SSブログ

4組のラウレッタ&リヌッチョ:グリゴーロ、フローレス、サッカ、ジョルダーノ [ジャンニ・スキッキ]

 オペラ雑誌のDVDのレビューから....『......テノールの中では、ヴィットリオ・グリゴーロが群を抜いている。見栄えの良さと常に安定した声、リヌッチョに要求される難しいテッシトゥーラもみごとにこなしている。......(l'opera 2010.3 N245 2008年ミラノ・スカラ座、プッチーニ《三部作》DVDレビュー)』
 DVDは、例のごとく日本語字幕は無しですが、ありがたいことに4月にCSで放送されました。交流ブログのeuridiceさんの記事"プッチーニ「三部作」スカラ座2008年"に感想があります。

 私の一番好きな場面フィナーレ、今第一線で活躍中の4組の歌手のビデオクリップを作りました。下の画像をクリックするとリンクしています。[削除]

rinuccio.jpg

1.ラ・スカラ2008年 シャイー指揮、ルカ・ロンコーニ演出:ヌッチ、ニーノ・マチャイゼ、グリゴーロ
見た目も年齢的にも、いいせん行ってます。マチャイゼ25才、グリゴーロは、30才になったばかりですが、30には見えませんもの。とても控えめでおとなしそうなラウレッタで、リヌッチョと末永く幸せに暮らしそうだわ....遺産相続にやっきになっている、まわりの大人たちと違って、本当に爽やか カップルです。

2.メト2007年 レヴァイン指揮、Jack O'Brien演出:コルベッリ、ミキテンコ、マッシモ・ジョルダーノ
確かにフィレンツェの景色ですが、なぜかアメリカっぽい....マッシモ・ジョルダーノは、イタリア人なのに....やっぱり、第三ボタンまではずさなくちゃ.....

3.パリ2004 小澤征爾指揮、ローラン・ペリ演出:コルベッリ、チョーフィ、ロベルト・サッカ
この小澤指揮、ローラン・ペリ演出の公演は、2003年に日本で先行してやりました。私も見ましたが、ラウレッタがダニエル・ドゥ・ニース、スキッキはジョゼ・ヴァン・ダムでした。

4.ウィーン2000年 ボーダー指揮 、マレッリ演出:ヌッチ、キルヒシュラガー、フローレス2000年ということは、フローレス(1973.1.13-)は、27才。キルヒシュラガー(1965-)がラウレッタって、めずらしくないですか? ビデオクリップを見ると、けっこう可愛く化けてます。

★YouTube再生リスト:2008 La Scala "Gianni Schicchi" Rinuccio(Vittorio Grigolo)の部分いろいろ
★Madokakipさんの「映画館で見るメト以外のオペラ」La Scala Nights in Cinema: IL TRITTICO


関連記事:
[ジャンニ・スキッキ]
《ジャンニ・スキッキ》リヌッチョのアリア「フィレンツェは花咲く木のような」☆MP3
24才のアメリカ 人テノール、スカラ座での「ひどい体験」を語る スカラ座の「リヌッチョ」をめぐってのマイケル・ファビアーノ君の体験

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0