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オペラ雑誌l'opera 11月号:ROHのファウストのレビュー 「最高の表現的歌唱....」 [ファウスト]

263.jpg 9月〜10月に上演されたROHの「ファウスト」、ブログでも記事にしましたが、高評価レビュー目白押しでしたが、イタリアのオペラ雑誌でも最高の評価を得ました。6月のスカラ座の「ロメオとジュリエット」のレビュー(PDF)に続いて、9月号のオランジュ音楽祭の「リゴレット」も最高でしたし、Popera(ポップ系)での成功もオペラ界ではかえって批判の対象にされてしまっていたのも、オペラに専念宣言から流れが変わったということでしょう。クラシック純粋主義者もグリゴーロの実力を認めざるを得ないということですね。

 グリゴーロの部分だけ、いつものいい加減な訳をアップしますが、右の写真をクリックすると全文読めますので、こりゃないだろう...という場合には遠慮なくコメントお願いします。

★GRAN BRETAGNA Cronache da Londra a cura di Nicola Salmoiraghi:
『ファウストは、ヴィットリオ・グリゴーロだった。間違いなく、今現在の数名のすばらしいテノールのうちの1人であると言う事実を裏付けるようなみごと歌唱だった。その声は、明るく良く響き、自信を持ってものにした高音も含めて最高に美しく、大きく、輝かしく、豊かで、すべて前方に飛んでくる。それだけではなく更に、グリゴーロは、ささやくような歌唱、豊富なカラー、印象、イントネーションというような表現的歌唱の秘訣をもう習得していた。有名な 「Salu, demeure 清らかな住まい」が、グリゴーロのエキサイティングな演奏だとすれば、マルゲリータとの夜の二重唱は、本当に称賛に値する表情豊かなニュアンスで感動ものだった。グリゴーロは完全に「ラテン」(彼のデ・グリューとロメオのように)のファウストを演じる。彼の声のカラーが、それを持っているからであるが、それは、断じて欠点ではない。私たちは彼に現代性と一致した偉大なイタリアの伝統を感じる。』
*YouTube:ROH - Faust再生リスト
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