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ジュネーヴ大劇場《ドン・カルロ》9月6日放送予定! [ドン・カルロ]

緊急のお知らせ!
《ドン・カルロ》放送 Ö1 Programm So, 31.08.2008:オーストリア現地時間:8月31日(日)15:06〜

日本時間:8月31日(日)22:06〜 抜粋みたいです(2008.8.31追記)

 6月16日からの《ドン・カルロ》、最初の2公演は、ヴィットリオ・グリゴーロが、喉頭炎で休演するという波乱の幕開けでしたが、あとの4公演は、つつがなく終了した模様です。
Espace2の1年前のプログラムでは、28日に放送されることになっていましたが、なぜか中止に。がっかりでしたが、どうやら9月6日に放送するようです。
Espace2:9月6日(土)ジュネーヴ大劇場《ドン・カルロ》午後7時〜放送(6月26日の公演)
右の画像をクリックするとプログラムが読める大きさになります。

 レビューも出そろい、かなり、印象的なドン・カルロで、歌唱についてもいろいろ書かれている(仏語なので想像ですけど)ようですので、ぜひとも聞いてみたかったので、とても楽しみです。
 レビューを見た(読めないので)かんじでは、フィリッポ II役の1976年ブルガリア出身のオルリン・アナスタソフは、好評価のようです。
 グリゴーロのドン・カルロは、今までのオペラ歌手の物差しではちょっとはかれないというようなかんじでしょうか。"Le lyrisme physique de Grigolo(26/06/2008)"というレビューは、ヴィットリオ・グリゴーロのことしか書いていませんが、やはり、ポップス界に進出していることが、強調されているようなかんじじゃないのかな...と思います。自分で聞いてみないと、全く想像できませんので、9月の放送が待ち遠しいです。

 右上の写真は、自宅で、お勉強中のようですが、《ドン・カルロ》の楽譜が置いてありますよ。ルッジェーロ・ライモンディによれば、新しい役は、5年くらいかけて準備することもあるようです。通常の舞台もこなしながらの準備ですから、なかなか大変なんでしょうね。オファーは受けたものの準備不足で、キャンセルということも実際にありますから。

関連記事:
《ドン・カルロ》ロールデビュー:ジュネーヴ大劇場2008.6.22〜
ルッジェーロ・ライモンディのジュネーブ大劇場公演記録
R.ライモンディは、ジュネーヴ大劇場とは、トラブルもありましたが、1977年《ドン・カルロ》、1980年《ファウスト》《ドン・ジョヴァンニ》、1983年《セビリアの理髪師》《フィガロの結婚》、1986年《ファルスタッフ》に出演しています。これらの全公演、ラジオ放送、あるいは、TV放送されています。
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コメント 16

rosina

9月6日ですか。 聴き逃さないようにしなければ!
情報どうもありがとうございます。
by rosina (2008-06-29 23:00) 

Sardanapalus

>9月6日に放送するようです
中止になったわけじゃなくて良かったですね~♪私も嬉しいです。「ドン・カルロ」ならどんなのでも聴きたいですから(笑)9月なんて忘れちゃいそうですが、また近くなったらkeyakiさんが記事にしてくださいますよね?
by Sardanapalus (2008-06-29 23:01) 

Mrs.Fairfax

初めまして..
VITTORIOのブログがあるなんてうれしくてお邪魔しました。
オペラど素人ですが、CD買いこんで人柄そのものの少年のような声に酔ってます。
これからもよろしくお願いします。


by Mrs.Fairfax (2008-06-30 00:56) 

keyaki

Sardanapalusさん、rosinaさん
まだ、先ですけど、忘れないようにカレンダーに印をつけました。
前のように、勝手に中止?延期しないことを祈ってます。

>「ドン・カルロ」ならどんなのでも聴きたい
「どんなのでも」.....(笑
マイケルズ・ムーアですか。彼は、新国でパパジェルモンを歌いましたが、好評だったんですよ。私は、彼の日じゃなかったので、残念無念と思ったんですもの.......
Sardanapalusさんの好みに合わない理由もわかるでしょうから、それも楽しみです。
by keyaki (2008-06-30 08:25) 

keyaki

Mrs.Fairfaxさん、いらっしゃいませ。
VITTORIOのファンの方にコメント頂けて、嬉しいです。
私は、6月2日からの駆け出しファンですが、よろしくお願いします。

>CD買いこんで人柄そのものの少年のような声に酔ってます
本当にうっとりします。
ポップスの次のアルバムは、2009年に延期になったとかですが、オペラには年間3本限定ですが、出演しますので、Mrs.Fairfaxさんも一緒にオペラを楽しみましょう。
オテロのDVDも日本語字幕付きが発売されましたので、ぜひぜひ、お勧めです。端役のカッシオが、狂言回しのような存在感抜群です。

もう一つのブログにも、VITTORIOの記事がありますので、覗いてみてくださいね。
http://keyaki.blog.so-net.ne.jp/2008-06-02
ワシントンのジェンナーロはヴィットリオ・グリゴーロに...

http://keyaki.blog.so-net.ne.jp/2008-06-05
2足のわらじ....ほんもののテノール歌手ヴィットリオ・グリゴーロ

http://keyaki.blog.so-net.ne.jp/2008-06-22
ブログ別館《ヴィットリオ・グリゴーロ》開設

http://keyaki.blog.so-net.ne.jp/2008-06-25
《ジャンニ・スキッキ》リヌッチョのアリア「フィレンツェは花咲く木のような」
by keyaki (2008-06-30 08:41) 

助六

リンクされてる4評がすべて好意的、大変好評と言って構わないでしょうね。

録音聞かせて頂いたリヌッチョのヒョロヒョロ声振りからすると瞬間「えっ、カルロ」と思ったんですが、批評で声が足りんと言ってるのは一つもないし、「堂々たる声の真のヴェルディ・テノール」なんて言ってるのも一つあるから、「畏れ入りました」というところ(笑)。まあアラーニャが初めてカルロ歌った時もそうだったから、そういうこともありますわな。

総じて声の魅力、感情表現の率直さが賞賛されてますけど、加えて「しかし通俗に陥らず」、ひいては「ベルゴンツィを思わせる旋律線のエレガンス」とまでブチ上げてるのまである。

「Le Temps」紙のは批評を含むグリゴーロの紹介記事ですが、ポップス界進出については悪意はない冷静な紹介に徹していて、カルロ歌唱については殆どベタ誉め。

批評を字義通りに取れば、あのリヌッチョ等からは長足の進歩を遂げたことになりますが、上り坂の歌い手さんにはそういうことも間々あることではありますね。

趣味知ってる批評家さんは一人もいないし、聴いてみないことには何とも言えませんが、さすがkeyakiさん、追っかけ甲斐は十分ある歌い手さんみたいね。
私も聴いてみたくなりました。
by 助六 (2008-06-30 09:25) 

Mrs.Fairfax

keyakiさま>

早々に密林でポチしてきました。届くのが楽しみです

>VITTORIOのファンの方にコメント頂けて、嬉しいです

いやいや..ファンなんておこがましいです。
オペラの方ってなんか近寄りがたい雰囲気が..と思っていたのですが、2003年の来日のときに、渋谷で見かけてサインをもらって感激!!
でも..TVでちらっと歌を聴いたことはあったのですが、本格的に聴いたのはCDが初めてです(爆)

オペラ.本当にどどどど..素人です..
ミュージカル派でしたけど、グリちゃん(勝手にそう呼んでます)のおかげで...敷居のこちらからではあるけどのぞけそうです。
よろしくお願いします。


by Mrs.Fairfax (2008-07-01 00:19) 

keyaki

Mrs.Fairfaxさん
グリゴーロのカッシオ、ご覧になった感想など、コメント下さいね。
突き飛ばされたり、髪の毛引っぱられたり、それでもちゃんと歌ってますから....(笑

>2003年の来日
スカラ座のウエストサイドですね。楽屋口ではなくて、渋谷で見かけてって、楽屋入り?の時ですか。
次の記事は、グリゴーロのトニーですけど、舞台もご覧になったんですか。日本公演のキャストは、トリプルキャストだったそうですね。
by keyaki (2008-07-01 01:18) 

keyaki

助六さん、
そんなに誉められていましたか。機械翻訳ではどっちだかさっぱりわかりませんでした。
セガリーニが聞きに行かなくてよかった...(笑

by keyaki (2008-07-01 01:30) 

Mrs.Fairfax

楽屋入りかな..と思い声をかけたのですが..
お買い物帰りでした。スニーカーの箱ぶら下げて、sharksの女性キャストとうれしそうに話してました。

ということで..トニー見てないんです!!
2回出かけたのに(爆)


by Mrs.Fairfax (2008-07-01 17:05) 

keyaki

Mrs.Fairfaxさん
2回行って、グリゴーロの時に当たらなかったんですか!
トリプルキャストだったそうですから、連続3回行けばってことかしら。
ミュージカルファンは、出演歌手は、それほど重要ではないということなんですね。
まあ、オペラも、贔屓の歌手が出演しない公演は、キャスト変更があっても、まあ、いいか....ですけど。

トニーとマリアは、オペラ歌手ということですので、歌手の名前が分かれば教えて頂けますか? よろしくお願いします。
by keyaki (2008-07-02 09:30) 

Mrs.Fairfax

>ミュージカルファンは、出演歌手は、それほど重要ではないということなんですね

いえいえ...重要です!!(爆)ただ..トリプルやWだと当日行くまでわからないこともあります。「本日のキャスト」みて一喜一憂..
スカラ座のキャストは
Tony .. Vittorio Grigolo Michael Sommese Fredric Strid
Maria .. Montserrat Marti Chen Reiss Ekaterina Soloveva

でした..いろんな組み合わせがあったみたいで..Fredric Strid Chen Reiss
とMichael Sommese Ekaterina Solovevaでした..わたしが見たのは..

Vittorio GrigoloとChen Reiss をニュースステーションで見て期待して出かけたのですが..「サインもらったんだからいいじゃない」と皆から慰められてます。




by Mrs.Fairfax (2008-07-02 13:26) 

keyaki

Mrs.Fairfaxさん
キャストの件、ありがとうございます。
記事に掲載させて頂きますね。

>Montserrat Marti
は、あのカバリエの娘ですよね。

>Vittorio GrigoloとChen Reiss
Chen Reissは、美人さんですね。この組み合わせが最高だったということかな。
町でバッタリ出会って、サインをもらえたって、本当に運がいいですよ。
by keyaki (2008-07-02 14:19) 

rosina

今日、放送があるんですね!
素早い情報ありがとうございます。
by rosina (2008-08-31 18:42) 

keyaki

rosinaさん
お知らせに行こうかと思っていましたが、タイミング良く見に来て頂いてよかったです。
本日のORFは抜粋ですが、ロドリーゴとの二重唱がないみたい...ですね。
それに、Königlich Dänischen Opernhausesって、デンマーク?コペンハーゲン?王立劇場と混ざってますね。

Espace2は、多分明日あたりにははっきりするのではないかと思いますが、全曲放送ちゃんとやって欲しいです。絶対!


by keyaki (2008-08-31 19:32) 

rosina

放送、ヘマして後半しか聴けなかったんですが、抜粋みたいでしたね。
妙に短かったです。でもかろうじてフィナーレのエリザべッタとの別れのデュエットを聴く事が出来たので、その記事を書きましたので、よろしければこちらにTBさせてくださいませ。
by rosina (2008-09-01 08:25) 

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