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「ヴィットリオ・グリゴーロとサルヴァトーレ・リチートラ」思い出の写真 [その他]

 ヴィットリオ・グリゴーロは、18日からはじまるROHの「ファウスト」のリハーサル中で、ロンドンに滞在中ですが、リチートラ(1968.8.10 - 2011.9.5)との「思い出の写真」とお悔やみの言葉をfacebookにアップしました。年齢も違うし、おなじテノールなので、公演での接点はなかったと思いますが、イタリア人同士の先輩・同僚として、やはり知り合いなんですね。写真に説明がないのですが、わりと最近のものだと思います。左の人は誰でしょう....どこかで見たことがあるような.....


 第1ブログのサルヴァトーレ・リチートラの訃報でも書きましたが、9月5日に脳死宣告され、家族の同意によって臓器提供され、すでに三人に移植されました。肝臓は53才の患者に、左の腎臓は57才の患者に、右の腎臓は37の患者に移植され、角膜は、パレルモのアイバンクに提供されました。詳細はこちら。肺と心臓は、移植できる状態ではなかったそうです。リチートラの遺体は、カターニアのテアトロ・ベッリーニのロビーに安置され、最後のお別れのため6日と7日に一般に開放されます。その後、ミラノ近郊のVedano Al Lambroの家族のもとに移送され、8日の木曜日に告別式が行われるそうです。

関連記事:
ニューヨーク・タイムズにヴィットリオ・グリゴーロの(センセーショナルな)紹介記事(2010.10.14)
今後の有力テノール(ビリャソン、フローレス、カウフマン、リチートラ、グリゴーロ)
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コメント 2

TARO

楽しそうな写真ですね。グリゴーロもショックでしょうね。

>肺と心臓は、移植できる状態ではなかった

そうなんですか・・・。心臓と肺がそんなにやられてたんですか・・・。心臓がそうだということは多分、すでに脳死状態だったけれども、家族が決断するまで人工的に心臓を動かしてたということだったのかもしれませんね。
それにしても人生ってなんてはかないんでしょうか。
by TARO (2011-09-07 23:10) 

keyaki

TAROさん
本当にショックだと思います。
イタリアの男どもは、ほんとふざけるのが大好きですね。
臓器移植の話題まで出てくるとは、時代が変わった...んですね。
by keyaki (2011-09-08 17:11) 

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