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ヴェルディ作曲:ノットゥルノ "Guarda che bianca luna" 2000.11.16★ MP3 [スカラ座コンサート2000ムーティ]

Archivio La Scalaにアップされている写真に、最後に演奏されたイタリア国歌を付けて動画を作成、YouTubeにアップしました。2000年にはこの「"Fratelli d'Italia"(イタリアの同胞)マメーリ讃歌」は戦後暫定的に国歌とされていたということですが、2005年12月正式に「イタリア国歌」と定められたそうです。(2010.6.9追記)

◎以下2008-12-09の記事
★重唱曲:ノットゥルノ「月の何と白いことか」Notturno "Guarda che bianca luna"(1839)
ヴェルディ作曲、Jacopo Vittorelli 詞、ソプラノ、テノール、バスの重唱、フルートとピアノの伴奏scala200.11.6ciampi.jpg
ソリスト:
バルバラ・フリットリ (ソプラノ)
ヴィットリオ・グリゴーロ (テノール)
ミケーレ・ペルトゥージ (バス)
伴奏:
ダヴィデ・フォルミザーノ (フルート)
リッカルド・ムーティ(ピアノ)

 ヴィットリオ・グリゴーロは、ムーティに抜擢されて、「23才でスカラ座(コンサート)最年少デビュー」を果たしました。この記録はまだ有効なのかしら......。この時のコンサートでは、2曲歌っていますが、タントゥム・エルゴ(Tantum ergo 1837) :MP3は、先日すでに紹介しましたが、もう1曲、重唱曲でテノールのパートを歌っています。こんなに早く聞くチャンスがくるとは思いませんでしたが、同好の方のご好意で聞くことができました。美しい曲です。



歌詞  ♪Youtubeにもアップしました。

右上の写真は、ミラノ・スカラ座でのマエストロ・ムーティによるコンサート "Inediti Verdiani"で、観客にこたえるチャンピ・イタリア大統領夫妻です。ヴェルディ没後200周年を記念して、今まで演奏されたことのないヴェルディの初期と晩年の作品の演奏のコンサート(Teatro alla Scala - Concerto di "Inediti Verdiani")で、最後は、ムーティの挨拶と、イタリアの国歌"Fratelli d'Italia"の大合唱で2時間におよぶコンサートを終了しました。



関連記事:2000/2001年ミラノ・スカラ座コンサート開幕公演(2000.11.16)関連
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コメント 4

ペーターのファンです。

早速聴いてみました。美しい重唱にうっとりです。
グリゴーロはこの頃から、年に似合わぬ成熟した声ですね。重唱を損なわずに声が立ち上がってくるというか、並じゃないと思います。
宗教曲の録音も出してほしいです。

by ペーターのファンです。 (2008-12-09 17:24) 

keyaki

ペーターのファンさん
本当にうっとりです。リピートでずーっと聞いてますが、フリットリとペルトゥージのバックコーラスで、グリゴーロが歌っているように聞こえてきました。なんと贅沢な.....静かに歌っていても、声がきわだっているんですね。

>声が立ち上がってくる
この表現とても的確だとおもいます。
by keyaki (2008-12-10 00:37) 

babyfairy

確かにグリゴーロ君の声は目立ちます。それってやっぱり、スターの条件の一つだと思いますね。十人並みな声ではまず覚えてもらえないですから。
by babyfairy (2008-12-10 03:14) 

keyaki

babyfairyさん
子供の頃、すぐにソリストに抜擢も納得ですね。それもかなり目立った特別な存在だったようで、グリゴーロの3年後くらいにソリストだった一緒に少年聖歌隊にいた時期があるテノールさんが、そんなことを書いてましたよ。
パヴァロッティを感動させたんですから、音楽的センスは抜群だし、ムーティだって、ごろごろいるテノールの中から選んだということは、指揮者の要求に応じて歌えるってことですね。
by keyaki (2008-12-10 15:15) 

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