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ZDFドレスデン聖母教会アドヴェントコンサート(2010.11.27) ☆ 2011年1月ドイツ国内コンサートツアー [今後のスケジュール追加・変更]

★ソプラノはネトレプコの代わりにモイカ・エルトマンでしたが、そのエルトマンが病気でチリ出身のCarolina Ullrichに代わったそうです。グリゴーロが歌ったのは、シューベルトのアヴェ・マリア、 フランクの“パニス・アンジェリクス” ロッシーニの“Domine Deus”、Carolina Ullrichと一緒に"Hört der Engel helle Lieder 荒野の果てに" の4曲、このコンサートは28日、日曜日の午後6時からデレビ放送される予定です。
 また、ネトレプコは、この午後6時からのコンサートはキャンセルでしたが、次の8時半からのコンサートにはお出ましになったそうです。Marianna Pizzolatoとペルゴレージのスタバト・マーテル等を演奏、これは来年テレビ放送されるらしい.....つまり、両方のコンサートに出演予定だったのを、一本に絞ったということです。ネトレプコの追っかけさんのブログにレポートがあります。(2010.11.28)


★プログラム概要 → Adventliche Festmusik aus Dresden グリゴーロが歌うのは、シューベルトのアヴェ・マリア、ロッシーニのPetite Messe solennelle....(201010.16)

グリゴーロのホームページにドレスデン聖母教会のアドヴェントコンサートでシューベルト、ロッシーニ、フランク等の作品を演奏、ZDFテレビで28日午後6時から放送.....と掲載されました。(2010.11.23)

☆共演はネトレプコではなく、ハンブルグ出身の新進ソプラノモイカ・エルトマン(Mojca Erdmann)になりました。若くて可愛くてきれいでスリム(痩せ過ぎ?)で声も透明感があって才能もあるらしい.... (今のところグリゴーロのホームページのスケジュールに記載されていませんので、グリゴーロが100%出るかどうかは分かりません)
 ネトレプコはシュロットとのジョイントコンサート、ウクライナ、ロシア、ラトビアあたりの家族水入らずコンサートツァーを計画したようです。(2010.11.15)


コンサートの予定が発表されています。
11月27日 ドレスデン・アドヴェント音楽祭コンサート 共演アンナ・ネトレプコモイカ・エルトマン
  会場:ドレスデン聖母教会(Frauenkirche zu Dresden=フラウエンキルヘ)


ZDFテレビの中継 があるようですので、ヨーロッパではネットでも見られるんでしょうね。先日の"Rigoletto a Mantova"同様、日本からはブロックされて見られないと思いますが、どこかに録画がアップされると思いますので楽しみです。システィーナ礼拝堂聖歌隊で勉強するきっかけになったシューベルトの「アヴェ・マリア」が聞けるかもしれません。
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2011年1月12,15,18日 ドルトムント、ハンブルグ、ミュンヘン、コンサートツァー

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ヴィットリオ・グリゴーロとヨナス・カウフマン比較記事 ☆ ついでにゲオルギューとカウフマン [インタビュー&記事]

 Vittorio Grigoloの記事には、同世代の若手テノール歌手ではなく、41才のJonas Kaufmannの名前がしばしば見られます。私に言わせれば、全く違ったタイプの歌手で、今のところレパートリーも違っていますし......カウフマンは15年くらい下積みとアンサンブル歌手でしたので、なんでも歌っているのですが、ドイツものを除いて、フランスものでは《カルメン》、イタリアものでは《トスカ》がカウフマン節もいいんじゃない....と認められている役ではないかと思います......ということで、今のところ、同じオペラで比較はできないですし、それこそ「人の好みは千差万別」ということつきると思います。ただ、イタリアオペラに関しては、どう転んでもイタリアオペラの伝統的声質発声とは言えないカウフマン(だからこそ長い間トップに立てなかった)には好き嫌いではなく違和感があります。カウフマンのような声というか発声は、「お団子(クヌーデル)声」と言うそうです。私には、カウフマンがイタリアオペラにこだわる理由が分りません。
 ドイツでは、最近なにかと話題豊富で、来年にはドイツの各地でコンサートを行うイタリア人テノールのグリゴーロとドイツ人のカウフマンとどうしても比べてみたくなるんでしょうね、「比較してみました.....」という記事が掲載されました。

オペラスターたち/目でも聴くってこと/2010.11.19/Lars von der Gönna
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41才遅咲きのミュンヘンっ子
 無精髭、ロマッチックで大胆な言動、そして黒い巻き毛の外見は瓜二つだ。実りの時を迎えたテノール、ヨナス・カウフマンとヴィットリオ・グリゴーロは専門分野のスターとして多分対立することはないだろう。
 ミュンヘン対ローマ。ひとりはまずは数学を学んだ遅咲き。もうひとりは、システィーナ礼拝堂で早々に幸運をつかんだ。少年聖歌隊員だった。
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33才ローマっ子
 両人の疑問の余地のないスマートなオペラ業界への登場、その歩みの確かさは、間違いなく共通性があるように見える。そうでなければ、比較することには、ほとんど意味がない。両人が上位に残るなら、彼らの声は異なる方向に向かうだろう。カウフマンはもう魔笛のような軽い役は難しいから、その恵まれた声の美しいバリトン的色彩を生かす方向、将来的にはオテロが予想される。

著しい可動性
 一方、グリゴーロの能力は「レッジェーロ」と「スピント」の間で最上のものだ。両方とも、特別な素質が必要で、それにふさわしい役がある、テノール分野である。著しい可動性、明るさ、耳障りでない輝かしさなどは、ロッシーニの理髪師のアルマヴィーヴァが考えられるし、リゴレットの公爵のようなヴェルディの役もいい。おまけに、33歳の彼の声には、トスカのカヴァラドッシで苦悩したり、ヴェルディのトロヴァトーレのあんまり楽しくないジプシー人生に転落したりするような、オペラ的男らしさの極みの役のために十分な重量感と光り輝く最高音がある。

 イタリアン・テノール(ソニー)は、グリゴーロが自らを演じてみせた信条告白音楽だ。まず、どれもオペラハウスでこんな歌手を生で聞けるのはうれしい。巨大な声ではないし、実際、オテロや、カウフマンがもうすぐ歌う予定のジークムントといった英雄的な方向へは決していかないだろうが、この歌手には十分な余裕がある。もうひとつ、例えば仮面舞踏会からのアリアでは、卓越した艶やかさと繊細の弱音を聞かせる。コヴェントガーデンからスカラ座まで、人気の的になることは疑いない。

 声に関して言えば、グリゴーロはまさしく声を贅沢に使っている。(ヴェルディの初期の海賊からの„Si de’ Corsari“という歌の終わりでも最高音をあえて出している)だが、全体的にまだなんとなくしっくりしていない。まれにしか安定していない。彼の耐久性に関しては興味津々だ。

感情のドラマ
 一方、ヨナス・カウフマンのアルバム「ヴェリズモ」は彼のCDの中でもっとも成功している。マスカーニのカヴェレリア、ジョルダーノのアンドレア・シェニエ、ボイトのメフィストフェレなどの諸役のキャラクタをよく表現している。道化師はすごい挑戦だ。危うさのあるヘルデンテノールではない彼の声で見事に支えられている。おまけに、彼の歌唱は間違いなく感動的で瞬時に心のドラマを物語る。むせび泣くようなカウフマン・マニエリズムを気にしなければ、その団子声傾向は長い間ドイツのテノールとして認められなかった無名時代に成熟させた声(カウフマンは現在41歳)の大きさと美しさと結合している。

 ほとんど音楽的なことを動機としないやり方で、両歌手を売り出すPR戦略とスタイリストに腹を立てても仕方がない。目は耳と一緒に聞いているのだし、素敵な写真になら金を払うものだ。
☆   ☆   ☆

比較:イタリア声とお団子声
容貌だけではなく声も比べてみましょう。私も並べて聞くのははじめてです。

☆   ☆   ☆

★ついでにゲオルギューとカウフマンの話題
01_Titel.jpg ドイツのオペラ雑誌"Das OPERNGLAS" のインタビューで、ゲオルギューが、「チューリヒでアンサンブルだった彼を見つけて、大劇場に推薦したのは私なのよ、私はテノールには鼻が利くのよ....カウフマンの今のキャリアは、私あってのものだわ....」という趣旨の発言をしています。チューリヒ歌劇場の《ニーナ》をDVDで見て、ヨナス・カウフマンに目をつけて、ROHの《つばめ》、それから、メトロポリタンとスカラ座の《椿姫》、《蝶々夫人》の全曲録音の相手役に選んだのもゲオルギュー。今、現在も《アドリアーナ・ルクヴルール》で共演しています。これは、劇場というよりは、ゲオルギュー主導のプロダクションですから、相手役にカウフマンを選んだのはゲオルギューに間違いないでしょう。確かに、ゲオルギューの引きがなければ、大劇場での抜擢はなかったのではないかと私も思いますし、ゲオルギューに見出されたことが、今のカウフマンのキャリアに多いに貢献していることは事実だと思います。《アドリアーナ・ルクヴルール》絡みの"The Times"のインタビューで、「ゲオルギューさんがこんなことを言ってますが....」とちょっと意地悪っぽく話題をふったんですが、カウフマンの反応が、なんとも.....もっと大人の答え方があるでしょうに。

 私は彼に、ゲオルギューは彼女こそが41歳の歌手を発見したのだと吹聴して楽しんでいますよと話した。「おやおやそうですか。彼女が私を<発見した>のは・・・2002年か2003年だったかな。でも、今まで失業したことは一度もありません」と、しかめっつらで答えた。「最初に一緒に歌ったのはロンドンでプッチーニのつばめでした。私達は、為すべきこと、つまり、聴衆のために、どうすれば火に油をそそげるかということをすぐに理解しました。何がおこっているかはわかるものです。私達は一緒にやりすぎないのようにしています。そういうことは、いつか問題になる可能性があります.....アンジェラとの共演は大好きです。......でも、美しくて、素敵で、魅力的なソプラノは大勢います」と、にやりと笑った時、冷徹な男、カウフマンが突如なごやかになったように見えた。「これこそが私の職業における贅沢です」
全文訳は、トラックバックにあります。

関連記事:
アンジェラ・ゲオルギュー 両手にアルフレード
ゲオルギューとグリゴーロ★☆Rai3のラジオ番組"La Barcaccia"
La stampa記事:Jonas Kaufmann "Cari teatri italiani se mi volete, svegliatevi"

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Opera News 12月号 グリゴーロのCD評 ☆ “The Italian Tenor”がDiapason d'or 受賞 [CD/DVD/映画]

 メトロポリタン歌劇場のオペラ雑誌"Opera News"12月号に、ヴィットリオ・グリゴーロの"The Italian Tenor"のCD評が出ました!よ...と交流ブログのMadokakipさんが記事を送って下さいました。Madokakipさんが10月にご覧になったグリゴーロのロドルフォで感じたことが書かれているということで、日本語に訳してくださいました。仕事に劇場通いにとお忙しい中、本当にありがとうございます。

 すでにディスク評もいろいろ出ていてますが、私も納得同感のCD評です。このCD評でもパヴァロッティについて言及されていますが、先日のドイツのテレビ番組でグリゴーロ自身が、次のようにパヴァロッティの歌唱について語っているくだりがあります。
「ルチアーノの陽気さ、すがすがしさ、素朴さ。これらは僕の手本です.......イタリア的歌唱には常に同じやり方があります。そのスタイルや実際の演奏は違います。しかし、私達は、必ずしも模倣するということではなく、確かにルチアーノが歌ってきたように、自然に、純粋に歌うという点で共通しています」とグリゴーロは言う。とにかくルチアーノは彼の中にあふれている。

☆Opera News December 2010
Recordings:RECITAL
Vittorio Grigolo
□"The Italian Tenor" Arias by Donizetti,Puccini and Verdi. Coro e Orchestra del Teatro Regio di Prma, Morandi. Sony Classical 88697-75257-2


 若々しい男性的情熱、これこそイタリア・オペラの主役テノールにつきものの要素である。これらの役は、しばしば、純真かつ情熱的な愛や憧れに身を焦がしている若い男性という設定であるために、よほど叙情的に歌わなければ完全にその要素を表現することは出来ないほどだ。あの大噓つきのマントヴァ公ですら、そういう面がある。ジルダに言い寄りながら、純真な彼女への思いを語れば、そのあまりの説得力に、貧乏学生の振りすら成功してしまうのだから。ヴィットリオ・グリゴーロはこのようなレパートリーが上手い。マントヴァ公の"Parmi veder le lagrime"や、デ・グリューの"Donna non vidi mai"、そして、『ルイザ・ミラー』、『愛の妙薬』、『ファヴォリータ』、『ラ・ボエーム』、『トロヴァトーレ』からの有名アリアなど、これらはすべてこのソロ・アルバムに収められているが、グリゴーロのフレッシュで叙情性溢れるテノール声とストレートなアプローチが理想的な形でマッチしている。

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ドイツのテレビ"Sensationsdebüt - Der italienische Tenor Vittorio Grigolo" ドミンゴ「ヴィットリオ,まずはオペラのキャリアを築くべきだ」 [イベント、TV、ラジオ]

 11月14日(日曜日)23:05からの"Ttt - titel thesen temperamente" というドイツのテレビ番組の中で ヴィットリオ・グリゴーロの紹介番組が放送されました。撮影されたのはマントヴァの《リゴレット》のリハーサルの合間、下の写真をクリックするとビデオにリンクしています。


 来年の1月には、ドイツ・ベルリンオペラでチョーフィ、ヌッチと共演の《椿姫》に出演、並行して3月はじめまでドイツ国内(ドルトムント、ハンブルグ、ミュンヘン、ベルリン)のコンサートツァー、ドレスデンではゼンパーオペルンバルにもゲスト出演というようにドイツ中心のスケジュールになっていますので、そのためのお膳立て番組とでもいいましょうか......この番組の内容が文章に起こされていますので、いつものように同好の知人にお願いして訳してもらいました。ズービン・メータとプラシド・ドミンゴのコメントもあって、放送は5分程度の短いものですが、内容はなかなか濃いです。

回想:センセーショナルデビュー イタリア人テノール ヴィットリオ・グリゴーロ
   著者:Reinhold Jaretzky /2010.11.14


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ヴィットリオ・グリゴーロの "The Italian Tenor " 売れてます ☆MET Shop サイン会のエピソード [CD/DVD/映画]

 ヴィットリオ・グリゴーロのアルバム"The Italian Tenor" 、オペラアリア集としてはめずらしくよく売れています。アメリカのビルボードのクラシック部門のチャートで1位を獲得しましたし、イギリスのクラシックチャートでも上位を獲得、とはいえ、もともとクラシック関係のCDは売れないので、その中で上位でもたいして売れていないということになります。しかし、アメリカアマゾンの全ジャンルのランクでもかなり上位に入っていますので、他のオペラ関係のアルバムを大きく引き離してダントツに売れていると思います。同時期に、カウフマン、ビリャソン、フローレス、ガランチャ...と人気オペラ歌手がアルバムを発売していますが、これらと比較しても、"The Italian Tenor" は、桁違いによく売れています。こういう本当にオペラアリアの王道を集めたアリア集は、久しく発売されていなかったのではないかと思いますし、イタリア人テノールのイタリアオペラというのもヒットの要因でしょう。次はどんなアルバムになるのか楽しみです。

★MET Shop サイン会のエピソード

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ヴォーグ"Opera’s Rising Star: Vittorio Grigolo” ☆ハンブルクのAbendblatt:甘いものが欲しい 疲れちゃったんで [インタビュー&記事]

 月刊誌『ヴォーグ』の文化・音楽のページに"Opera’s Rising Star: Vittorio Grigolo”という記事が掲載されました。右の写真から本文にリンクしています。《ボエーム》がはじまる数時間前の楽屋でのインタビューです。女性向けファッション雑誌ですから、ニューヨークタイムズのマイケル・ホワイト氏をむっとさせた「インタビュー、とにかく多いんです.....うんざりだ・・疲れてるし・・」なんてこともなかった様子で、グリゴーロもリラックスしていてご機嫌だったようです。

 もう一つ、面白いインタビュー記事 "疲れたから、甘いものが欲しい Ich brauche Süßes, ich fühle mich schwach"がありました。グリゴーロは、9月末にソニーからオペラアリア集"The Italian Tenor"のCDアルバムを発売しましたので、そのプロモーションツァーで、来年2011年1月から3月かけてドイツ(ドルトムント、ハンブルグ、ミュンヘン、ベルリン)とスイス(チューリヒ、ベルン)をまわります。ハンブルグでそのための打合せでもあったのでしょうか、ホテルのロビーで待ち合わせてのインタビューだったようです。この後、ロンドンでテレビ収録がある....と書かれていますから、9月15日のインタビューだと思います。9月4、5日はマントヴァで衛星中継された《再現リゴレット》、9日にはスイスのルガーノでコンサートでしたし、確かにくたくただったんでしょう。

Vittorio Grigolo
「疲れたから、甘いものが欲しい」
Von Verena Fischer-Zernin/20. Oktober 2010

若いイタリア人テノール、ヴィットリオ・グリゴーロは、ベルカントの天空に輝く、美しい新星だ。彼はモデルのように見えるが、歌うこともできる。

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バレンシア El Palau Arts《椿姫》レビューとか感想とか.....舞台写真も [La Traviata 椿姫]

◎2010.11.8 記載:
 やっと劇場サイトに舞台写真が掲載されました。ウェブサイトもリニューアルされています。2009年の《ファウスト》の時は699枚もの舞台写真で吃驚でしたが、ここにも不景気の波なんでしょうか、たったの10枚、グリゴーロのものだけ転載します。何百枚もはいりませんが、もうちょっとあってもいいのではないですか.....代役なんで仕方がないですけど、やっぱり、おばさんくさいヴィオレッタ(ヒブラ・ゲルズマーワ Hibla Gerzmava 1970.1.6ロシア).....



以下2010-04-13記事
 4月10日のプレミエは無事に終わって、レビュー、感想等ネットにアップされると思いますので、見つけたらその都度追記していきます。
El Palau Arts presenta una Traviata dibujada con el espejo de la doble moralidad 2010.4.11
『1幕の「乾杯の歌」は盛り上がらなかったが、テノールのヴィットリオ・グリゴーロは、2幕の最初のアリアから本領発揮、際立った声とともに 愛に悩み、失望し、そしてその恥ずべき態度を後悔するアルフレード役にぴったりで、非常に説得力があった。』

MÁS ALLÁ DEL ESPEJO 2010.4.12

★ブログCronicas del Palancia 2010.4.12
1幕の一部のビデオクリップがアップされています。グリゴーロは流して歌っているのでリハーサルでしょう。ブチブチにカットされていますし、小さくて不鮮明ですが、舞台の様子はわかります。
 ..........................................................
 この公演は、El Palau Artsシーズン最後のオペラで、人気演目とあって、チケットはかなり前から全日程完売状態、5%の当日券売りというのがあるようですが.....
*キャスト詳細は、前記事参照

ヴィットリ・グリゴーロ 《椿姫》公演記録
ガストン:

☆2000年3月27〜4月2日:カリアリ(5公演)
☆2000年4月29〜5月3日:ローマ歌劇場(4公演)

アルフレード
★2007年4月20〜5月3日 ローマ歌劇場(4公演)
★2008年9月30日:チューリヒ中央駅構内
★2009年7月11,15日:オランジュ音楽祭(2公演)
★2009年8月13日:バールベック国際フェスティバル
★2009年9月6〜19日:フェニーチェ(5公演)
★2010年4月10〜21日 :バレンシア(5公演)

関連記事:
[La Traviata 椿姫]
[La traviata フェニーチェ2009]
[La Traviata オランジュ音楽祭]
[チューリヒ中央駅の椿姫]
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チャーリー・ローズのインタビュー番組に出演 ☆ "ClassicFM"インタビュー:パヴァロッティとカンフーパンダ [イベント、TV、ラジオ]

 アメリカの人気インタビュー番組”The Charlie Rose Show”に11月4日に出演、いろいろなサイトにビデオクリップがアップされています。
 チャーリー・ローズは、あらゆる分野、政界、財界から芸術まで多方面に渡るゲストにインタビューをしている著名なジャーナリストだそうです。最近の音楽関係のインタビューはゲルギエフ、パッパーノ、バレンボイムと大物ばかり......オペラ歌手では誰がゲストに呼ばれているのか調べてみました。

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MET ゼッフィレッリ演出《ボエーム》のロドルフォ & ミミ ☆ ゼッフィレッリとグリゴーロ [ボエーム La Bohème]

 メトロポリタン歌劇場で最も上演回数の多いオペラは《ボエーム》、1900年9月11日から、2010年11月5日までの上演回数は、1223回、ゼッフィレッリの演出舞台は、1981年12月14日のカレーラス&ストラータスが最初で、グリゴーロ&コヴァレフスカ組の最終日2010年11月5日の公演で通算401公演です。
 バルガス、ベチャラ、グリゴーロ....同じ衣裳(タイがベチャラからリボンになってますけど)ですが、着こなしによって雰囲気が変わりますね。

メトデータベースでロドルフォとミミのカップルを調べてみました。カレーラス、パヴァロッティ、ドミンゴ、リマ、シコフ、アラーニャ、ビリャソン、アルバレス.....こんなもんか...というかんじですけど。

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