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ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ《Leonard Bernsteinのキャンディード Candide》一人三役(2004.11.24) [キャンディード]

 交流ブログ「毎日オペラ」で、《キャンディード》が取り上げられています。実は、ヴィットリオ・グリゴーロも2004年11月に《キャンディード》に出演しているのですが、なにしろ、内容が雲をつかむようなお話ですし、主人公のキャンディードではなく、一人三役の《アルゼンチンの総督/ヴァンデルデンドゥール/ラゴツキー公爵》なんです。日本語で《キャンディード》で検索しても、この役どころが、どういうものか、パッと出て来ませんし、歌がある役なのかもわかりませんでした。ネットではあまり情報が得られないので、ほったらかしにしていたんですが、運良く、しまさんがトーマス・アレン絡みで、ブログで取り上げて下さいましたので、これを利用させて頂かない手はないよな.....ということで、しまさんに質問していろいろ教えてもらいました。

★CARLO FELICE DI GENOVA 《キャンディード》2004年11月24,25,26,27,28,30日 全6公演

iPad/iPhone用Mp3
指揮:ジュセッペ・グラツィオーリ Giuseppe Grazioli
演出:ジョルジョ・ガッリオーネ Giorgio Gallione
舞台・衣裳:Ivan Stefanutti
キャスト:
キャンディード:ジェームズ・ヴァレンティ James Valenti
クネゴンデ:リア・パートリッジ Leah Partridge
マクシミリアン(クネゴンデの兄)/キャプテン:ファビオ・マリア
オールドレディー:ティチナ・ヴォーン Tichina Vaughn
パケット(クネゴンデの家の小間使い):ダニエラ・ピーニ Daniela Pini
ヴォルテール(歌無しナレーター):ウーゴ・ディゲロ Ugo Dighero
男爵/Anabattista/大審問官/カカンボ:アルド.オットブリーノ
パングロス博士(家庭教師)/Martin:アルフォンソ・アントニオッツィ Alfonso Antoniozzi
総督/ヴァンデルデンドゥール/ラゴツキー公爵:ヴィットリオ・グリゴーロ※キャスト詳細カルロ・フェリーチェのアーカイヴ、この時点でのグリゴーロの経歴、まだポップ活動に足を踏み入れてませんが、サイモン・コーウェルから、Il Divoの創設メンバーにという話しがあって、それは断りましたが、自分もオペラ以外の歌が歌えるかもしれない....なんておもいはじめた時期でしょう.....

 ところで、この三役とも、キャンディードが城を追放されて、放浪の旅先で出会うキャラクターで、ちゃんと歌のある、面白い役だということを教えてもらって、俄然興味が湧いて来ました。『バーンスタインの自演盤ではニコライ・ゲッダが担当してますし、歌も演技も達者なテノールじゃないと難しい役だと思いますよ。』 なるほど...こうなると録音も聞きたい!.....RAIで放送してるんですけど....

しまさんが、どの場面でどんな歌を歌うか、Youtubeをリンクして教えて下さいました。こちらの記事
"《キャンディード》@エジンバラ・フェスティバル"のコメントをご覧下さい。

★レビュー:オペラクリック
強烈なインパクトがある一人三役のヴィットリオ・グリゴーロ、三役の中でも特にヴァンデルデンドゥールは、「ロード・オブ・ザ・リング」のねちねちしつこいゴラムにそっくり...(ご存知でしょうけど右上の写真がゴラムですけど、こういう扮装だったのかしら....)

備忘録:
アルフォンソ・アントニオッツィ Alfonso Antoniozzi (1964.8.29 ヴィテルボ)


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コメント 6

しま

リンクをありがとうございました。付け焼刃でご説明したので不十分ですし、間違っている部分もあるかもしれません。

確かに、ネット検索しても、キャンディード関連の情報って大雑把なことしかわからないんですよね。日本ではそれほど有名な演目じゃないのでしょうか。結局、リブレットを必死で解読したほうが早いみたいで。
どんどん人気
グリゴーロがどんなふうに歌ったか聴いてみたいですね。総督のセレナーデなんて結構ロマンチックでカッコいいですし。

でも、アメリカでも既にスターですから、次にやる時にはキャラクター・テノール三役じゃなくて、堂々とタイトル・ロールじゃないですかね?
キャンディードの歌はワン・パターンだから、芸達者な歌手だともったいない気もしますけど。

>ゴラムの扮装
全身タイツだったんですかね!?(*゚Д゚)
by しま (2008-11-08 21:55) 

keyaki

しまさん
ほんと、助かりました。ずっと下書き状態だったんです。
一人三役でそれぞれに歌があるというのが分かっただけでも収穫です。だって、なぜかキャンディードの鑑賞レポートでもキャストに載せてないんですよ。
>>ゴラムの扮装
筋骨たくましいゴラムっていうのも....多分禿げカツラで、リゴレット風演技だったのかも.....写真がないということはよほど気色悪いのかも.....
by keyaki (2008-11-09 10:29) 

euridice

しまさんとkeyakiさんの記事で、思い出し記事をあげましたので、TBします。
よろしくお願いします。字幕付き間違いなしのNHKの放送を逃したのは、残念でした。再放送期待です。
by euridice (2008-11-11 06:37) 

keyaki

euridiceさん
TBありがとうございます。
ミュージカルかオペラか....ということもありますし、関心のある歌手が絡んでないと、なかなか見てみようかな...ということにならないんですよね。

by keyaki (2008-11-11 21:47) 

彩

呼ばれたような気がしたので、出てきてみました(笑)。
あはは、これまたアナタ誰? って扮装ですね~。

"Words, Words, Words"(マルティンて悲観主義者の役だったのですね)は、改装前には本人の公式サイトで音声が聴けました。多分この時の録音ですね。
役どころも歌の内容も知らなかったので、ろくに聴いてなかったんですけど、こんなに話題になる演目だと知ってたら、ちゃんと保存しとけばよかったと思わないでもないこの頃です(笑)。
by (2008-11-12 22:57) 

keyaki

彩さん
オペラクリックの写真、ほんとアナタ誰?ですね。
話題になると聞きたくなりますね。

by keyaki (2008-11-13 00:50) 

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