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《ジャンニ・スキッキ》リヌッチョ:ミラノ・スカラ座★☆VideoClip [ジャンニ・スキッキ]


↑リヌッチョは、フィレンツを讚え、ジャンニ・スキッキの知恵を借りよう...と歌う
 ヴィットリオ・グリゴーロは、2000年、23才の時に、ムーティ指揮のヴェルディ・イヤー開幕コンサートでのソリストとして、ミラノ・スカラ座デビューを果たしています。2003年には、バーンスタイン作曲《ウエストサイド・ストーリー》のトニー役に抜擢、日本、ベイルートの海外ツアーにも参加しました。この2008年3月の《ジャンニ・スキッキ》のリヌッチョは、ミラノ・スカラ座での、はじめての本格的なオペラ出演となります。
プッチーニ作曲《ジャンニ・スキッキ》ミラノ・スカラ座、2008年3月6日〜4月2日全9公演
リッカルド・シャイー指揮
ルカ・ロンコーニによる新演出(マドリードのテアトロ・レアルとの共同制作)
キャスト:
ジャンニ・スキッキ:レオ・ヌッチ(3/25,28 4/2はAngelo Veccia)
ラウレッタ:ニーノ・マチャイゼ
リヌッチョ:ヴィットリオ・グリゴーロ (3/25,28 4/2はMichel Fabiano)
その他のキャストはスカラ座のサイトを参照
公演日程:3月6, 8, 11, 13, 16, 20, 25, 28日 4月2日

レビューいろいろ:
An uneven Trittico 2008.3.13
リヌッチョについては特別記載はありません。全体の公演としては、「劇場は満席で、プロダクションに対する若干の異論もあったが、上演は成功だった」そうです。
Statisches Puccini-Festival
三部作のなかでは他のに比べて、ジャンニ・スキッキがおもしろかった。レオ・ヌッチはすばらしい喜劇役者ぶりを示した。グリゴーロも際立っていた。彼は、最後にはとっても優しいラウレッタを手に入れる魅力的なリヌッチョだった
Les couleurs de la descente aux enfers
Milano - Teatro alla Scala: Il Trittico
リヌッチョのヴィットリオ・グリゴーロは、間違いなく美しい声をもっている。彼自身が相当に自信を持っている、長続きするフォルテについて危険を避けるようにもっと研鑽を積む必要がある。
Un “Trittico” pour les 150 ans de Puccini
助六さんご紹介のセガリーニのブログです。グリゴーロについては「声を無理強いして叫び声上げるテノリーノのリヌッチョは受け容れがたい」んだそうです。
オペラフォーラムの感想をざっと見たところ一般の人たちには、なかなか好評だったようです。

関連記事:
2足のわらじ....ほんもののテノール歌手ヴィットリオ・グリゴーロ

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コメント 2

rosina

keyakiさん、グリゴーロ君はともかく素の声が魅力的ですね。
これが初めての本格的なオペラ出演だったんですか?
ご存知だと思うのですが、このSe Il Mio Nome Saper Voi Bramateも、フローレス王子のひたすら爽やかバージョンとは一味も二味も違います。技巧も合わせ歌唱が上手なのは王子かもしれませんが、この素の声の良さと情熱ではグリゴーロ君、勝っているような気がします・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=_D5DXOdikoA

私もこれから、彼には注目して行きたいと思うので、よろしければ私のブログとこちらのリンクと、この記事をトラックバックさせて頂いてもよろしいでしょうか?
by rosina (2008-06-24 06:25) 

keyaki

rosinaさん
>これが初めての本格的なオペラ出演だったんですか?
ミラノ・スカラ座で、ということです。書き方がまずかったですね。
記事の文章に付け加えました。

イタリア国内の有名劇場では、すでに、愛の妙薬、ドン・ジョヴァンニ、コジ、セビリアの理髪師とか、歌っているようです。

リンクとTB、いつでもOKです。よろしくお願いします。
by keyaki (2008-06-24 23:58) 

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