ってきました(オペラよりはプロヴァンス観光がメインでしたが)。私が観たのはカルメンだったのですが、そこで来年のプログラム予定をもらいました。グリゴーロ君は来年7月11日、15日に椿姫で再登場だそうです。ヴィオレッタはチョーフィです。楽しみですね!
by moneypenny (2008-07-25 07:36)
moneypennyさん、いらっしゃいませ。
>私が観たのはカルメン
マルセロ・丸ちゃんこと、マルセロ・アルバレスとユリア=モンゾンだったんですね。それは、素晴しい公演だったでしょうね。
>グリゴーロ君は来年7月11日、15日に椿姫で再登場
なるほど、それで、レビューに(来年まで我慢!)とか書いてあったんですね。情報ありがとうございます。
来年の9月にはヴェネツィアのフェニーチェでもチョーフィと歌うことになっているんですよ。
オランジュの古代劇場は、風が有名ですが、いかがでしたか?
M.アルバレスは更に丸くなってませんでしたか?
by keyaki (2008-07-25 09:18)
なんと、グリゴーロ君、オランジュで椿姫、フェニーチェでチョーフィと共演ですか。 9月のルチアに行くかどうか悩んでいたけど、それならすっぱり諦めがつきます(^^;)。 来年迄待って、アルフレードと、それにフェチーチェの方を狙います!!貴重な情報どうもありがとうございます。
ところで、フェニーチェの方のはオペラですか?それともコンサート??
by rosina (2008-07-25 09:24)
と思ったらちゃんと情報をアップして頂いていたんですね。ちゃんと読まずにすみません。フェニーチェも『椿姫』なんですね。 私、これには絶対行きます。でも、公演日を見ると、ダブルキャストっぽいですね。2回くらい最低でも観る事にしておいた方が安全そうですね?
それと、またまた事後承諾で申し訳ないのですが、この記事にトラックバックさせて頂きましたので、ご報告いたします。
by rosina (2008-07-25 09:47)
>オランジュの風
はい、昼間は灼熱の33度とかなのに、夜は風がびゅーびゅー吹いてました。あと、どんなにフカフカの座布団を敷いても石の上に3時間はキツいということがわかりました(笑)。
>丸ちゃんの体型
私も、失礼ながら、彼のドンホセは見た目的にカルメンにフラれてもしょうがない感じがすると思っていたのですが、体型の隠れる何枚か生地の重なったシャツ(しかも引き締め効果の黒)が功を奏したのか、ちょっと髪をのばしていたのがよかったのか、意外にすっきり見えました。
地元の写真屋さんでは、ブロマイド的なものを売っていたりして(アラーニャのが多いんですけれど)なんだか面白かったです。
とにかく、いくら舞台の壁と階段状の座席で多少の反響があるとはいっても、屋根のないところで、あんなに声が響くなんてやっぱりオペラ歌手ってすごいなあと思いました。
by moneypenny (2008-07-26 10:20)
moneypennyさん
>フカフカの座布団を敷いても石の上に3時間はキツい
そうなんですか。でも居眠りをする人はいなさそうですね。
アラーニャは常連さんのようですし、フランスでは人気者ですし、今回もファウストに出演でしたよね。
>あんなに声が響くなんてやっぱりオペラ歌手ってすごいなあ
才能と訓練の賜物でしょうね。
by keyaki (2008-07-26 21:11)
映像あるんですねぇ。ありがとうございます。
録音から受ける印象は、「ジャンニ・スキッキ」と変わらず、声が足りない感じで緊張度が高く、ヴィブラートが早くもちょっと心配。それを補うかのごとく感情表現がやや過多で、旋律線の品が失われてしまう。個人的には余り趣味じゃないというのが正直なとこです。
アマチュアの盗み撮りみたいですけど、映像・音共によく入ってて、その意味では楽しめました。
考えてみると、もう20年オランジュには行ってませんが、あのプロヴァンスの夏の夜の空気を如実に感じさせてくれますね。こういう雰囲気で聴くヴェルディはやはり素敵でしょうね。
オランジュの「カルメン」1回目は雨で翌日に延期になったそうですが、この日は風もなくよいコンディションだったようですね。小生もエクスでは雨で上演中途で中止の憂き目に会ったことがあります。
by 助六 (2008-08-05 06:25)
助六さん
こういうことだったのね...と納得です。彼の要求で譜面台をセットしてるのかしら。プルチュラーゼは歌わない時は譜面台に置いて、歌う時は持ってますものね。
けっこうな人気者ですから、アマチュアの盗み撮りが、いろいろアップされてありがたいことです。
このレクイエムはソリストがオケの後なんですね。めずらしいですね。第9とかだとこれが普通のような気もしますが、ヴェルディのレクイエムでははじめてみました。
by keyaki (2008-08-05 09:47)