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タワーレコードのフリーマガジン「intoxicate」にVittorio Grigoloのインタビュー記事 [インタビュー&記事]

 タワーレコードの無料配布の冊子「intoxicate」にヴィットリオ・グリゴーロのインタビュー記事が掲載されています。もちろんネットでも読めるので見つけたんですけど。こちらです→Vittorio Grigolo/インタビュー & 本文:秋島百合子「ソニー・クラシカル専属第1弾となるオペラ・アリア集!」
 「ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで話をきいたのは去年の7月上旬、マスネの『マノン』の騎士デ・グリューを歌ってロイヤル・オペラにデビューした直後だった。」ということですから、グリゴーロがニューヨークタイムズの記者マイケル・ホワイト氏に「インタビュー、とにかく多いです.....うんざりだ..疲れてるし..」と言ったと書かれたのと同じ頃のインタビューですよ、日本からのインタビューもあったんですね。



 目新しい内容はありませんが、日本語でのインタビュー記事ははじめてではないかと思いますから、ブログに残しておこうと思います。それと、もうひとつ、この記事には、間違いがありますので、そのことも.......筆者の秋島百合子氏の責任とは言えないかもしれませんが、ちょっと調べれば分かることですから.....プロの物書きの方は、お金をもらうために書いているので、ちゃっちゃとすませたいんでしょうね。その情報が正しいかどうかなんか関係ないみたいです。僭越ながら、添削させてさせていただきます。

『グリゴーロが本格的に世に出るきっかけは、22歳23歳でムーティ指揮の《第九》「ベートーヴェンの序曲 《献堂式》 Op.124」を歌ってスカラ座にデビューしたことだった。最年少のテナー独唱だった。.....』

 ベートーヴェンの《第九》というのは、実は、CDのブックレットのロジャー・パインズ氏寄稿の "COLOURS OF A VOICE/Vittorio Grigolo sings Donizetti, Verdi and Puccini"に書かれているんです。《第九》なら誰でも知っていますが、序曲 《献堂式》OUVERTURE "DIE WEIHE DES HAUSES" OP.124 は、めったに演奏されない馴染みのない曲ですから、わざと《第九》にしたということもあるのかなぁ.....そのへんはなんとも分かりませんが。事情はどうであれ、秋島 百合子氏は、ジャーナリストでりっぱな経歴の方ですから、ちゃんとウラをとって記事を書いて欲しいと思います。しかも"Archivio La Scala"で検索すれば、すぐ分かることですから。

メモ:秋島 百合子 略歴
1950年東京生まれ。青山学院大卒。ロンドン在住フリー・ジャーナリスト。ウォール・ストリート・ジャーナル東京支局勤務。75年から78 年まで、ロンドンBBC日本語放送担当。85年に『この世はすべて舞台』で第1回朝日ジャーナル大賞優秀賞受賞。現在、『音楽の友』海外レポート欄のレギュラー筆者。蜷川幸雄の英国公演で通訳を手がける。著書多数有り。

関連記事:
ムーティ指揮:ベートーヴェン《合唱幻想曲 Fantasia in Do Min.Op. 80 》ラ・スカラ(2000.11.5)
[スカラ座コンサート2000ムーティ]
ニューヨーク・タイムズにヴィットリオ・グリゴーロの(センセーショナルな)紹介記事(2010.10.14)

Vittorio Grigolo - インタビュー - TOWER RECORDS ONLINE.pdf

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