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ヴィットリオ・グリゴーロの "The Italian Tenor " 売れてます ☆MET Shop サイン会のエピソード [CD/DVD/映画]

 ヴィットリオ・グリゴーロのアルバム"The Italian Tenor" 、オペラアリア集としてはめずらしくよく売れています。アメリカのビルボードのクラシック部門のチャートで1位を獲得しましたし、イギリスのクラシックチャートでも上位を獲得、とはいえ、もともとクラシック関係のCDは売れないので、その中で上位でもたいして売れていないということになります。しかし、アメリカアマゾンの全ジャンルのランクでもかなり上位に入っていますので、他のオペラ関係のアルバムを大きく引き離してダントツに売れていると思います。同時期に、カウフマン、ビリャソン、フローレス、ガランチャ...と人気オペラ歌手がアルバムを発売していますが、これらと比較しても、"The Italian Tenor" は、桁違いによく売れています。こういう本当にオペラアリアの王道を集めたアリア集は、久しく発売されていなかったのではないかと思いますし、イタリア人テノールのイタリアオペラというのもヒットの要因でしょう。次はどんなアルバムになるのか楽しみです。

★MET Shop サイン会のエピソード
右上の写真はメトの《ボエーム》出演の合間に行われたのサイン会(11月3日午後1時〜3時)の写真です。この時の模様を書いているブログがありました。このブロガーさんは、たまたま通りかかって列に並んだそうですが、あと二人で自分の番という時に、グリゴーロが後ろに控えているアシスタントに「バスルームにちょっと行っていいですか」と言って、席を立って出て行ってしまったそうです。5分、10分.....まだ戻って来ない....やっと小走りで戻って来て、にこやかにサインをはじめたそうです。この話しを読んで、えぇ...トイレにしては長過ぎる、きっとまた「疲れちゃった...甘いものが食べたい.....」とかでチーズケーキを食べていたのではないかと想像しちゃいました。

参考:
Classical artists such as Hilary Hahn chart big on Billboard with little sales
By Anne Midgette/Washington Post Staff Writer /Saturday, January 30, 2010
クラシック部門でのチャートは、数百枚で1位になることもある....ということが書いてあります。私の予想ではグリゴーロのアルバムはかなり売れているはずですし、アン・ミジェットは、グリゴーロのオペラのレビューも書いていましたので、このアルバムについても記事にしてほしいですね。

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