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The Classical BRIT Awards2006 -ノミネーション発表式(2006.4.10)と授賞式(2006.5.4) [イベント、TV、ラジオ]

 "The Classical BRIT Awards"がどういう賞なのか、"Classical"というからにはクラシック音楽の、" BRIT"というからにはイギリスの賞なんでしょう....という程度しかわかりませんが、2006年の"The Classical BRIT Awards"のノミネーション発表式(2006.4.10)と授賞式(2006.5.4)両方にヴィットリオ・グリゴーロが出席しています。





※クリックするとグリゴーロの紹介文が読めます。
  「ローマ生まれのアレッツォ育ち」になってますが、
              「アレッツォ生まれのローマ育ち」です。
↑ヒゲのおじさん誰?、アリソン・バルソム(トランペット)、プラシド・ドミンゴ、ヴィットリオ・グリゴーロ

 2006年5月4日にロイヤル・アルバート・ホールで開催された授賞式には、プラシド・ドミンゴ、キリ・テ・カナワ、ローランド・ビリャソンも出席、演奏もしたようです。ドミンゴは"Lifetime achievementとCritics' award"2つの賞を受賞しました。

 1977年から、ブリット・アワード(Brit Awards)というのが、英国レコード協会(British Phonographic Institute)によって開催されていて、2000年からクラシック部門の"The Classical BRIT Awards"を設けたということのようです。いろいろな賞があるようですが、たとえば、『 Album of the Year (年間最優秀アルバム)』は、 FM局「Classic FM」のリスナーと Classic FM Magazine の読者の投票により受賞作品が選出されるんだそうです。
※ちなみに「年間最優秀アルバム」賞は、ボチェッリ、ワトソン、ジェンキンスと所謂クロスオーバーの歌手ばかりですが、2004年にブリン・ターフェルが受賞しています。アルバムの内容は調べていませんが、彼のなんか気色悪い「エーデルバイスの歌」を聞いた事があるんですが、もしかしたらこういうミュージカル曲のアルバムなのかしら?

 さて、グリゴーロですが、2006年の3月にイギリスで"pOpera"のアルバムを発売して、あっというまにトップ10に入るという快挙をなしとげていますが、いくらなんでも4月に"The Classical BRIT Awards"にノミネートされるはずもないし、確か、このアルバムはクラシックとは認められなかったんだし......どうしてそこにいるのなんですが......ヴィットリオ・グリゴーロは、ノミネーション発表式(2006.4.10)と授賞式(2006.5.4)の両方にゲスト出演して、「ウェストサイドストーリー」の"Maria"と「愛の妙薬」から"人知れぬ涙 Una furtiva lagrima"を歌ったということなんです。ノミネートされた人たちも演奏を披露するのかもしれませんが、それとは関係のないゲスト演奏があるということです。キリ・テ・カナワは、"O mio babbino caro 私のお父さん"を歌いました。ドミンゴとビリャソンが何を歌ったのかはわかりません。

 Classical BRIT Awards 2000年からの受賞作品を眺めてみますと、クラシックといっても、イギリス人にとってのクラシックなんだか、なんかよくわかりません。
 グリゴーロのアルバムがクラシックと認められなかったのは、レコード会社としては大誤算だったようですが、認められていれば、『 年間最優秀アルバム』に選ばれた可能性もあるということだったのかしら。年によっては、"Best-selling Debut Album"という賞になっていますので、多分、なんらかの賞をもらえたはずだと思います。

 左の写真は、ロイヤル・ガーデン・ホテルで開催されたノミネーション発表式の当日がちょうどお誕生日だったヘイリー・ウェステンラ(Hayley Westenra 1987.4.10 - )を囲んで、皆でお祝いをしているところです。左からヴィットリオ・グリゴーロ、ヘイリー・ウェステンラ(ニュージーランド出身の歌手)、ニッキー・スペンス(スコットランドのテノール)、マイリーン・クラス(ピアニスト)。

※ニッキー・スペンスは、"The Voice of Scotland"と言われている歌手だそうですが、スコットランドの民族衣裳のキルトを着て、フニクリ・フニクラを歌っているビデオクリップがYoutubeにありました。観客が大喜びですごく盛り上がっていて面白いです。前にぶらさげているのはウサギかしら。スコットランド人って、愉快で陽気なんですね。おもわず笑ってしまいます。
※グリゴーロもスコットランドのどこかでライブをやったことがあるんでしょうか。キルトを着た写真がありますが、足まで写ってないのが残念!→ → →
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