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雑誌 "Panorama" と "Classic Voice" にイタリア国内ツァー 'Italia, un sogno' (2016.9.10〜10.9) 紹介記事(2016.9.3) [インタビュー&記事]

◎テレビ (Skyチャンネル138のClassica HD)で雑誌 "Classic Voice" のCMを流しているようです。下の記事にも書きましたが、この雑誌(デジタル版)は、グリゴーロのAUDIO付きです。

(2016.10.25)


◎"Classic Voice 208 - Settembre 2016" デジタル版購入できます。€4.90 EUR(PayPalで支払い590円)です。

ClassicVoice_1.jpg ClassicVoice_2.jpg この雑誌は、CDのおまけ付き(WAV,MP3, ACCでダウンロードできる)ですが、更にこのグリゴーロの記事のPULAS AUDIOをクリックすると、グリゴーロの歌にリンク(Amazon)しています。こういうサービスはじめてです。

 "Italia. Un sogno"のプロジェクトについて、いろいろ語っています。ダリオ・フランチェスキーニ文化大臣に学校教育に取り入れるように提案しているとか.....
(2016.9.10)
*  *  *  *  *  * 

☆週刊誌 Panorama N.36 — 7 Settembre 2016
 "Ragazzi, la lirica vi farà innamorare"

Panorama N.36 — 7 Settembre 2016_1.jpg Panorama N.36 — 7 Settembre 2016_2.jpg

☆Classic Voice 208 - Settembre 2016











IL CANTA
STORIE
Vittorio Grigolo metter in scena l’Italia

Cover Story
Storia d’Italia e lirica in un recital con proiezioni tridimensionali. È l’ambizioso format di Vittorio Grigòlo

9/4現在、まだ読める状態になっていません
 デジタル版購入できます(2016.9.10)

 Classic Voiceのサイトのバックナンバーをチェックしていたら2010年11月号の表紙がグリゴーロでした。

☆Classic Voice 138 - Novembre 2010
In copertina e nella cover story: il tenore da esportazione Vittorio Grigolo.Classic Voice138 - Novembre 2010.jpg

 インタビュー記事もほとんど知っていることですが、書き出しからしてなかなか面白い....「イタリア人テノール求む。とは言え絶望的。カウフマンはドイツ人、アラーニャはフランス人、フローレスはペルー、ビリャソンはメキシコ。国際化の時代、テノリッシモ"made in Italy"、フランチェスコ・メーリにメジャーが気づいてくれることを待っているんだけど......」
 確かにフランチェスコ・メーリはこの頃からあっちこっちで活躍、レパートリーも広く期待の星でした。今でもその頃と同じように活躍していますし、さらにレパートリーも広げています。でも、評論家風に言えば「彼にはカリスマがない」ってことと、私に言わせればオペラなのにオペラしてないから、いくら上手に歌ってもたいくつでつまんなぁいってことです。
 下の画像をクリックすると読める程度に拡大します。受け答えは、相変わらずのグリゴーロ節ですね。

Classic Voice138 - Novembre 2010_2.jpg

関連記事:
イタリア国内ツァー 'Italia, un sogno' (2016.9.10〜10.9)Verona 9/10, Pavia 9/13, Bari 9/18, Bologna 9/21, Modena 9/24,Trieste 9/27, Livorno 10/1, Brescia 10/5, Cosenza 10/8

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コメント 17

久美恵

悪いけれどメーリの良くない所は肝心の発声の悪さですね。とてもイタリア人とは思えません。技術を習得せずに早くから器用なので出てしまうとこういう結果になりますね。今やどこ行ってもメーリなので、なるべく見ない様に避けて旅行してます(笑)
by 久美恵 (2016-09-05 15:08) 

keyaki

久美恵さん
メーリって、メトデビュー(2011年リゴレットの公爵)は底評価で失敗でしたが、他のところでは、かなり持ち上げられていますよ。
発声が悪くてもワクワクドキドキさせてくれればいいんですが、自信満々で歌わなきゃいけない役も、なんか自信なさそうで、こっちがなんていうか恥ずかしくなります。ROHがyoutubeにアップしたトロヴァトーレのあの歌なんか、ぜんぜん面白くないのに吃驚。無表情だし、とてもイタリア人とは思えません。その上、発声が悪くて器用なだけがとりえですか。ほんと最近ますます露出度多過ぎで、避けて通れないですね。

by keyaki (2016-09-05 15:43) 

mahnee

メーリって・・・他のひとが歌う間、直立して演技なし・・・これはクラシカでみたアイーダだったかな。情緒がなくてトホホ。メデイチTVのTraviataもずっと真顔で何をしたいのかわからなかったです。グリゴーロはインタビューで、決して優雅でなく直情傾向ありの結構ちからでもってくアルフレードって解釈してましたけど・・・メーリさん、何かないのか?ただ立ってましたね。でもちゃんと歌っているのでいいんですかね。

by mahnee (2016-09-05 22:13) 

keyaki

mahneeさん
>クラシカでみたアイーダだったかな
スカラ座のアイーダのラダメスは、おデブちゃんのサルトーリだったんじゃないかな、メーリはナブッコのイズマエーレ歌ってましたね。ちらっとみましたが、恋人のフェネーナの目を全然見ないし....でしたね。
だいたい主役をはるようなテノールはイズマエーレは卒業なんだけど、シモン・ボッカネグラのアドルノとかも。グリゴーロは、ドン・カルロを歌うとネモリーノが歌えなくなるとら言ってるけどメーリは2月にドン・カルロを歌って3月にネモリーノ歌っちゃう.....まあ、ただ歌うだけならできるってことなんでしょうね。

アルフレードはヴィオレッタの札束投げつけたりしますからね。

オペラって、歌付きの仮装行列だと思っている人も多いんでしょうね。
動き過ぎとか、演技過多なんて批判する人がいますから。

by keyaki (2016-09-06 00:49) 

mahnee

ネットで検索していたらメーリの声はセクシーヴォイスってありました。疑問でしたがスルーしました。棒立ち出演はナブッコの方でしたね。合唱団員なのでVa pensieroと凱旋行進曲どっちも練習しているのでいつもそこだけ繰り返し再生してきいています。他はつまみ食い(笑)あのムーティ閣下のローマ歌劇場のは異様なまでのヴェルディ愛ですごみありました。イタリアのひとたちはあの場所でムーティでナブッコというシチュエーションだけで泣くのか・・合唱のみでもブラヴォーが沸き起こるんだ・・・初めて知りました。閣下はインタビューで、楽譜上の作曲者の真実を自分が解釈して再現するのが私の演奏だ、演奏者のテクニックの問題ではない、みたいなこと言ってて多分彼の構築したイメージ通り、指示通りの堅実な歌唱が必須なんだと思いました。ある意味君臨です。個性爆発のグリゴーロが呼ばれない理由もなんとなくわかる・・ような気がしました。
by mahnee (2016-09-06 05:05) 

keyaki

mahneeさん
Va pensieroは2回やりましたか?

ムーティーは原典主義とかで、歌手が伝統的修正といって、歴史的にそういう風に歌うことを引き継いできたことも認めないこととかもあったりで、主義主張のある歌手とはけっこうもめたりして、過去にはムーティーとは歌わないなんて歌手もいます。今は、全キャストではないかもしれませんが、ムーティがOK出した歌手が歌うことが多いんじゃないかな...

たとえば、ルッジェーロ・ライモンディはムーティとは同じ年で、若い頃は共演していますが、お互いキャリアを積んでからは、あえて避けているようで、2002年のボローニャ歌劇場来日公演の時のインタビューでも「今は、ムーティとはだいぶ意見が違うので共演はちょっと難しい」と言っています。

どのインタビューだったか、グリゴーロ曰く、「指揮者と意見が合わない場合は従わない....オペラを車にたとえるなら、自分がドライバーで、オーケストラはエンジン、指揮者はタイヤ.....レースに勝つためには正しいタイヤに変えなければならない.....」って、グリゴーロが君臨してますよ。ジョークか本音かわからないですけど。アラーニャも自分の主張を通すタイプですね。

あまり関係ないけど、ムーティについての記事
http://keyaki.blog.so-net.ne.jp/2005-05-06-1

これは、自分で書いた記事だけど笑っちゃった
http://keyaki.blog.so-net.ne.jp/2010-03-15

by keyaki (2016-09-06 14:29) 

mahnee

アッティラの記事、最高!!ひさびさに大笑いして涙でちゃいました。
ムーティ閣下さまは2019年にシカゴ響で来日しヴェルレクを聴かせてくれるそうですがなぜか合唱は日本のひとたちです。アリなんだ。絶対的な歌い方があるっていうことですよ。来日までに徹底してその解釈で練習し、リハとゲネだけで歌えるようにしておく。あるいみプロ。NHKでやるような気がする・・・ドキュメンタリーではかいつまんでの演奏だったから、一度は通してききたいです。
クラシカのナブッコではVa Pensieroは一回でした。アンコールすることもあるんですね。なんか合唱団を完全に掌握している感じで閣下はほとんど拍を刻むていど。音楽に身をゆだねて陶酔した表情に見えました。この雰囲気は崇拝者にはたまらないというか、もはや別格の感ただよう異空間でしたよ。
by mahnee (2016-09-06 21:38) 

keyaki

mahneeさん

>アンコールすることもあるんですね

アンコールするということもあるというより、イタリアでは「お約束」になってるみたいです。
Bis!と要求されたら、やらないわけには.....
https://www.youtube.com/watch?v=lr8FIaHhaS8

クラシカジャパンでROHのリゴレット、9月にリピート放送するんですね。


by keyaki (2016-09-07 07:34) 

久美恵

歌手(演奏家)にとって一番大切なのは共演者より指揮者ですね。歌手を尊敬したててくれる指揮者でなければオペラ指揮者として失格だと思います。グリゴーロはそこの所をよく考えていて本当に頭がいいです。ムーティーはイタリアの歌手達にも「イタリアオペラをダメにした男」と言われてますよ(笑)色々新しい事?をしようとしていましたが「えっ?そこ?」っていう事が多かったですね。悪いけれどそういう指揮者に出会った時は「本番になったらこっちのもの、演奏するのはこっちだからねー」と歌手やオケの人達と陰で悪口言ってます(笑)
by 久美恵 (2016-09-07 12:13) 

keyaki

久美恵さん
ということは、
「オペラを車にたとえるなら、自分がドライバーで、オーケストラはエンジン、指揮者はタイヤ.....レースに勝つためには正しいタイヤに変えなければならない.....」
というのは、真理を述べてるってことですね。普通に考えると「指揮者がドライバー」って言いそうですけど、オペラの舞台はチームで作り上げていくものですけど、やっぱり歌手が主体、歌手が最高の力を出せるように支えるのが指揮者とかオーケストラってことですね。

グリゴーロのたとえは、いつもなかなか面白い、舞台はテニスマッチと同じだとか、世界の大劇場はグランドスラムとか。
by keyaki (2016-09-07 15:23) 

久美恵

まさに歌手はドライバーですよ。ただ優秀なドライバーじゃなくちゃダメですけどね(笑)それに歌い手は自分が楽器なので良くなかったら変えるという事は出来ませんから、演奏している時は死に物狂いですね。常に崖の上で落ちない様にこらえているって感じですね。特にテノールは大変だと思いますよ。
by 久美恵 (2016-09-07 23:03) 

mahnee

Classic Voiceダウンロードできました。ありがとうございます。まあ、でも8割かた読めないんですけど、頑張っている雰囲気はわかる・・画期的な取り組みなんですね。リハーサルは別の劇場でやっていましたが、かなり大掛かり、毎回あれを全部運ぶんですね。衣装も手が込んでいて美しい。出演する歌手や俳優がとても若くて意欲的なのがすごいなあ。2ページ目の写真がすごく気に入ってます。ハンドパワーで魔法をかけているみたいで。今日のプレミエ、お客さんは6~7割入ってほしいとおもいますがどうでしょう・・・
by mahnee (2016-09-10 20:50) 

keyaki

mahneeさん
ほんとに、9時からだから、夕食終って、近所の人が散歩がてら行くかなぁ。
学生用にチケット配ればいいのに。
オペラって観光客でもってるみたいなところもあるから、どの程度集客できるか....成功してほしいですね。


by keyaki (2016-09-10 23:58) 

barbara

keyakiさん、こんにちは。
いつも貴重な情報を有難うございます。
私も無事ダウンロード出来ました。音楽付でなかなか粋な計らいのある雑誌ですね。辞書片手にこれから格闘します!
グリゴーロもハードスケジュールを無事にこなして欲しいですね。
by barbara (2016-09-12 10:57) 

keyaki

barbaraさん
お役に立てて嬉しいです。

こういうところは、日本はずいぶん遅れているというかサービス精神がないというか.....
この雑誌は、今回はじめて知ったのですが、知っている顔が表紙になってますね。バックナンバーで、販売終了のものは、2010年11月号もそうなんですけど、無料で全ページダウンロードできるんですよ。日本の出版社も見習って欲しいです。
イタリアのオペラ雑誌L'operaも、今は、デジタル版が出ているので、欲しい時だけ買えます。ドイツのオペラ雑誌の中には、記事単位で買えのもあるんですよ。

>グリゴーロもハードスケジュールを無事にこなして欲しいですね。

日本で言えば、座長ですよね。イタリアには各地方に伝統のある美しい劇場がありますし、このプロジェクトが成功して、今後も引き継がれるといいですね。

by keyaki (2016-09-12 13:42) 

小林久美恵

このClassic Voice,先日スカラ座ショップに行ったら売ってたので買っちゃいました!ラッキー♪来年、初メトでウェルテル見る予定です!
by 小林久美恵 (2016-10-26 00:15) 

keyaki

小林久美恵さん
ロンドンに続きメトでもウェルテル、楽しみですね。
レポートもよろしくお願いします。

by keyaki (2016-10-26 00:30) 

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