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ディアナ・ダムラウと「マノン」(2015.3.9〜28) 6公演 ☆ 舞台写真 ☆ 初日Live Stream 3/9(日本3/10午前8.25〜 ) ☆21日ライブ放送(ORF)☆ レビュー [マスネ《マノン》メト]

◎BBC Radio3 のOpera on 3でも23日(現地時間)に放送されました。こちらは30日間オンデマンドで聞くことができます。こちら...Massenet's Manon From the Met (2015.3.24)

◎21日マチネーのライヴ放送が "ORFのÖ1" で一週間オンデマンドで聞けます。幕間のインタビューもあります。こちら...7 Tag Ö1
今までネットで見つけた舞台写真付きでインタビューの部分をアップしました。画像をクリックするとリンクしています。

(2015.3.23)
*  *  *  *  *


◎レビューが続々出ています。音声だけで聞いていても素晴らしかったというより凄かったんですけど、二人のケミストリーが凄くて、皆さん圧倒されたようです。いつもメト提供のではなく独自の写真を載せてくれるニューヨーク・タイムズのレビューから。
レビュー:
☆The New York Times:Review: ‘Manon’ Gets a Revival at the Met /ZACHARY WOOLFE

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☆Latino Post:"Manon:" Grigolo & Damrau Have Irresistible Chemistry.../David Salazar
☆NYclassical review:Damrau and Grigolo ignite in Met’s thrilling “Manon”/Eric C. Simpson
☆Huffingtonpost:Damrau and Grigolo Juggle Love and Money in .../Wilborn Hampton
☆New York Observer:The Sizzling Outlaw Lovers of the Met’s New Manon/James Jorden
(2015.3.15)

◎前後しましたが、1幕の「パリに逃げよう!」の場面とソプラノ好きの方のためにダムラウのガヴォットをアップします。
1幕:"Nous vivrons à Paris"
iPhone_iPod用

3幕1場:Gavotte (画像をクリック)



◎最終幕:グリゴーロの叫び声で幕、ブラーヴィでした。ROHの時は正に叫び声でしたが、今回のはうめき声に近いかなぁ。
最終幕Met_manon_Act5iPhone_iPod用MP3


◎休憩中、ディアナ・ダムラウのインタビュー中....
3幕 Sait-Sulpice の場面
"Ah ! fuyez, douce image"から誘惑されちゃう最後まで (画像をクリック)



◎休憩中、昨年スカラ座でグリゴーロと共演したルチアのアルビナ・シャギムラトヴァのインタビュー中.....にデ・グリューのアリアをアップ。いつもながらグリゴーロの好き好きオーラがいいなぁ.....

2幕の「En fermant les yeux 目を閉じれば」(画像をクリック)



◎初日Live放送:Live Stream:3/March 9, 2015 7:25 pm ET
 3月8日からサマータイムなので、要注意!日本時間では3月10日午前8:25から
(2015.3.9)


◎写真:この舞台写真の一枚目、すごくかわいい....43才(ダムラウ)と38才(グリゴーロ)には見えない....これは放送が楽しみ.....最後のは楽屋かな....グリゴーロはまだ衣裳着てないじゃないの。最初からあるタトゥーが写っているけど...左上腕、左前腕裏、右手首裏、今のところ三ケ所、もう絶対増やして欲しくないです。

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gri_damrau_met2015-3.jpgネトレプとグリゴーロgri_damrau_met2015-8.jpg
↑ダムラウがほっそり見える.....ネトレプコより(2010年ROHのマノン)   
gri_damrau_met2015-5.jpgManon.jpggri_damrau_met2015manon.jpg
(2015.3.6)


 3月9日からはじまるマスネの「マノン」のリハーサル写真がメトのfacebookに掲載されました。舞台から客席を撮った画像はグリゴーロのfacebookからです。
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Massenet's Manon / 2015年3月9, 12, 17, 21 mat, 25, 28 全6公演
Cast
Conductor: Emmanuel Villaume
Manon: Diana Damrau
Chevalier des Grieux: Vittorio Grigolo
Lescaut: Russell Braun
Count des Grieux: Nicolas Testé
Production Team
Production: Laurent Pelly
Set Designer: Chantal Thomas
Costume Designer: Laurent Pelly
Lighting Designer: Joël Adam
Choreographer: Lionel Hoche

☆放送予定:
Live Stream:3/March 9, 2015 7:25 pm ET
Saturday Matinee Broadcasts:March 21, 2015 12:30 pm ET
BBC Radio3 - Opera on 3 : MON 23rd March at 7.30pm - MASSENET MANON from the MET

◎グリゴーロは2010年にロンドンとバレンシアで「マノン」を歌っています。
☆ロンドンの「マノン」は今回と同じローラン・ペリの演出でマノンはネトレプコ(1971.9.18- )
一連の記事はこちら→ROHの《マノン》
☆バレンシアのマノンはアイリーン・ペレス.....当時はステファン・コステロ(1981.9.29 - )と夫婦でしたが、今年の2月11日に離婚を発表しました.....
記事はこちら→バレンシアの《マノン》

メモ:ディアナ・ダムラウ(Diana Damrau, 1971年5月31日 - )

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小林久美恵

とっても良かったですねー♪実は最後の幕が仕事で聞けなかったのでアップして頂いて嬉しかったです。昨日はホフマンも見て来ました。絶好調ですネ♡
by 小林久美恵 (2015-03-10 14:16) 

keyaki

小林久美恵さん
メトの放送は、午前中なのでお仕事中の方が多いですよね。
私も1時間遅れで出かけました。
今回は、サマータイムなので、早く始まったからいいのですが、いつもですともう休んじゃいます。
あと2回放送があります。
BBCの放送、これは多分オンデマンドでも聞けるはずなので楽しみです。
最終幕のデ・グリューの悲痛な叫びは、多分グリゴーロのオリジナル、初めて聞く人は吃驚かもしれません。
メトではどうするのか楽しみにしていたんですが、ROHの時より。長く更に悲痛になっていました。
by keyaki (2015-03-10 14:44) 

久美恵

最後の声は発声のとってもいい原点とも言える声です。こんなに技術をわかっている歌手は今はもうめったにいないです。
by 久美恵 (2015-03-10 16:18) 

keyaki

久美恵さん
>最後の声は発声のとってもいい原点とも言える声
そうなんですか。
これは、公開レッスンもおすすめですね。
by keyaki (2015-03-10 18:38) 

斑猫

初日見てきました。グリゴーロの声の響くこと、おそろしいほどでした。カーテンコールでは跪いて投げキッス。教会のベッドシーンでは予想どおり脱いでいましたね。ダムラウは以前よりずっとほっそりしていました。と、これは単なるミーハー情報でしかありませんね。失礼いたしました。
by 斑猫 (2015-03-15 08:18) 

keyaki

斑猫さん
>グリゴーロの声の響くこと、おそろしいほど
皆さんそうおっしゃるんですけど、不思議なことに声が小さいって言う人がネット上にちらほら存在します。恐らく舞台を見ないで適当なことを書いてるんだと思いますけど.....
ロンドンの「マノン」の時には、ロンドン在住のどなかかが、「フランス語は分からないけど、グリゴーロのはフランス語に聞こえない...」なんてレポートしちゃった方もいます。これって噴飯ものでしょう。

>教会のベッドシーンでは予想どおり脱いでいました
前をはだけるだけでなくですか.......均整のとれた肉体美ならどんどん脱いで欲しいですね。

>ダムラウは以前よりずっとほっそりしていました
舞台写真が、ずいぶん美しいので写真のマジックかと思いましたが、やっぱりほっそりなんですね。

ローラン・ペリ演出のマノンはいろんな劇場でやっているので、舞台写真がいろいろ見られますが、
1位ダムラウ、2位ネトレプコ、3、4がなくて5位がヤオ、ドゥセ....ですね。
ヤオとドゥセは、本当に貧相というか貧弱で、あの華やかな衣装がぜんぜん似合ってないんですよ。痩せてりゃいいってもんでもないんですよね。

今回のキャストのマノンが映像に残らないのは、すごく残念です。


by keyaki (2015-03-15 14:26) 

Yuchetta

keyakiさん、先日はご返信ありがとうございました。

マノン、音だけでも迫力ですね。ネトレプコのMetのビデオ見てたときは途中で眠っちゃってましたけど、ダムラウも好きだし、こっちは見たかった。

どっちか選べと言われたらホフマンだけど、ネトレプコだけじゃなくて、グリゴーロもHD年に2回やってくれませんかね。グリゴーロもダムラウもネトレプコよりいいと思いますけど(単なる主観ですが)。

私も公開レッスン行けたら行こうかと思っています。
人柄がうかがえそうで楽しみです。
by Yuchetta (2015-03-16 15:20) 

keyaki

Yuchettaさん
新国で「マノン・レスコー」を見たんですけど、今までは、やっぱりマスネの「マノン」よりプッチーニの「マノン・レスコー」よね....なんて思っていましたが、デ・グリューだったら、「マノン」の方がやりがいがあるのではないかな。グリゴーロも「マノン・レスコー」のデ・グリューはあのアリア"Donna no vidi mai" だけでいいや...と思っているかもしれません...将来レパートリーにする予定も今のところないようですし。

公開レッスン、絶対面白いと思います。
by keyaki (2015-03-17 00:22) 

Yuchetta

新国行かれたのですね。私は4月のリサイタルもあるしと、予算上の都合であきらめました:)
マノンレスコーで満足のいく映像がなく、いつかグリゴーロで、と思っていましたが、そうですか、やる気なしですか。プッチーニは正直苦手ですが、お気に入りの歌手ならすごくいいな、と思います。
いつかヴェルディのオペラで来日してくれないかな、と思っているのですが。モーツァルトもよさそう。コジとか好きと言ってましたけど、もうやらないですよね。
by Yuchetta (2015-03-17 08:04) 

bchama

マノン観てきましたよ。本当はディドナートのコンサートから始まってだったのですけれど、日程を縮めて、それでもマノンは見ておきたかったです。強行軍でしたけどね。

最初にカーテンコールから、おつと、最初はダムラウの体調からですね。ダムラウは、去年のスカラ座の椿姫のイメージが有ると思いますが、今は2011年の日本公演の体調に近いです。それより少し締まっているかもいるかもしれませんね。本当の体調も良かったようです。

グリゴーロはカーテンコールで、ひざまずき、床を二回かなりの勢いで叩いてから、暫くひざまずいて、そのあと少したってから観客に投げキスしていたと思います。

ダムラウはバレリーナの様なひざを折ったお辞儀をしていました。それが出来ると言うことは体調が非常に良いということですね。それから、指揮者を呼びに行くときも、スキップしながら迎えにゆきました。

一列に並んで、前に進んで観客に挨拶するときに、指揮者がかなり大柄な人で、指揮者が前に行ったときに、ダムラウを少し引っ張る感じになった事に、ダムラウが少し、拗ねて、指揮者に抗議していました。三回目ぐらいに、今度は、わざとかグリゴーロが指揮者を引っ張る感じになって、茶目っ気たっぷりに、ダムラウをかばうような様子を出していました。その時に幕が下りてきました。

グリゴーロの人気は、ニューヨークでもあって、女性の方たちは、かなり陶然としていましたね。そういう人たちは、女性の人たちだけで来ていた人が多かったようです。

今度のグリゴーロのコンサートかなり期待出来ると思いますよ。

by bchama (2015-03-22 14:58) 

keyaki

bchamaさん
強行軍お疲れさまでした。

>最初はダムラウの体調からですね
反省してダイエットしたのかしら....舞台写真でも、ネトレプコに勝っていますもの。ネトレプコのフランス語はかなり怪しい(フランスのオペラフォーラム情報)そうですけど、ダムラウは、夫がフランス人ですし、そういう面でも前の公演を超えているんじゃないかと思います。

カーテンコールの様子はyoutubeに一つアップされていました。グリゴーロは、いつもの通りで、胸をはだけてハートも投げてました。
ダムラウは、グリゴーロのお株を奪った感じで、はじけてましたね。似た者同士で相性がいいのかもしれませんね。

>グリゴーロの人気は、ニューヨークでもあって
人気があるとそれだけたたく人もいますが、叩かれるのは人気があるからということですね。

コンサートせまってきましたね。公開講座も楽しみです。
日本の次はパリのシャンゼリゼ劇場でコンサートですが、素敵なポスターが貼ってあるんですね。日本ではクラシック系のポスターってあんまり見ないような気がします。
https://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_6f6/colleghi/gri_pari_poster.jpg



by keyaki (2015-03-23 10:18) 

keyaki

Yuchettaさん
プッチーニでは、次は「トスカ」を歌いたいようです。本当にレパートリーに慎重過ぎるのか、いろいろ歌って欲しいのに、趣味に時間を使い過ぎなのか.....
コジはまた歌いたいって言ってますから、チャンスがあればいつか歌うつもりかもしれませんね。デビューしたてのころ歌って好評だったようですが、その後、ちょっとPoperaに寄り道して」歌うチャンスを逃したようです。
http://colleghi.blog.so-net.ne.jp/2008-07-08
ドミンゴの肝いりでワシントン・オペラで「ボエーム」を歌っていますが、最初は「コジ」を歌う約束をしていたようです。ボエームの方が人気演目ですものね。

by keyaki (2015-03-23 10:32) 

bchama

前奏曲が素晴らしかった。かなり長い前奏曲。これだけで、マノンのこれからの運命が分かるような気がする前奏曲でした。(私はこれを生で聞いたのが初めてですが。DVDで聞いたはずですけど、なんか違っていたような)これだけで、結構満足感が得られました。

映画でも、最初から分かりますよね。自分合った面白い映画かどうかということが。

幕が開きまして、まず、目に飛び込んで来るのがそのセットです。中学校の図画の知識しかありませんが、遠近法を下から見上げたようなといいますか、きのこのエリンギが有りますよね。その長い胴体の下の部分に入り口があって、傘の部分に三角形の屋根が付いていて、その少し下に窓があるような感じです。

下から上にかけて長い階段が有りまして。屋根の部分に通行人とかが見えるセットがあるような感じです。旅籠といいましても、古ぼけてはいるけれど、少し近代的な建物です。

金持ちの老人は最初は結構おどけたような役作りで、少しフォルクスオーパー的な人物設定になっていたのですが。

それから、マノンが登場ですが、あまり記憶がありません。というよりも、ガランチャとダムラウはタイプは違うけれども、歌ともども女ざかりだなぁとか思っていたような。それと、体型が前のテレビの時と全然違うなぁとか。(笑)

そして、グリゴーロ登場ですが、少し、青っぽい背広の上下でカッコ良く登場です。これだったら、確かに、ファションモデルも顔負けだなぁと思いました。

それと、歌が(keyakiさんが言われたのでしたっけ)大人ぽくなったというか、男性的な部分がかなり増えたと言いますか、そういう歌唱のように感じられました。この1幕はグリゴーロの登場回数と共に歌唱の記憶がかなり強い部分でしたね。

2人が仲良くなってパリに行くときに、二人が手をつないで階段を歌いながら駆け上がるのですが、階段の中間辺りから上まで(普通の学校の階段の1階から3階に半分くらい届かないくらい)、伸ばして歌うのを皆唖然として、もうこれだけで、男性でも、グリゴーロのファンになるくらいカッコ良かったです。

by bchama (2015-03-24 21:26) 

keyaki

bchamaさん
>ファションモデルも顔負けだなぁ
ほんとうに均整がとれていて、舞台映えしますよね。舞台俳優は、顔よりもスタイルが重要だと思います。

グリゴーロの身体能力はよく話題になります。舞台を目にも留まらぬ早さで駆け抜けたとか、6フィートくらいの台に一気に飛び乗ったとか、高い門扉に猿のようによじ上ったとか。

それにしてもロンドンでこの演出の初演をやってるのに映像が残らなかったのが本当に残念です。
by keyaki (2015-03-25 00:57) 

bchama

マノン(マスネ)とマノンレスコー(プッチーニ)別物なんですね。このブログをよく読んで行けば間違いは無かったのですが、映像が残らないと言われるので、来年HDが有るのにと不思議に思っていましたが、来年あるのはプッチーニの方なんですね。

それで、前奏曲が違ったように感じられたのですね。それは、全然違いますよね。全てが。(笑)

第2幕はセットが木の上の隠れ家的な設定になっていたと思います。上の方に小さな家が、その中にベッドだけが多きな部分をしめている、昔々男の子達が作っていた、木の家の隠れ家、男は満足かも知れませんが女は少し不満かも、そういった感じの地味な家なのです。

ここでもかなり長い階段が上の部屋の方に延びています。でも、マノンに不満な感じは私には感じられませんでした。

音楽は綺麗で美しく甘美なんですが、長いアリアが少ないということらしいですから、初めて聞く人間が、このアリアは良かったなんて言う余裕はありませんよね。お許しください。
でも、全てが満足。

階段の踊り場のようなところで、ダムラウが手摺に腰掛けて、グリゴーロと抱き合うシーンが有るのですが、歌ったかどうかは不明です。

いくら体調が良くても、こういうことで落ちたら大変だなぁと余計なお節介なことを考えながら見ていました。

by bchama (2015-03-25 21:39) 

bchama

3幕第一場はパリの社交場、ダムラウの帽子をかぶった姿はなかなか良いですね。このひとも雰囲気に合わせて演技できるので素晴らしいですね。

歌の雰囲気も椿姫の様でもあり、夜の女王の様でもあるアリアと雰囲気だったと思います。

このオペラの特徴はその幕、その場の後半で急に事態が急変するという特色を持っています。

なぜダムラウがグリゴーロの事を思い出し懐かしく感じてグリゴーロのもとに駆けつけたのかは、よく判りませんでした。

場の転回があって、教会の場面、右側に沢山の椅子、左側にベッド。グリゴーロは聖職者の格好をしています。

最初に一人で歌い、次にダムラウが現れて、ダムラウの方から復縁をせまりますよね。最初はグリゴーロが頑として聞きません。

ダムラウがベッドの上の本を放り投げます。こんなものという感じですかね。最後は聖書と思われるものまで。

そして、また二人の生活が始まろうとしています。グリゴーロが上半身はだかになり、ダムラウを抱きしめます。最後はベッドの上で二人が一緒になります。

でもここの表現は現代流行のリアルではなくて、以外にプラトニックかな?

by bchama (2015-03-26 22:30) 

bchama

最後のシーンはベッド上の本を捨てて、ダムラウがベッドの上に上がって、グリゴーロを誘惑するという構図でした。最初はグリゴーロも抵抗していたのですが、最後は、ダムラウの魅力に抗しきれず、上記のような有様になったのです。

(休憩)
by bchama (2015-03-27 16:54) 

bchama

間奏曲と思いますが、これがかなり長いので、私には一幕と認識してするくらいかなり内容が濃いといいますか、衝撃的です。

舞台装置がラ・バヤデールの闇の世界でコールドバレーが使う舞台装置のような感じの逆Z型の斜め、斜めの舞台装置なのです。

最初に紳士の中で、3人のバレリーナが悲しそうに踊っていますので、そういう境遇の踊り子なんだなぁと言う感じで見ていました。

そのうちに、沢山のバレリーナが出てきて踊りだしますので、なんだかホッとして、音楽とバレーを見聞きしていました。なかなか音楽とバレーが合っています。

紳士達は周りでそれを見ています。

バレーが終わってバレリーナ達が舞台から去って行きます。その時一人の紳士が一人のバレリーナの後を追うようにして、舞台から去って行きます。

舞台に誰も居なくなってからしばらくして、女性達のキャーという悲鳴が聞こえてくると同時に、バレリーナ達が舞台に戻ってきて、その後を追うようにして紳士達も。

今度は紳士達が一人ひとりがバレリーナを奪って行きます。足をばたつかせている踊り子もいます。

紳士達は当然という風に舞台から去って行きます。

by bchama (2015-03-29 09:53) 

bchama

第4幕はやはり逆Z型の斜め斜めの舞台装置、先ほどよりも少し斜めの間隔が縮まった感じです。

ここでダムラウがグリゴーロに賭博を勧めると言う展開、年寄りの金持ちも、グリゴーロも同意。

そこで三段になった斜めのところに、ビリヤード台のようなトランプをする賭博台が勢い良く格段に登場。三階立てで、賭博が開始されます。

グリゴーロが勝って、賭博のレートが吊り上げられます。倍の倍みたいな感じです。それでもグリゴーロが勝ってダムラウも大喜び。

ところが、金持ちの老人が今までのフォルクスオーパー的な喜劇役者から一転。

急に権力者の顔になり、警察官が現れて、ダムラウは囚われのみになります。そしてグリゴーロまでも囚われてしまいます。

by bchama (2015-03-29 21:56) 

bchama

第5幕はここは本当の遠近法の舞台設定。舗装された道路のような設定。

左右に歩道のような設定がされていて、左側には街灯が等間隔に設定されていて、右側には何も無く、奥のほうに遠くに、工場のような建物が小さくみえます。

更にその奥には、石油掘削装置が見えます。その近代的な道路が冷たい建造物として現れてきます。

そこに囚人服か、袋をかぶせられたダムラウが五、六人の男達に連れてこられ、道路にたたきつけられます。

おまけに、殴られたり、蹴られたりのボコボコ状態で道路に捨て去られます。

その時、グリゴーロは左下側に居たと思います。

男達が去った後に、グリゴーロが駆けつけます。でもその時は、もう虫の息。

歌は歌ったと思いますけど、もう心情的にグリゴーロ、ダムラウになっています。

私の場合は21日ですから10秒くらいだったというグリゴーロの叫び声が聞こえてきます。
by bchama (2015-03-29 22:40) 

keyaki

bchamaさん
幕ごとのレポートありがとうございます。
いろいろ頭の中で思い描きながら読ませていただきました。

この演出は、2010年のロンドンが初演なんですが、グリゴーロの評判はよかったんですが、舞台がチープというレビューがほとんどでした。
舞台写真では、駆け落ちした二人の質素な家と、最後の道路のような舞台はチープですが、あとは衣裳も素敵だし、なかなかいいと思うんですけど。

>サン・シュルピスの神学校の場
マノンの性格からすれば、私のことを忘れて神につかえるなんて悔しぃー! そうはさせないわよっ....てことでしょうね。
この場面は特に遠目にでも美男美女にやって欲しい....
ダムラウってメリル・ストリープに似てますよね。

「マノン・レスコー」では、デ・グリューがマノンの居場所を知って合いに行くんで、あんまりハラハラドキドキがないです。マノンは早く逃げればいいのに、宝石を袋につめてて捕まっちゃうし。

今日は暖かくて桜が満開。来週グリゴーロが来るまで散らないで欲しいです。

by keyaki (2015-03-30 15:06) 

Yuchetta

keyakiさん、いつも返信コメントありがとうございます。
コジ、写真だけでくらくらきます。
マノン、何とか時間みつけて聞いてみたいです。

来シーズンのMetHD、グリゴーロは入ってないんですね。
怒り心頭!そしてがっかり。
カウフマンかポレンザーニがキャンセルなさって代わりとかないかしら。

来年もリサイタルか何かやってくれないと楽しみないです。
テイトにもメール送っておきました:)
桜何とか来週までもってほしいですね。
by Yuchetta (2015-03-30 16:36) 

keyaki

Yuchettaさん
>来シーズンのMetHD、グリゴーロは入ってないんですね
「真珠採り」が予想ではグリゴーロが本命だったので私もがっかりです。
レパートリーをなかなか広げないので、グリゴーロが断ったような気がします。ENO(ロンドンのなんでも英語上演する劇場)の演出を持ってくるので、その演出のせいかも知れません。YouTubeで見られますが、現代に置き換えで環境破壊がテーマになってるみたいです。

今日あたりROHのシーズン発表があるはずですが、予想では「ウェルテル」を歌うという噂ですので、Live in Cinemaの可能性もあるのではないかと思います。

by keyaki (2015-04-01 00:17) 

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