Vittorio Grigolo ドイツの"エコー・クラシック（Echo Klassik）賞 2011"声楽部門の新人賞受賞

　“エコー”は、ドイツの権威ある賞(レコード）だそうですが、その中の、"Echo Klassik Award" 声楽部門の新人賞にヴィットリオ・グリゴーロが選ばれました。
　授賞式は、2011年10月2日16:45からベルリンの"Konzerthaus Berlin "で行われます。授賞式の模様が、同日22時からドイツ公共放送ZDFで放送されます。グリゴーロはロンドンのコヴェントガーデンで「ファウスト」の公演中ですが、2日はオフですので授賞式に出られなくもないようですが、どうでしょう。その他おなじみのオペラ歌手、ハンプソン、ビリャソン、パーペ、ベジュン・メータ(カウンターテノール）、ダムラウ、バルトリが受賞していますので、オペラ歌手関係の受賞CDをリストアップします。

☆最優秀賞女声歌手：Simone Kermes ジモーネ・ケルメス　”Colori d'Amore"
☆最優秀賞男声歌手：Thomas Hampson トーマス・ハンプソン "Des Knaben Wunderhorn "
☆新人賞（声楽部門）：Vittorio Grigolo ヴィットリオ・グリゴーロ "The Italian Tenor"

☆クラシックボーダレス賞：Rolando Villazón ローランド・ビリャソン "Mexico!"
☆オペラ・アリア優秀賞：Bejun Mehta ベジュン・メータ" Händel: Ombra Cara"
☆オペラ・アリア優秀賞：René Pape ルネ・パーペ "Wagner"

☆歌曲優秀賞：Diana Damrau ディアナ・ダムラウ Strauss: Poesie
☆音楽DVD制作優秀賞 (Oper)：Cecilia Bartoli チェチリア・バルトリ Halévy: Clari

参考：
昨年の"Echo Klassik 2010"の受賞ＣＤは、HMVのサイトでご覧頂けます。『ドイツの音楽賞「エコー（ECHO）」は、ヨーロッパ版グラミー賞ともいわれる非常に大規模な音楽賞で、お国柄かクラシックにもかなり力が入っています。前身は1963年に創設された有名な「ドイツ・レコード賞」で、1993年から「エコー」に名前を変更して現在に至っています。』と解説されています。