グリゴーロならではのエドガルド：チューリヒ歌劇場《ルチア》の写真集

　14日プレミエの《ランメルモールのルチア》の写真がチューリヒ歌劇場の"Foto-Datenbank"に出ました。
　今日はゲネプロだったと思いますので、明日の朝にはビデオクリップと音声ファイルがでるのではないかと期待しています。
　場面毎にたくさんアップされている写真を見る限り、今までにない《ルチア》になりそうです。これはまさにヴィットリオ・グリゴーロ特別仕様、ルチアの結婚式に乱入してはみたものの、多勢に無勢、みんなの笑い者にされて.....写真を見ただけで、泣けてきます。可哀想なエドガルド、ルチアのエレーナ・モシュクも小柄で可愛らしいので、本当にはかなげな恋人同士に見えます。

　「ディレクターは若いです。並でない驚くべきアイデアと若い新鮮なタッチを感じとることができます。素晴らしいものになりそうです...。」とグリゴーロがコメントしているように、ダミアーノ・ミキエレット Damiano Michieletto (1975- Venezia) は、とても若い演出家です。グリゴーロと意気投合(下に写真があります）したようですから、きっと素晴しいものになっていると思います。チューリヒに飛んで行かれるロジーナさんのレポートが待ち遠しいです。
"Foto-Datenbank"から、一部こちらにアップします。全部見たい方はリンク先に行ってみて下さい。

チューリヒ歌劇場：《ランメルモールのルチア》写真集：クリック拡大
※超特大のままアップしましたので、＋マークが出たら更にクリックするとものすごく大きくなって、表情もよくわかります。

下の3枚の写真は "Canvas Management"から 演出：Damiano Michieletto 舞台：Paolo Fantin 衣裳：Carla Teti

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タグ：エレーナ・モシュク チューリヒ歌劇場 ダミアーノ・ミキエレット Damiano Michieletto

コメント 5

ついに出ましたね、『ルチア』。
こうしてざっと舞台写真を眺めると、いかにもミケレッティらしい舞台だなと思います。そして。

＞これはまさにヴィットリオ・グリゴーロ特別仕様

ですよね＾＾。　しっかりシャツも脱いでるし（笑）。
ジュネーヴのドン・カルロで際立ったのが歴代カルロの中でも飛び抜けての美声と感情表現だと思いましたので、実際に聴けるのが（そして観られるのが）楽しみです。
by rosina (2008-09-13 02:18) 

すっごい日焼けしてますね～。
そんなに焼いちゃって大丈夫なんでしょうか…。
by ふくきち (2008-09-13 06:01) 

rosinaさん、舞台写真を見るとますます歌も聞きたくなります。
12月にも2公演ありますが、予定には入っていませんが、録画してくれるのかも、とちょっと淡い期待を抱いてます。
これだけエドガルドの写真が出るってめずらしいですね。
棺にすがりついて慟哭している場面、最大に拡大すると指に血が付いてますので、最後の場面だと思いますが、側に立っているのは、バラの花びらの精？....
もう来週の土曜日にはご覧になるんですよね。楽しみだわ〜
by keyaki (2008-09-13 08:31) 

ふくきちさん
これならそのままオテロもできますね。でもオテロは無理ですから、トゥーランドットのペルシャ王子がピッタリ。(笑
舞台写真では、ちょうどいいくらいになってますから、シャツを脱ぐために日焼けしたのかしら....そのくらいやりそうなタイプですよね。

しかし、最近は日焼けしている人を見かけなくなりましたね。今は「黒んぼ大会」とかもやってないんじゃないかな。娘が小学生の頃は、ありましたけど。屋上にプールのある百貨店があって、そこの大会で優勝したことがあります。
所謂白人は、赤くなるだけで黒くならないですけど、イタリア人って、こういう風に日焼けする人が多いですし、けっこう自慢なのかも。
この写真は、ファンフォーラムから頂いて来ちゃったんですけど、多分、本人が送信したんだと思いますよ。
by keyaki (2008-09-13 08:46) 

申し遅れましたが、TＢさせて下さい！
by rosina (2008-09-13 21:59)