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スカラ座2013-2014シーズンの「ルチア」の衣装はロジータ・ミッソーニ..... [ランメルモールのルチア]

◎ニューヨークタイムズの10月31日のミッソーニに関する記事にも、ちょっと記載があります。http://www.nytimes.com/2013/10/31/fashion/missoni-more-than-a-zigzag.html?_r=0 (2013.11.1追記)

gri_RositaMissoni.jpg ヴィットリオ・グリゴーロのfacebookに、ロジータ・ミッソーニ(ミッソーニの創業者)との写真がアップされ、「ロジータは、来年のスカラ座のルチアの衣装のデザインをします....」と説明があります。

 今現在(2013.9.22)、スカラ座の発表では、メトロポリタン歌劇場のプロダクションをもってくることになっていますが、衣装だけが変わるってことはあるんでしょうか....

 ミッソーニの創業者であるミッソーニ夫妻(共に1921年生まれ)は、スカラ座1984年3月の「ルチア」、ピエール=ルイジ・ピッツィの新演出の衣装担当でした。ということはメトのプロダクションはやめて1982/83シーズンの再演に代えるつもりなのかも知れません。このときのエドガルドはパヴァロッティで、ルチアはルチアーナ・セッラでした。

missoni_pizzi_scala1983.jpg
OTTAVIO MISSONI, PIER LUIGI PIZZI, ROSITA MISSONI (1983年3月)

 世界的にも有名なファッションブランド、ミッソーニは、同族経営のアパレルメーカーですが、今年の1月には後継者の長男ヴィットリオ・ミッソーニが妻とともにベネズエラ沖の飛行機事故で行方不明となり、5月9日には、オッタヴィオ氏が病死するという不幸に見舞われています。そこで、ニューヨークから借りてくるよりも、ミッソーニ創業者夫妻が衣装を担当した「ルチア」を再演しては....ということになったのではないか.....と想像しています。2月19日の公演は映画上映も決まっていますし、すでにメトがHD上映しているプロダクションよりいいと思いますし.....だいたいどうしてメトのプロダクションを借りてくるのか理由がわかりませんし、実現するといいですね。

 ドニゼッティ"Lucia di Lammermoor "(イタリア語版) 2014年2月1, 7, 11, 14, 16, 19, 21, 23, 28日
Produzione Metropolitan Opera House
Direzione
Direttore:Pier Giorgio Morandi
Regia:Mary Zimmermann
Scene:Daniel Ostling
Costumi:T.J. Gerckens
Coreografia:Daniel Pelzig
CAST
Enrico:Fabio Capitanucci (1, 7, 14, 19, 21, 28)/Massimo Cavalletti (11, 16p, 23p)
Lucia:Albina Shagimuratova(1, 7, 14, 19, 23p, 28) /Jessica Pratt (11,16p, 21)
Edgardo:Vittorio Grigolo(1, 7, 14, 19, 23p, 28)/Piero Pretti (11, 16p, 21)
Arturo:Juan Francisco Gatell
Raimondo:Orlin Anastassov(1, 7, 14, 19, 23p, 28)/Sergey Artamonov (11, 16p, 21)
Alisa:Barbara Di Castri
Normanno:Massimiliano Chiarolla

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