ヴィットリオ・グリゴーロ 33 años nada más son media vida..☆☆5人のベストドレッサーオペラ歌手

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　２月19日はヴィットリオ・グリゴーロの誕生日、33歳.....
33歳といえば、ついつい33 añosを口ずさんでしまいます。「たった33才、人生の半分.....33 años nada más son media vida.......」フリオ・イグレシアス（Julio Iglesias, 1943.9.23- ）自身が、33歳の時に作詞作曲.....ということは1976年にヒットした歌なんですね。私も大好きで彼のLP数枚持ってます。イタリア語バージョンのLPもあります。
　グリゴーロもやっと33歳、たった人生の半分.....これから先が楽しみです......

　オペラファンの間ではよく知られている、オペラチックさんのブログにタイミングよく面白い記事が掲載されました。題して「オペラチックの選ぶ5人のベストドレッサーオペラ歌手」ルネ・フレミング、ファン・ディエゴ・フローレス、イアン・ボストリッジ、ケイト・オールドリッチ、ヴィットリオ・グリゴーロの５人です。

オペラチックの選ぶ5人のベストドレッサーオペラ歌手
マリア・カラスは別として、好きなオペラ歌手たちのファッションセンスの悪さには泣かされてきた。舞台で（そして、舞台の外ではことさらに）全員ではないにしても、多くの過去の偉大なスターたちはどうしようもなくやぼったくてむさくるしかった。はにかみやで不格好なジョーン・サザーランドから、巨大なモンセラート・カバリエや最近のルチアーノ・パヴァロッティまで、ファンションなど全然気にしないというか、むしろ、ファンションなどというものからは超越した存在だと自ら思っているような大勢の歌手に出会った。しかし、舞台上で感じよく見えるということは、単なる外見の問題ではない。つまり、スマートなプレイボーイの貴族とか、情熱的なパリ女とかが、舞台にいると信じられるかどうかという問題なのだ。最近、似合わないおしきせの既製の夜会服を拒否する一部の歌手たちがわずかだが登場したのはうれしい。私が選んだ5人のベストドレッサーオペラ歌手を紹介します。..........

ヴィットリオ・グリゴーロ Vittorio Grigolo
オペラファンは彼の清く輝く声に気絶するほど夢中だ。彼は目下チューリッヒでホフマン物語のリハーサル中。オペラクロスオーバーのファンは彼のロマチックな外見（背が高くて、黒い髪、黒い目、浅黒い肌の色、おまけにハンサム）と、すばらしい「ポペラ」のバラード（2006年の個人ソロCDに入っている歌のような）にぞっこんだ。舞台で、このアレッツォ生まれのテノールは、ドレスアップするのが好きだ。曰く、「長いブーツ、ヴェスト、大きな襟と袖のジャケット」を身に付けると、気分が落ち着く。リサイタルでは、流れるような優美な外見を好む。彼の熱気あふれる身体にぴったり合わせたオーダーメイドのグッチの燕尾服を着る。良い靴の価値を知っているから、舞台でも舞台外でもベルルッティを履いている。ジョン・バルベイトス や ジャンフランコ・フェレも好き。舞台外では、ロサンジェルスを本拠地にしているが、快適さが最優先だそうだ。だからアバクロンビー&フィッチ、ナイキやアディダスだ。彼のUGG（アグ）に対する大真面目な偏愛には賛成できないが、あれは、やめるに違いないと確信している。

　ブランド名がいっぱい出てきましたが、もう最近の若い人のファッションにはついていけません。とりあえず娘にアバクロンビーとかUGG（アグ）って知ってる.....と尋ねてみました。

　「アバクロ...知ってますよ。銀座に日本一号店ができた....店内で、モデルばりのメンズ達が踊ったりしているらしい。それがアバクロのやり方。UGGのブーツは持ってます。高いけどイメージがよくないのかしら？...... オフは、スポーツブランドとかアバクロを身につけるのってセレブとかハリウッドのイメージがある（笑）」

　というような返事がきました。UGGのブーツ欲しいの？　なんて言われましたが、私もオペラチックさん同様、こういうのは趣味じゃないです。娘もメンズはちょっとひくかも.....なんて言ってます。右の写真のブーツがUGG（アグ）だと思います。サンフランシスコでの最新のスナップ、グリゴーロのホームページに掲載のものです。

　フローレスは、エルメネジルド・ゼニアがお好みだそうですけど、ウチの連れ合いも好きですよ。数年前のことですが、イタリアに行った時に、ローマのゼニアで日本より安いからとジャケットを買って、カードの請求が来て吃驚仰天....80万円って冗談でしょ....つまり、お店がユーロとリラを間違えて請求しちゃったというお粗末でした。まだリラとユーロがごちゃ混ぜ時期だったんですよ。お直しを日本のお店でしてもらうためにちゃんとレシートがとってあったので、助かりました.....

　今、グリゴーロのホームページを覗いたら、オペラチックさんのこの記事をリンクしてました。オペラチックさんは、ミラノ在住のアメリカ人ブロガーですが、Wmagazine.comの記事で、「今日オペラファンがエキサイトするニュータレントは誰ですか?」という質問に、ヨナス・カウフマンとヴィットリオ・グリゴーロを挙げていましたが、「個人的にはグリゴーロが好き....」なんだそうです。

関連記事：
おめでとう！ヴィットリオ・グリゴーロ32才に...　★☆オペラのエージェントについて
※33 ANNI - イタリア語歌詞.pdf
Opera Chic_ The Five Best-dressed Opera Singers_ Editors' Blog_ Wmagazine.com.pdf

コメント 5

リンク先の椿姫　劇場が違う？。。。しかも6月の公演のような。。。
by Nanako (2010-02-24 22:47) 

Nanakoさん
えっ....どこどこリンク先って.....
もしかして次の記事かな.....
by keyaki (2010-02-24 23:13) 

なんだか違うところにコメントが付いてしまってごめんなさい。間違えましたm(_ _)m。
by Nanako (2010-02-25 11:54) 

Nanakoさん
場所が違ってましたか....
バレンシアではなくてセビリアの《椿姫》のことなんですけど。
バレンシアも日程がなかなか決まりませんが、グリゴーロはキャンセルの可能性もあるかもしれません...ヴィオレッタも誰だかわかりませんし....一人でも大丈夫なスケジュールですし....
スペインの劇場は、チケットの発売が公演がはじまる間際みたいですから、それまでは発表しないんでしょうね。
by keyaki (2010-02-25 15:17) 

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by TopimnWof (2019-11-23 01:05)