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メト《ボエーム》初日を前にグリゴーロ特集記事 ☆The Great Tenor Hope ☆Victory for Vittorio? [ボエーム La Bohème]

 3月のメトロポリタン歌劇場のシーズン発表の時から、楽しみにしている公演です。ヴィットリオ・グリゴーロは、劇場デビュー、パヴァロッティ(1935.10.12-2007.9.6)も1968年11月8日、33歳でメトデビュー、しかも同じロドルフォ....ミミはフレーニでした。偶然か、それとも合わせたのか、いずれにしても、なにかと話題の豊富なグリゴーロ、明日の公演を控えて、インタビュー記事が世界に配信されています。



 ニューヨーク・タイムズは、The Great Tenor Hope (Just Ask Him)という3ページもの記事とリハーサルの様子を含めたビデオクリップを作成、非常に期待されているというか、手ぐすね引いて待っているようです。
◎ニューヨーク・タイムズ:The Great Tenor Hope (Just Ask Him) /By MICHAEL WHITE/Published: October 14, 2010
 またこの記事が波紋を呼んでいるようです。ロンドンでの《マノン》の公演前のインタビューに対する反応と同じようなかんじでしょうか.....うぬぼれているとか生意気とか....筆者にも問題有り....と言っている人もいたり.....

 もう一つ、abcnewsの配信かな.....やはり3ページでメトロポリタン歌劇場でインタビュー(2010.1012)の時に撮った写真入りです。
Victory for Vittorio? Met Debut Will Tell/By MIKE SILVERMAN For The Associated Press/NEW YORK October 14, 2010

《La Bohème》メトロポリタン歌劇場 2010年10月16,20,23,28/11月1,5日 全6公演
キャスト:
Conductor: Roberto Rizzi Brignoli

Mimì: Maija Kovalevska

Musetta: Takesha Meshé Kizart
Rodolfo: Vittorio Grigolo
Marcello: Fabio Capitanucci 

Schaunard: Edward Parks

Colline: Shenyang 

Benoit/Alcindoro: Paul Plishkav

The Production Team
Production: Franco Zeffirelli

Set Designer: Franco Zeffirelli

Costume Designer: Peter J. Hall

Lighting Designer: Gil Wechsler
◎16日8:30 PM:SIRIUS ライヴ
 日本時間:17日午前9:30

◎20日8:00 PM:Metライヴ
 日本時間:21日午前9:00

*シリウスについて:
SIRIUSは有料放送で、アメリカに住所がないと登録できないようですが、無料お試し"free 7-day trial"の登録は可能。必要項目に入力(Zip Codeは適当で大丈夫)して送信するとusername(=自分のメールアドレス) と passwordが送られてきますので、それで登録するとすぐに試聴できます。

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コメント 4

Madokakip

この記事で、いつの間にか、シリウスの放送が、さりげなく、
木曜の『リゴレット』からこの土曜の『ラ・ボエーム』にすり替わっているのを知りました!
私の記憶が正しければ、土曜の夜の公演が生中継されるのは、
この『ラ・ボエーム』が初めてなはずですよ。
ということで、彼への期待の大きさが伺われますね。
(『リゴレット』の内容がいまいちなのと、
『ボエーム』のリハーサルでのグリゴーロの歌に感銘を受けたメト側が予定を変更したのではないかと思います。)
いよいよ、今夜ですよ!!もう楽しみで、楽しみで!!

by Madokakip (2010-10-16 23:53) 

keyaki

Madokakipさん
私もシリウス、せっかくお金を払って聞いてあげようと思っていたのに、アメリカに住所がないとダメなんですね。それで、また無料トライアルに登録しました......

ニューヨークタイムズの記事で、かなりアンチグリゴーロ虫が湧いて出たようですので、ここは、相当頑張らないと、彼等の思うつぼになっちゃいますね。
by keyaki (2010-10-17 00:52) 

euridice

>ニューヨークタイムズの記事
クラシック音楽の世界は相変わらずなんですね。クラシック音楽は高尚で、他の音楽は低級だと思いたいのか、そうしか思えない頭の構造なのか。

クラシック(オペラ)歌手が、非クラシック音楽を、片手間にお遊びでやる分には気にもとめないようですけど、まじめにやって、しかもヒットしちゃったりすると、その歌手の全てを疑うようになる。クラシックの教育を受けてクラシックでキャリアを初めて、非クラシックに手を出したあげく、両者を並行してやるなど許せないからか、そのクラシック音楽はまがいものなんじゃないかと疑うという感覚がまだまかり通っているんですね。しかも、まずは非クラシックから初めてクラシックに全面的に転向した場合は、その非クラシック経歴は問題にしないのに、逆だと、クラシックの勉強もしてないし、もともと非クラシック歌手だったんだ、奴のクラシック歌唱には非クラシックの悪影響が見られるなんて非難するんだからつける薬はなさそうです。

ややこしい話で簡潔に書けません。わかりますか?

ニューヨークタイムズの記事では、そんなことないよ〜〜と言ってるように思いますけど、そんなことないよ〜〜と言えば言うほど、そう考える人がわいて出るところが、また複雑怪奇なわけでして・・

私のブログに載せた、やはりごく最近の別の文章でも
「ミュージカルとロック活動への寄り道で芸術家としての信用を損なった」なんて文章がしっかりありますからね・・↓を参照してください。

http://euridiceneeds.blog.so-net.ne.jp/2009-07-17


by euridice (2010-10-24 21:47) 

keyaki

euridiceさん
分かります.....クラシック純粋主義者につける薬はないみたいです。
どういう思考回路なのかさっぱり分かりません。

ニューヨークタイムズの記事には、グリゴーロが子供の頃からクラシック音楽の教育を受けてきたかがちゃんと書いてあるのに.....
実際に、子供時代システィーナ聖歌隊学校では、カリッシミ、パレストリーナ、レスピーギの曲を初見でアカペラで歌えるような教育もしていたとか、クラシックもクラシックじゃないですか......こんな音楽教育を受けた人ってそうそういないですよ。
それなのに一部の純粋主義者たちにはポップ活動をした時から前はゼロになって無視してしまうようですね。
そういう人たちはあえてグリゴーロのオペラを聞くこともないと思いますけどね、評判なると無視できなくて悔しい!し、認めたくないということでしょうか。

by keyaki (2010-10-24 23:02) 

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