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Royal Opera House 2012-2013シーズン発表(2012.3.14) ☆Live Cinemaの予定も [今後のスケジュール追加・変更]

◎ROHから「つばめ」のキャストチェンジの発表がありました。グリゴーロは出ません....多分ヴェローナ音楽祭Gala Verdiと重なったためなんでしょう。
 もう一つROHのマラソン「ボエーム」もキャストチェンジの発表....2013年3月はグリゴーロ&フリットリのはずでしたが、フリットリがキャンセル、ミミは、ロシアのお姉さんヒブラ・ゲルズマーワ Hibla Gerzmava(1970.1.6-)になっちゃいました。フリットリのキャンセルの理由は、最近気づきましたが、メトの「ドン・カルロ」に出演することにしたためでだったんですね。2月のシーズン発表では、エリザベッタは、ラドヴァノフスキーでしたが、突然5月末に代わっちゃったようです。そりゃ、たった2回のROHの公演より、7公演もある「ドン・カルロ」に乗り換えるでしょうね。フリットリは最近メト出演が多いですし…それにしてもシーズン発表って当てになりませんね。(2012.12.25追記)

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ヨーロッパの各劇場が次々来シーズンの発表をしています。グリゴーロは、コヴェントガーデンには、今シーズンに引き続き、来シーズンも連続での登場となります。「ボエーム」と「つばめ」、「つばめ」はロールデビューです。インタビューで、チューリッヒからロンドンのチェルシーに住まいを移した...と言うことは、ロンドンでの舞台のためのようですが、今後も継続的にロンドンに出演の可能性があるんでしょうか。
 ところで「つばめ」は、2002年のプレミエ、2004年の再演共にマグダはゲオルギュー、ルッジェーロは、2001年アラーニャ、2004年カウフマン....で2013年グリゴーロ....多分これでゲオルギューのマグダは最後でしょうね。

 来シーズンからカスパー・ホルテンがROHの新ディレクターだそうですが、歌手に関しては、人気歌手、ベテラン歌手、若手注目歌手...と充実のラインナップでそれほど変化がないようです。今までの契約を引き継いでいるのだと思いますが.....チューリッヒ歌劇場の場合は、かなり変化が有り、たとえば指揮者28人中そのまま継続はたったの二人というようなこともあったりしますので。
 それにしてもドミンゴのバリトンロールは、もうどうにも止らない....今度はナブッコです。レオ・ヌッチとダブルキャストですが "Live Cinema"にも登場、さすがにライヴは避けているようですが.....

Royal Opera House 2012-2013シーズン:
*キャスト詳細→ 2012/13 season announced
 ★新演出 6/41公演、★再演 12/88公演
 ★LiveCinema:5演目(日程は赤字で表示)
★リング(16):Antonio Pappano指揮,Keith Warner演出
 ☆2012年9月24.26.29/10月1日
 ☆10月2,4,7,9日
 ☆10月16,18,21,24日
 ☆10月26.28.31/11月2日
 S.Bullock, Eva-Maria Westbroek, R.Willis-Sorensen, S.Connolly, 藤村美穂子, M.Radner
 S.Vinke, S.O'Neill, S.Andersen, G.Siegel, W.Koch, Peter Coleman-Wright, B.Terfel, J.Tomlinson

★愛の妙薬(8):2012年11月13,16,20,23,28/12月1, 4, 7日
 Bruno Campanella指揮,Laurent Pelly演出
 Roberto Alagna/Stefan Pop(12/7), Aleksandra Kursak, Ambrogio Maestri

★悪魔ロベール (新 - 6):2012年12月6, 9m,12,15,18,21日
 Daniel Oren,指揮,Laurent Pelly演出
 Diana Damrau, Marina Poplavskaya, Bryan Hymel, John Relyea,Jean Francois Borras


ボエーム(15)*Live-Cinema
 2012年12月17,20,22/ 2013年1月3,5,7,10,18/ 2月6m, 18, 27/ 3月2m, 5, 9, 12日
 Mark Elder/Alexander Joel指揮,John Copley演出
 1.R.Villazón&M.Kovalevska,(12月17, 20, 22/1月3,7,10),Stefania Dovhan,Auden Iversen
 2,Dmytro Popov&Maija Kovalevska(1月5,18),Stefania Dovhan,Auden Iversen
 3.Teodor Ilincai&Anita Hartig,Sonya Yoncheva ,Gabriele Viviani (2月16m, 18, 27/3月2m, 5)
 4.Vittorio Grigoloi&Barbara FrittolHibla Gerzmava,Sonya Yoncheva,Gabriele Viviani (3月9,12)

*Live-Cinemaは1月と発表されているのでキャストは、ビリャソン&コワレスカ組か、ポポフ&コワレスカ組のどちらか。ビリャソンは、歌唱的には難ありなので,ここは1990年生まれのドミトロ・ポポフかな.....

★H.Birtwistle作曲 「ミノタウロス」(5):2013年1月17,21.24,26,28日
 Antonio Pappano指揮,Stephen Langridge演出
 John Tomlinson, Christine Rice, Johan Reuter, Andrew Watts

★エウゲニ・オネーギン(新 - 7)*live-Cinema:2013年2月4,6,9,11,14,16,20
 Robin Ticciati指揮,Kasper Holten演出
 K.Stoyanova, E.Maximova, P.Breslik, S.Keenlyside,P. Rose


★George Benjamin作曲「Written on Skin」 (新 - 5) 2013年3月8,11,16,18,22日
 George Benjamin,指揮,Katie Mitchell演出
 Barbara Hannigan, Victoria Simmons, Bejun Mehta, Allan Clayton, Christopher Purves


★トスカ(13):2013年3月2,4,6,13,16m,20,23,26日/7月9,12,15,18,20日
 Maurizio Benini/Daniel Oren指揮,Jonathan Kent演出
 A.Echalaz/K.Opolais/M.Serafin, M. Giordano/Y. Lee/A.Antonenko, M.Volle/S.Hendricks

★ナブッコ(新 - 9) *Cinema:2013年3月30/ 4月1, 4, 6, 8, 15, 20, 23, 26日 *Cinemaは4月29日
 Nicola Luisotti指揮,Daniele Abbado演出
 L.Nucci/P.Domingo,V.Kowaljow,L. Monastyrska, M.Pizzolato, R.Masi/A.Caré



★魔笛(9):2013年4月16,18,22,24,27, 9 / 5月3,7,9日
 Julia Jones指揮,David McVicart演出
 A.Shagimuratova, E.Siurina/S.Bevan, C.Castronovo/A.Staples, C. Maltman/S.Keenlyside

★ドン・カルロ(7):2013年5月4,8,11,15,18 21,25日
 Antonio Pappano指揮,Nicholas Hytner演出
 Jonas Kaufmann, Anja Harteros, Mariusz Kwiecien, Ferruccio Furlanetto,Eric Halfvarson

★湖上の女 (新 - 8) *live-Cinema 2013年5月17,20,23,27,31/ 6月4,7,11日
 Michele Mariotti指揮,John Fulljames演出
  J.Didonato, J.D.Florez,D.Barcellona, C.Lee, M.Spyres, S. Orfila



★グローリアーナ (新 - 6) *live-Cinema:2013年6月20, 22,24,29/ 7月4, 6日
 Paul Daniel指揮,Richard Jones演出
 Susan Bullock, Kate Royal, Toby Spence


★シモン・ボッカネグラ(7):2013年6月27/ 7月1,3,7,10,13,16日
 Antonio Pappano指揮,Elijah Moshinsky演出
 Thomas Hampson, Ferruccio Furlanetto, Hibla Gerzmava,Russell Thomas,Dimitri Platanias

つばめ(8):2013年7月5, 8,11,13m,14,17,20m,21日
 Marco Armiliato指揮,Nicolas Joel演出
 Angela Gheorghiu&Vittorio GrigoloCharles Castronovo,Edgardas Montvidas, Pietro Spagnoli
 Ermonela Jaho&未定(13m,20m,21)

★カプリッチョ(演奏会形式 - 2):2013年7月19,21日:Andrew Davis指揮
 Renee Fleming, Christine Rice, Joseph Kaiser, Christian Gerhaher, Bo Skovhus, Peter Rose


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kametaro07

バイエルンのボリスが噂どおりじゃなくて、投げやり気味になってます^^;
ROHも最後まで目を通してなかったのですが、見やすくしていただいて、
いつも助かります。
ところで、シモンのフルラネットの名前が?
Ferruccioがミドルネームのようになってます。
全くその通りではあります。
by kametaro07 (2012-03-16 16:38) 

keyaki

kametaro07さん
そうそう、これ私も気づいたんですよ。消したつもりでした。
なかなかキャストがホームページに載らなかったので、Intermezzo
さんのをそのままコピペしたんです。しかし、これは笑っちゃいますね。
Intermezzoさんってフルラネットのファンなのかしら。
今見に行ったら、Don CarloのところもFabulous Ferruccio Furlanettoになってますので、ここは気づいて消したんですけど、シモンが残っていたんですね。

>バイエルンのボリスが噂どおりじゃなくて、投げやり気味になってます^^;
メトのパルジファルの方を選んだってことでしょうね。HD上映もあるし.....ボリスは演出が、ビエイトだし。
by keyaki (2012-03-16 17:10) 

hasida

おお、悪魔のロベールがある!
Damrauがイザベルでしょうか、とするとPoplavskayaって、「あの」ヴィオレッタだったと思うのですが、アリーセを歌ったらもうぶち壊しのような・・。Relyeaの声は好きですけど、あの猛烈なコロラトゥーラをRameyのように歌えるのでしょうか・・。
で、Bryan Hymelを初めて調べてみました。若いけど色々歌っているのですね。

とにかく、この大傑作が大傑作であることが理解できるような公演の記録を、正規盤で残してもらいたいのですが。
by hasida (2012-03-19 00:21) 

keyaki

hasidaさん
Bryan Hymel (Robert), John Relyea (Bertram), Jean-François Borras (Raimbaut), Marina Poplavskaya (Alice), Diana Damrau (Isabelle), Nicolas Courjal (Alberti)

>「あの」ヴィオレッタだったと思うのですが、アリーセを歌ったらもうぶち壊しのような・・
そうです...下手なのになぜか露出度の高い四角い顔のソプラノです。
ちょっとでも耳のある人はそう思っているようです....ロンドンの椿姫さんが、「できれば他の人に代わってもらえるよう呪いのワラ人形に針を打ち込みむつもりの歌手」にしていますから、効果があるか....(笑

>公演の記録を、正規盤で残してもらいたいのですが。
来シーズンはLiveCinemaの予定に入っていませんが、いずれDVDのなる可能性はあるでしょうね。
by keyaki (2012-03-19 10:38) 

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