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スターテノール:イタリアとニュー・パヴァロッティ (ZDF "heute journal" 26.06.2011放送) [イベント、TV、ラジオ]

 特別なにもないのにZDF(ドイツ公共放送)の6月26日のニュース番組 "heute journal" にグリゴーロが....."Startenor:Italien und der neue Pavarotti"というタイトルで3分程度のレポートです。


 パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスは、iPodで聞くもの、今、劇場で見るならヴィットリオ・グリゴーロでしょう......とキャスターのClaus Kleber氏。

 レポートの内容は、"Vittorio Grigolo - Der neue Pavarotti?"

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Special Olympics 2011の開会式の歌 "It's A Wonderful Winning World" 作曲のStephanos Korkolis のインタビューから... [イベント、TV、ラジオ]

 2011年スペシャルオリンピックス夏季世界大会(アテネ) 開会式の最後を飾った、"It's A Wonderful Winning World" の作曲家ステファノス・コルコリスが、ヴィットリオ・グリゴーロについて語っています。
 ステファノス・コルコリス(1960.9.12 - )は、天才ピアニスト(クラシック)からポップ・スター(アイドル歌手)、そして今は作曲家としても国際的に活躍しているアーティストです。




 少なくとも今年の2月までは、開会式で歌うことになっていたのは、アンドレア・ボチェッリ、どういういきさつで、グリゴーロに代わったのかはわかりませんが、作曲家のステファノス・コルコリスは、グリゴーロの歌の素晴らしさに吃驚仰天だったそうです。次のように語っています。

 『アルキスティス・プロトプサルティは、今ではほとんど家族同然なので、明らかに私のファーストチョイスでした。それから、私はヴィットリオ・グリゴーロのレコーディングを受け取った時、もう 本当に立っていられないほどやられました。この神のような声が、私のメロディーを選んでくれたことが信じられませんでした。.......私は、アテネで開催される2011年 Special Olympicsの開会式のために作曲した "It's A Wonderful Winning World" のヴィットリオ・グリゴーロの感動的な演奏を聞いた時、ピアノの椅子からほとんど転げ落ちそうになりました......... 』 "Sounds like Olympic spirit"から。

 上の写真をクリックするとYouTubeのリスト"Vittorio Grigolo - Special Olympics 2011 - Athens"にリンクしています。この歌は、ギリシャ語と一部英語ですが、ギリシャ語の歌詞をみつけました。こちら スペシャルオリンピックスのオフィシャル・ソング
 ギリシャは破産状態のようですが、素晴らしいスタジアムで超豪華な開会式ですね。ゲストの皆さんはチャリティーでしょうけど。

関連記事:2011年スペシャルオリンピックス夏季世界大会(アテネ) 開会式に出演
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アルマーニ2012春夏メンズコレクションのショーにグリゴーロが.....(2011.6.19) [その他]

gri_armani_1.jpg グリゴーロ、ついにアルマーニのファッションショーに出ちゃったの.....と思いましたが、見に来ていただけでした、奥さん同伴で。ジョルジョ・アルマーニのファッションブランドの1つ、エンポリオ・アルマーニのファッションショー 'Emporio Armani Spring-Summer 2012' が,19日にミラノで開催され、そこにグリゴーロもいたというニュース記事"Front Row at Emporio Armani"が配信されています。

 『イギリス人俳優のオリヴァー・ジャクソン=コーエンOliver Jackson-Cohen、中国と香港のエンポリオの広告に起用されている日本ー台湾の俳優の金城武Takeshi Kaneshiro、そして、スカラ座でグノー作曲の「ロメオとジュリエット」に主演しているテノールのヴィットリオ・グリゴーロVittorio Grigoloもショーを見物した......』ということです。類似の記事や写真がネット上のあちこちにアップされていますが、こちらに写真がいろいろあります。右の写真はアルマーニ(1934.7.11)とグリゴーロ。

 そういえば、グリゴーロとアルマーニと言えば、インタビューにもありました。グリゴーロ自身は、自分は普通の体型....と言っていますが、スマートなだけでなく均整のとれた体格のオペラ歌手は、なかなかいませんから、インタビュアーもちょっと質問してみたくなるんでしょうね。

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スカラ座2008『三部作』クラシカ・ジャパンで放送中!☆ グリゴーロとスカラ座("Vogue Italia"インタビュー記事抜粋) [ジャンニ・スキッキ]

クラシカ・ジャパン:スカラ座2008『プッチーニ三部作』(2011.6.18〜30) 放送スケジュールはここ!

スカラ座2008三部作全員集合

 ただ今、バルバラ・フリットリがメトの来日公演に出演中....ということでのリピート放送でしょうか....(ヨナス・カウフマンのウェルテルも放送中ですから).....

 ミラノ・スカラ座2008『プッチーニ三部作』には、ヴィットリオ・グリゴーロが「ジャンニ・スキッキ」のリヌッチョ君で出演しています。グリゴーロは、今現在ミラノで「ロメオとジュリエット」に出演中で、リヌッチョから3年ぶりのスカラ出演で、しかもジュリエットは、ラウレッタのニーノ・マチャイゼ。

 イタリア人なのにイタリア国内の劇場に出ない...とか、いわれのない批判をされたりしたりしてますが、2008年以降、フェニーチェで椿姫、バーリのペトルッツェリでボエームに出演してるんですけどね........雑誌"Vogue Italia 5月号"のインタビューで、「あなたにとってメトとスカラどっちが重要ですか」という質問がありました.......

 スカラ座の「ロメオとジュリエット」公演前、多分リハーサル中の"Vogue Italia"のインタビュー記事からの抜粋。筆者のSilvia Luraghiはスカラ座のレビューなんかを書いているプロの音楽評論家のようです。gri_vogue2011_5.jpg

 ヴィットリオ・グリゴーロがイタリアに戻って来た、彼は、若くして、すでに有力なトップクラスの1人である。彼はチャレンジを(チャレンジに勝つことを)愛する第三千年期のテノールである。彼は突き進んでいるが、待つ事も知っている。超メディアチック、まさにステージ・アニマル、ヴィットリオ・グリゴーロは、まなざしの魔力で人を虜にする。そして、語り始めると、芝居をすること、自分を見せびらかすことが、彼にとって最も自然なことだとすぐに分かる。第三千年期のテノールは、型どおりとはいえない場所で観客を前にしての一大イベントに慣れた生まれながらのコミュニケーターだ。
 2008年、チューリッヒの駅からのテレビ生中継のプロダクション「チューリヒ中央駅の椿姫」のように、そこで、列車を待つ物見高い旅行者に取り巻かれてアルフレードとヴィオレッタの愛を歌った。この賭けは大成功だった。つまり、最初の夜の生中継で、視聴者からたくさんの電話がよせら、テレビの前で涙を流したことを告白したのだ。アルフレードは、ローマ歌劇場で「トスカ」の羊飼いの役に選ばれた時からすでに20年、33才のヴィットリオ・グリゴーロだった。「劇場とは異なる伝達手段は、他の分野の音楽にオペラを近づけます。それからこの分野のプロダクションでは、声だけではなく、すべての細部のディテールを考えなければなりません。」と、今も尚、チャレンジのアイデアに興奮しながら解説する。「アーティストとしてだけでなく人としても討論することが好きです。」と 付け加えて、フルスピードで走ることを習得したことを明らかにする。しかし絵画のようなより静寂なものも好む。
 昨年、マントヴァから衛星中継された「リゴレット」でテレビに戻った。しかしながら、真の成功は、もっと伝統的な舞台によってもたらされた。コヴェントガーデンでのマスネの「マノン」で、アンナ・ネトレプコの人気を横取りし、雑誌"L'Opera" は、ベスト・テノールに選んだ。10月、「ボエーム」でのメトロポリタン劇場デビューは、拍手喝采、観客を熱狂させた。続いて今は、スカラに戻って6月の「ロメオとジュリエット」で、同様の成功があるだろう。
 スカラとメトどちらが重要ですか? 「以前はメトと言ったでしょう。でも、今は、家に帰ったような気がして幸せです。しかしイタリアは、イタリア自身の才能を大切にしません。ここで真剣に取り組むことで外国で常に正当と認めてもらえるはずです。幸運なことにイタリアの才能は、世界中で求められています。」.........
 彼は、急がないことを心得ている。そして、彼の最初のアリア集のために正しい時期を待った。タイトルは、そのものずばり "The Italian tnor" だ。
(全文は右の写真をクリックすると読めます)

 ドイツのオペラ雑誌のインタビューでも、「23才でスカラ座に出て、これでオペラ歌手としてやっていける...道は開けた.....と思ったが、結局、国外に出なければならなかった.....」と言っているように、イタリア国内にはオペラ劇場はかなりありますが、オペラの公演自体が非常に少ないですから、年がら年中オペラの公演があるドイツとかに仕事にいくしかなかったということですね。

☆ヴィットリオ・グリゴーロとスカラ座:
23才でスカラ座に登場、オペラではなくコンサートだが、スカラ座史上最年少デビューで話題に。
・2000年11月:ムーティ指揮のコンサート
・2003年7月:ウェストサイドストーリー
・2008年2月:ジャンニ・スキッキ
・2011年6月:ロメオとジュリエット
今後の予定
・2012年9月:ボエーム/11月:リゴレット

関連記事:[ジャンニ・スキッキ]

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スカラ座で77年ぶりにグノーの「ロメオとジュリエットRoméo et Juliette」2011.6.6〜23 ☆リハーサルVideoClip [グノー:ロメオとジュリエット]

 スカラ座のウェブサイトにバックステージのビデオクリップ(下の写真からリンク)がアップされました。皆さんTシャツに半ズボンとかジーンズのラフな格好でのリハーサルですので、「ロメオとジュリエット」というよりは、「ウェストサイドストーリー」というかんじです。
 グノー「ロメオとジュリエット」は、スカラ座では77年ぶりの上演で、ロメオは34才のグリゴーロ、ジュリエットは28才のマチャイゼ、指揮はスカラデビューとなる36才のヤニック・ネゼ=セガンということでも話題になっています。


 今回の「ロメオとジュリエット」は、スカラ座では新演出ですが、2008年ザルツブルグ音楽祭ですでに上演されたバートレット・シャーのプロダクションです。ビリャソンとネトレプコの予定でしたが、ネトレプコがキャンセルしてマチャイゼがジュリエッタに抜擢されて話題になった公演です。以下、グリゴーロのサイトにアップされた写真ですが、本当に可愛らしいお似合いのカップルですね......


 77年前ということは1934年、ベニャミーノ・ジーリ Beniamino Gigli(1890.3.20 - 1957.11.30)とマファルダ・ファヴェーロ Mafalda Favero(1903.1.6 – 1981.9.3) の「ロメオとジュリエット」、それにしても長い間上演されていなかったんですね。(参考 il giornale"Amore eterno alla francese")スカラ座の1923年の録音がありました。

★2幕から二重唱"まだ行かないで Ah Ne Fuis Pas Encore"
Beniamino Gigli(1890.3.20 - 1957.11.30)&Lucrezia Bori(1887.12.24 - 1960.12.5)

グノー作曲《ロメオとジュリエット》ミラノ・スカラ座 2011年6月6,9,11,13,16,21,23日全7公演
Roméo et Juliette/Charles Gounod
DIREZIONE
Direttore:Yannick Nézet-Séguin ヤニック・ネゼ=セガン
Regia:Bartlett Sher バートレット・シャー

CAST
Juliette: Nino Machaidze ニーノ・マチャイゼ
Roméo:Vittorio Grigolo ヴィットリオ・グリゴーロ
Frère Laurent:Alexander Vinogradov
Mercutio:Russell Braun
Stéphano: Cora Burggraaf
Le Comte Capulet:Franck Ferrari
Tybalt:Juan Francisco Gatell
Gertrude:Susanne Resmark
Le Comte Paris:Olivier Lallouette
Grégorio: Ronan Nédélec
Benvolio:Jaeheui Kwon
Le Duc:Simon Lim

メモ:
GRAZIA.IT:LEZIONI D’AMORE DEL TENORE VITTORIO GRIGOLOグリゴーロに二つの質問
il giornale:Amore eterno alla francese
ArezzoNotizaie:Il nuovo Pavarotti è di Arezzo: lunedì debutta alla Scala 生まれ故郷のアレッツォの記事

関連記事:
ミラノ・スカラ座 2010-2011シーズン《ロメオとジュリエット》:グリゴーロ&マチャイゼ

メモ:
ヤニック・ネゼ=セガンYannick Nézet-Séguin(1975 - カナダのモントリオール出身)
バートレット・シャー Bartlett Sher(1951.1.1 - サンフランシスコ)演出
ニノ・マチャイゼ Nino Machaidze(1983 - グルジア出身)ソプラノ
ヴィットリオ・グリゴーロ Vittorio Grigolo (1977.2.19 - イタリアのアレッツォ)テノール
アレクサンドル・ヴィノグラドフ Alexander Vinogradov(1976 - モスクワ出身)バス
ラッセル・ブラウンRussell Braun (1965.7.19 カナダ出身) バリトン
コーラ・ブルグラーフ Cora Burggraaf (1977 - オランダのオーステルハウト出身) メゾ
フランク・フェラーリ Franck Ferrari( ニース出身) バリトン
フランシスコ・ガテル Juan Francisco Gatell (1977 - アルゼンチンのラプラタ出身) テノール
スサネ・レースマーク Susanne Resmark(1968.5.8 - スウェーデンのエンゲルホルム出身)メゾ



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